1. キャンプの寝袋の種類

キャンプで活躍する寝袋は2種類に特徴を分けることができる。1つは少し丸みのあるマミー型、もう1つは封筒型だ。それぞれの特徴について見ていこう。
マミー型
1種類目は、スリムで身体に密着しやすいマミー型と呼ばれるもので、寒い冬のキャンプでの利用に最適な寝袋だ。というのも細身なので保温性が高まるからだ。顔を少し出すだけの形なので、寒い時期や寒冷地にキャンプへ行く予定がある人は、マミーにするといいだろう。たたむとコンパクトになるため、持ち運びやすいというメリットもある。
封筒型
2種類目は、長方形の形をした封筒型と呼ばれているもので、窮屈な寝袋が苦手という人にイチオシのアイテムだ。広いためゆっくり寝ることができるだろう。こういったもので寝るのが初めてだと、いつもより寝返りをうったり身体を動かしにくかったりと、なかなか眠れない場合もある。
そのため、初めての人にも適したアイテムといえる。また、サイドはジッパーで開くことが可能なので、家族でキャンプに行ったとき布団のように敷いたりかけたりしても活用できるので役に立つ。もちろんもう1つ用意してジッパーで繋いで使用することもできる。
そのため、初めての人にも適したアイテムといえる。また、サイドはジッパーで開くことが可能なので、家族でキャンプに行ったとき布団のように敷いたりかけたりしても活用できるので役に立つ。もちろんもう1つ用意してジッパーで繋いで使用することもできる。
中綿
中に入っている中綿はダウンと毛織に分かれている。ダウンのほうが小さくたためるため、登山や本格的なアウトドアシーンで利用されやすい。しかしダウンにはデメリットもあり、毛織より高価であること、手入れが大変という点が挙げられる。毛織はダウンより荷物になるデメリットがあるが、安価で手入れも楽だというメリットがある。
2. キャンプの寝袋の選び方

キャンプの寝袋の選び方は、季節、収納力、快適に使える温度などから判断する。とくに快適に機能する温度が重要だ。
快適に使える温度
寝袋の商品情報には、使用に適した温度目安が記載されている。その商品で寝て快適に過ごせる温度なので、購入する際は必ずチェックしておこう。表示の見方は、目安温度を確認して書かれている温度より5度高いのが、ちょうどよい温度になるので勘違いしないよう注意してほしい。とくに標高が高いキャンプ場は夏場でもしっかりと防寒対策が必要になる。そのため寒い冬場のキャンプはしないからそこまで気にしなくてもいいというのは間違いなので、覚えておこう。春先や秋口の夜も冷えるため、注意が必要だ。また夏用など季節にあった製品の選び方もポイントだ。
収納力
上記でも説明したが、毛織が用いられているアイテムは、小さくたたみにくいため荷物になりがちだ。反対にダウンが取り入れられているものは軽量化が可能である。キャンプへ行く人数、収納スペースにあわせた選び方もポイントとなる。
3. キャンプ初心者にはどの寝袋がいい?

キャンプ初心者には封筒型が最適だ。とくに初心者家族連れキャンパーには、拡張可能な商品なので役に立つはずだ。最初にその形で慣れてから、キャンプへ行く季節、気温などの状況にあわせてマミー型と使い分けるのがよい。中綿では手入れが楽な毛織が用いられているアイテムをおすすめする。
とはいえ、寒いときはダウンのほうが性能がいいので、持っていても損はない。また、寝袋だけだと底冷えするため、下にマットを敷いて冷気が伝わりにくくしたほうがよい。これらの点を押さえて用意すれば初心者でも快適に寝袋で寝られるだろう。
とはいえ、寒いときはダウンのほうが性能がいいので、持っていても損はない。また、寝袋だけだと底冷えするため、下にマットを敷いて冷気が伝わりにくくしたほうがよい。これらの点を押さえて用意すれば初心者でも快適に寝袋で寝られるだろう。
結論
キャンプの必需品、寝袋選びを間違うとあまり眠れずに過ごしたり寒かったりする。各ポイントを押さえて自分の利用目的にあった製品を選ぶことが大事となる。価格もピンからキリまであるので、初心者は購入しやすいアイテムから試してみてもいいのではないだろうか。