1. 真夏でもバス釣りの服装は長袖長ズボン

バス釣り初心者は「釣り」と聞くと、暑い日なら半袖半ズボンの服装を連想してしまいがちだが、これはあまり好ましくない。とくに夏に陸から釣りをする場合、半袖半ズボンのような服装では、水辺にいる蚊やアブといった虫や、草むらに潜むマダニのような、人の命を奪う虫から肌を守れないのだ。暑い日の釣りには、冷感インナーなどを服装に加えれば、虫から肌を守れるうえに直射日光をさえぎることができるので、涼しさを感じられるだろう。
2. 安全に釣りをするためのおすすめのアイテム、サングラス&キャップ

バス釣りでは、目や頭といったデリケートな部分を守る必要がある。そんな時におすすめのアイテムがサングラスとキャップだ。
サングラス
サングラスをかけている釣り人をよく見かけるが、単なる日よけやファッションアイテムというわけではない。木に引っかかったルアーを無理矢理外したり、バスとの激しいファイト中にルアーがバスの口から外れると、そのまま釣り人の目に向かってすごい勢いでルアーが飛んでくる危険性があるのだ。サングラスをしていれば、そんな危険から目を守れるだろう。
低価格の一般的なサングラスでも十分に目を守れるが、釣り人におすすめのアイテムは釣り用の偏光サングラス。これは偏光グラスと呼ばれ、水面に反射する光を遮断し、水中が見やすくなるというアドバンテージがある。
低価格の一般的なサングラスでも十分に目を守れるが、釣り人におすすめのアイテムは釣り用の偏光サングラス。これは偏光グラスと呼ばれ、水面に反射する光を遮断し、水中が見やすくなるというアドバンテージがある。
キャップ
キャップは釣り人を日差しから守り、日射病や熱中症の対策になるアイテムだ。夏場の炎天下の中での釣りにおすすめのアイテムは、メッシュタイプのキャップ。近年では、UV遮断性の高いネックガードとサングラス、キャップを組み合わせて暑さ対策をする釣り人も少なくない。
3. バス釣りにおいて低価格のレインブーツとレインウェアは正解か?

レインウェアとレインブーツは、釣りを続けていくなら必ず持っておこう。車でフィールドに向かう釣り人なら、常に車の中に保管しておくくらいでもよい。
レインブーツ
釣りにおいてレインブーツは、雨から足元を守るためだけのアイテムではない。草むらに潜むマムシや毒虫から足を守る重要な役目を果たすからだ。注意点として、ホームセンターに売られている低価格の長靴だと、グリップ力が弱く斜面に立てないため、危険な場合がある。ある程度の価格のものになれば、スパイクが備わっているなど、十分なグリップが効く。高価格帯の製品は軽くてスタイリッシュなものもあり、カジュアルな服装にもフィットするだろう。
レインウェア
レインウェアは低価格のもので大きな問題はないが、やはり長い目で見るなら、ある程度の価格のものがよいだろう。安価なものはただのカッパの役割しか果たさないが、高価格のものは1着でウィンターウェアの働きもしてくれるので、考え方次第ではリーズナブルである。
結論
釣り初心者が見落としがちな服装の落とし穴が多く存在するが、この記事を参考にしてもらえれば、最低限の備えはできるはずだ。健康な身体があってこそのバスフィッシングなので、快適かつ安全な装備で自然を満喫しよう。