アウトドアの達人登場!
炭火を使いこなす"週末ワイルドクッキング"

ワイルドクッキング講師
長谷部 雅一 Masakazu Hasebe
長谷部 雅一 Masakazu Hasebe
アウトドアプロデューサー、ネイチャーインタープリター/有限会社ビーネイチャー取締役。2000年~2001年に世界一周の旅を実行。現在もロングトレイルや秘境を歩く旅人でありつつ、アウトドア関連の企画・運営、幼稚園や保育園の自然体験指導者教育、防災方面の業務を請け負っている。その他雑誌、テレビやラジオなど多数のメディアで活躍中。
撮影/銭田豊裕
文/田村十七男
文/田村十七男
1. 具材を仕込む
ねぎま

ねぎまに使う鶏の仕込みだ。鶏もも肉を程よくカットして、日本酒をかけて揉み込もう。同時に、白ネギも3cm程度の長さに切っておく。
豚バラミニトマト

ミニトマトを洗い、ヘタを取ってから豚バラに巻く。巻いた豚バラが1cm重なったあたりで切る。これを繰りかえす。
アスパラベーコン

アスパラをかためにゆでて、3cm程度に切る。アスパラにベーコンを巻く。アスパラを1周したらベーコンを切る。
たれ
たれ用の調味料をすべて鍋に投入して一煮立ちさせたら完成。お好みで擦ったニンニクを入れてもOKだ。他に、若鶏の手羽やししとうも準備しておこう。
2. 串を打つ

仕込みから焼きまで、子供でも上手に触れるよう幅広の竹串を用意しよう。串を長くすることでやけどを防ぐことができる。ねぎまは、鶏、ネギの順で串に刺す。具材を深く刺すと、焼く際に串を持つ部分が減ってヤケドする恐れがあるので注意が必要だ。
その他の具材も同様に串を打つのだが、若鶏の手羽とししとうは、串を2本使って串を打つようにしよう。
その他の具材も同様に串を打つのだが、若鶏の手羽とししとうは、串を2本使って串を打つようにしよう。
3. 焼く

塩こしょうを軽く振り、弱火(遠火)でじっくり焼こう。軽くあぶった後、たれを数回に分けて塗りながら焼く。
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完成!

じっくり焼くほどに旨味が増す炭火の定番料理が焼き鳥。今回は、変わり種を含み4種類。具材に串を打つ仕込みから、子どもでも楽しめるので、家族全員で楽しみましょう。
食後のデザートにも:サモア

せっかく炭火を起こしたならあれこれ活用したいもの。そこで、子供用のスイートなサイドメニューを紹介します。アメリカのBBQシーンではおなじみのサモア。「Some more」が語源だそうです。子供が料理を待てないときなど、自分で焼かせてみるのにも使える簡単レシピです。
マシュマロを串に刺して一回り大きくなるくらいまでじっくりあぶります。あぶったマシュマロを、チョコレートを載せたクラッカーで挟んで完成。大人は、マシュマロをあぶった直後に軽くウィスキーをかけて召し上がれ。

4人分
- <焼き鳥>
- 鶏もも肉200g
- 若鳥手羽中半わり200g
- 豚バラスライス120g
- ミニトマト8-10個
- ベーコン4-6枚
- アスパラ4-6本
- ししとう10-12本
- 白ネギ1本
- 日本酒少々
- 山椒粉お好みで
- 七味唐辛子お好みで
- 塩適量
- <たれ>
- 濃い口醤油100ml
- みりん50ml
- 酒10ml
- 砂糖大さじ3