1. キャンプに必要なチェアの種類

チェアの種類は3種類に分けられる。まずは種類の違いを覚えていこう。下記で種類別に解説していく。
折りたたみ式
小さく折りたためるもので、持ち運び・収納に便利なタイプだ。少ない荷物でキャンプをしたいときにも最適なチェアではないだろうか。もちろん重さも軽いので、持ち運ぶ際も楽だ。見た目はパイプに布が張られているシンプルな作りだが、ドリンクホルダーや背面ポケットなどがついているものもあり、かゆいところに手が届くアイテムになっている。座高は低めから高めまで揃っている。自分が実践したいキャンプスタイルにあわせて選びやすいアイテムといえる。
リクライニング式
背面が長く、腰かけるときも深くゆったりと座ることが可能なアイテムだ。背もたれの角度調整もできるので、キャンプでリラックスタイムを過ごすときに最適なはずだ。製品によって角度調整のレベルは変わり、無段階調整や3段階調整などがある。リクライニングチェアがあれば、時間を忘れて自然の中で気持ちよく過ごせるのではないだろうか。実際にお店で触りながら製品を選ぶのがよい。
座椅子系
座椅子型のチェアは、望むスタイルによっては必要になってくる。座高はこの分類の中でもっとも低い。折りたたみしやすいので、折りたたみ式同様に使い勝手はよい。座椅子系は座高が低めのものなどもある。折りたたみ式と同じようにコンパクトな作りが特長なので、荷物にもなりにくいはずだ。
2. キャンプで使いたいチェアの選び方

チェアはキャンプスタイルにあわせて選ぶのがよい選び方だ。キャンプスタイルは以下のものがある。1つずつ見ていこう。
ロースタイル
座高低めのチェアを取り入れたスタイルで、頭から上の空間を確保しやすい。座った感じは足を投げ出せるため、ゆったりくつろげる。テーブルも高さが低いものをあわせて統一感を出すのがポイントだ。全体的な高さが低いので、子どもでも利用しやすいのがメリットだ。わざわざ子ども用を用意せずに済む。
また荷物も軽量化しやすいのがポイントである。ロースタイルにぴったりなチェアの選び方は、低めの折りたたみ式やリクライニング向けを持ってくるとちょうどよい。
また荷物も軽量化しやすいのがポイントである。ロースタイルにぴったりなチェアの選び方は、低めの折りたたみ式やリクライニング向けを持ってくるとちょうどよい。
ハイスタイル
座高は高めのスタイルで、標準的な高さともいえる。選び方をとくになにも考えずにこのタイプを選んでも、無難に使えるだろう。チェアのほかテーブルも高くなるので、立って行う調理などがやりやすくなるメリットを持つ。とくにキャンプスタイルにこだわりがなければ、このスタイルで問題ない。
お座敷スタイル
チェアの下にマットを敷いて、お座敷で座るようにするのがこのスタイルだ。靴を脱いで上がれるので、好きな姿勢で座れる。これに合うのは低めの折りたたみ式や座椅子系だ。
3. キャンプ初心者にはどのチェアが最適?

始めたばかりのキャンプ初心者には、ハイスタイルがおすすめである。初心者でも使いやすい標準的な高さなので、キャンプで使用するテーブルとチェアに慣れることが可能だ。キャンプを始めてだいぶ経ち、初心者の域から脱せる頃にほかのスタイルを試してみたくなったら、ローやお座敷に挑戦してみるといいのではないだろうか。
結論
キャンプで使用するチェアは、折りたためるものやお座敷向けなど複数種類が存在する。それぞれ過ごしたいスタイルにあわせて選ぶのがポイントで、スタイルはロー・ハイ・お座敷と分かれている。初心者のうちは、基本的なハイタイプのチェアを選ぶのが賢い選択である。慣れてきてから、ほかのタイプを取り入れてみるのがいいだろう。