1. キャンプの必需品!テントの種類
キャンプ初心者に最適なテントの種類は以下のものが挙げられる。項目別に解説していく。
ドーム型
1種類目はドーム型でこれは標準的なテントといえる。画像などで見たことがある方も多いだろう。組み立てにもそこまで時間はかからず、なにより1人での設営も比較的難しくないのが特長だ。初心者のうちはテントの組み立てにも時間がかかるはずなので、こういった楽にできるアイテムから始めてみるといいのではないだろうか。
ツールーム型
2種類目はツールーム型だ。4,5人の家族キャンパーにぴったりのアイテムである。というのも中で部屋を2つに分けられるからだ。小さめサイズだと寝るスペースだけでテントがいっぱいになることもあるが、このタイプは寝るスペースとくつろぐスペースを別にできる。しかし設営はドーム型よりは大変ということを覚えておこう。また1人での設営も非常に難しい。
モノポール型
3種類目は三角形の形をしたモノポール型で、てっぺんまで伸びるポールを立てるだけでできるのが特長である。内部の空気の入れ替えができる部分があるなど使い勝手は悪くない。まわりのキャンパーと少し違ったものがほしい方にイチオシのアイテムである。
特殊型
宙に吊るしたスタイルのものや球体のものなどもある。テントの種類は多く、キャンプに慣れてからいろいろなデザインに挑戦するとよい。設営が難しくなればその分時間もかかるからだ。楽しいキャンプをテントの設営時間だけで終わらせないようにしてほしい。
2. キャンプで使用するテントの選び方
テントの選び方はいくつかある。自分のキャンプスタイルと好み、予算などで選ぶといいだろう。具体的な選び方は以下の通りである。
選び方1「重さ」
複雑な立て方を強いられるタイプのテントは必要なものが多くなり必然的に持ち運ぶ際重くなる。モノポールのように使うものが少なければ軽くなるので、しっかり重さもチェックしておこう。軽くて収納面積を取らないものがいいのなら、作る手順が簡単で使うものも少ないタイプを選ぶといいだろう。
選び方2「耐水圧」
屋外で楽しむキャンプは、キャンプ中に天気が悪くなり雨に当たることも多い。テントには耐水圧というものがあり、耐水圧の数値が低いと長時間雨に当たったときに雨がしみこむ可能性が高くなるのだ。
目安となる耐水圧は、フライシート部分が1,500mmはあると安心である。それならばとても耐水圧が高いものにすればいいかというとそうでもなく、高すぎると空気の通りが悪くなり、内部が蒸してきたり結露が発生したりといったことが起こるので注意しよう。
目安となる耐水圧は、フライシート部分が1,500mmはあると安心である。それならばとても耐水圧が高いものにすればいいかというとそうでもなく、高すぎると空気の通りが悪くなり、内部が蒸してきたり結露が発生したりといったことが起こるので注意しよう。
選び方3「設置の難しさ」
見た目がかっこいいテントだからといって設置に慣れていないうちに難しいものを選ぶと、立てるのに時間もかかってしまう。中級者~上級者は構わないが、キャンプ初心者のうちは組み立てが手軽なものを推薦する。
選び方4「人数や予算」
ソロでキャンプしたり家族で行ったりと人数によってもテントの大きさは変わってくる。広さや何人ぐらいまで対応とアイテムの情報が書かれているはずなので、それらを確認しながら少し大きめサイズをチョイスするとよい。ぴったりすぎると余裕がなく使っていて窮屈だからだ。また予算以内で購入できるかどうかも選び方としては大事だろう。
3. キャンプ初心者にイチオシなテントは?
キャンプ初心者に向いているものはドーム型やワンポール型だ。人数によってはツールーム型でもよい。ツールームとワンポールは内部の高さがあるタイプが多いため、テントに高さも重要項目として入れている初心者キャンパーはこの2種類が最適だ。初心者を卒業したら特殊型などにもチャレンジしてみてもいいだろう。
結論
キャンプで使うテントは種類も多く、あれもこれもと選ぶのが大変だが、最初は上記で紹介した基本的な形のアイテムで慣れていくとよい。キャンプ中に行うことの流れも覚えて組み立てるのが速くなっていくはずだ。ある程度慣れてから、デザインや形などにもこだわってお気に入りのアイテムを見つけるといいだろう。