アウトドアの達人登場!
炭火を使いこなす"週末ワイルドクッキング"

ワイルドクッキング講師
長谷部 雅一 Masakazu Hasebe
長谷部 雅一 Masakazu Hasebe
アウトドアプロデューサー、ネイチャーインタープリター/有限会社ビーネイチャー取締役。2000年~2001年に世界一周の旅を実行。現在もロングトレイルや秘境を歩く旅人でありつつ、アウトドア関連の企画・運営、幼稚園や保育園の自然体験指導者教育、防災方面の業務を請け負っている。その他雑誌、テレビやラジオなど多数のメディアで活躍中。
撮影/銭田豊裕
文/田村十七男
文/田村十七男
1. 道具を用意しよう

美味しく仕上がるダッチオーブン。左がステンレス製。右が鋳鉄製。鉄鍋の異名を持つダッチオーブンは鋳鉄製が本来のスタイル。ただし手入れにいくらか手間がかかるので、今回はサビに強いステンレス製を用意。家庭のキッチンでも使える10インチサイズ。
2. 白身魚を焼く!

炭の置き方は最初は中央寄せだ。
薄切りにしたニンニクとオリーブオイルを、あらかじめ温めておいたダッチオーブンに入れ、香りが出るまで炒める。
そこに、鱗や内臓を取って下処理をしたあと、よく洗い、塩を振った白身魚を入れ、両面に軽く焦げ目をつける。
薄切りにしたニンニクとオリーブオイルを、あらかじめ温めておいたダッチオーブンに入れ、香りが出るまで炒める。
そこに、鱗や内臓を取って下処理をしたあと、よく洗い、塩を振った白身魚を入れ、両面に軽く焦げ目をつける。
3. その他の具材を入れる

塩水で30分ほど砂抜きをしたあさりとよく洗ったエビを加え、炒めながら★を加える。★がひと煮立ちしたら☆を加え、蓋をして弱火(炭を広げる)にし、15分くらい煮る。ミニトマトはへたを取って半分に切っておこう。
完成!

塩・こしょうで味を整える。最後に細かく刻んだパセリを振りかけて完成だ。「暴れる水」という意味を持つアクアパッツァは、魚介類をトマトやオリーブオイルとともに煮込むイタリア式の鍋料理。想像以上に簡単につくれます。
最後に

ダッチオーブンに残ったスープと具材を使ってもう一品。締めのパスタをつくります。スープをよく吸うよう、7割程度のゆで加減でパスタをゆでる。子供が食べやすいよう、スープ内の骨を事前に取り除いておこう。残ったスープの中にゆでたパスタを投入し、よく混ぜたら完成だ。

4人分
- 白身魚(上:アマダイ)1匹(300~500g)
- あさり(ハマグリ可)300〜400g
- エビ8尾
- オリーブオイル大さじ3
- ニンニク1.5片
- パセリ1房
- ★白ワイン300ml
- ★水100ml
- ★ローリエ1枚
- ★タイム少々
- ☆ミニトマト10〜15個
- ☆黒オリーブ30g
- ☆ケーパー小さじ1
- 塩適量
- こしょう適量