1. ハードクーラーとソフトクーラーの違い
クーラーボックスは、大きく分けてハードクーラーとソフトクーラーの2種類に分類できる。それぞれの違いについてみていこう。
- ハードクーラー
カチッとした作りのハードクーラーは、箱状のクーラーボックスだ。保冷力の高さが魅力である。中に物を入れると重くなってしまうので、ホイールが付いているものもある。硬い素材でできているため、ハードクーラーのうえに座ることも可能だ。収納する際はかさばるというデメリットがある。 - ソフトクーラー
ソフトクーラーは柔らかい素材で作られたクーラーボックスで、使わないときは小さく折りたためる点がメリットだ。ハードクーラーに比べると保冷力は劣ってしまうが、軽くて扱いやすい。
それぞれにメリットとデメリットがある。何を重視するのかにより、選び方も変わってくるだろう。
2. サイズの選び方
クーラーボックスには、さまざまなサイズがある。用途によって使い分けるといいだろう。
・1dayイベント
BBQやスポーツ観戦、野外フェスなどの日帰りのイベントにおすすめのサイズは30Lのクーラーボックスだ。4人家族であればこれひとつあれば十分だろう。子どもの運動会のような行事ならもう少し小さくてもいいかもしれない。
・1泊2日のイベント
1泊2日のキャンプやフェス泊などで4人家族がクーラーボックスを使う際は、30~50Lくらいの大きさがちょうどよい。夫婦2人なら30Lでも十分だろう。
・2泊3日のイベント
2泊3日になってくると、50Lくらいの大きさが必要になってくる。しかし、50Lのクーラーボックスになるとかなりの大きさになってしまうため、30L+20Lのクーラーボックスを2つ使用するなどして中身を分散させてもいいだろう。
クーラーボックスのサイズ展開はメーカーによってまちまちだが、お弁当と水筒が入る5Lほどのソフトクーラーから大容量の60Lのハードクーラーまであらゆる大きさが揃っている。購入する際は、容量のみではなくクーラーボックス本体の大きさもよく確認しよう。大きすぎると、収納や移動の際に支障が出る場合もある。
クーラーボックスのサイズ展開はメーカーによってまちまちだが、お弁当と水筒が入る5Lほどのソフトクーラーから大容量の60Lのハードクーラーまであらゆる大きさが揃っている。購入する際は、容量のみではなくクーラーボックス本体の大きさもよく確認しよう。大きすぎると、収納や移動の際に支障が出る場合もある。
3. たとえばこんな使い方
クーラーボックスを使うときの工夫の仕方を紹介しよう。
・臭いの気になるものは別に
肉や魚などの食材は、臭いが気になってしまうことがある。臭いの気になる食材を別にして小さ目のハードクーラーに保管しておいてもいいだろう。
・食材はできるだけコンパクトに
クーラーボックスへ食品を入れる際にひと手間加えることで、省スペース化や調理の時短が図れる。たとえば、肉はトレーから取り出しチャック付き保存袋に入れる、野菜は切って保存袋や保存容器に入れておくなどだ。さらに肉に下味を付けておくと、調理もスピーディーになるだろう。現地でのごみの削減にも役立つ。
・ハードクーラーとソフトクーラーを併用
それぞれの利点を活かして、ハードクーラー・ソフトクーラーを併用するのもいいだろう。たとえば、ハードクーラーには食材を、ソフトクーラーには飲み物を入れるというような使い方だ。ソフトクーラーより重量のあるハードクーラーに飲み物を入れるとさらに重くなってしまうため、飲み物はソフトクーラーに入れる方がおすすめだ。
結論
クーラーボックスを選ぶ際は、移動するとき、使用するとき、収納するときなど、それぞれのシーンをよくイメージしてみよう。それぞれの家族にぴったりのクーラーボックスを選んで、アウトドアを存分に楽しんでほしい。