目次
1. 余りがちなキャンプの食材や料理はどうしてる?

キャンプでは、日常とは違ったことを体験することができる。特にキャンプでの料理は工夫や苦労が最高のスパイスになり味も格別だ。そんな素晴らしい体験をすることができるキャンプ料理だが、持参した食材が余ってしまうことがよくある。食材が足りなかったときのことを考えて多めに購入してしまう方も少なくない。特に肉や魚などの生ものは日が経つごとに傷むので、余らせずに食べきるのがベストだ。キャンプ料理の材料購入時に、きちんと計算して材料が余ることのないようにしよう。
2. 人数を計算して購入しよう!

では、実際にどのように計算してキャンプ料理に使う材料を購入すればよいのだろうか?ここでは具体的な計算方法について紹介する。
キャンプでは、普段の食事のように時間内で集中して食事をするスタイルではなく、調理しながら随時食べるので、長時間にわたって食べていることが多い。時間をかけて食べるキャンプでは、普段の食事よりも満腹になりやすいので、それを考慮した計算をする必要がある。
キャンプでは、普段の食事のように時間内で集中して食事をするスタイルではなく、調理しながら随時食べるので、長時間にわたって食べていることが多い。時間をかけて食べるキャンプでは、普段の食事よりも満腹になりやすいので、それを考慮した計算をする必要がある。
- 肉の場合・・・男性200g×人数
女性100g×人数
子ども50g〜100g×人数分 - 魚やエビの場合・・・1匹×人数
- 野菜の場合・・・大人10人で各野菜1袋の計算
(例:大人5人の場合は各野菜1/2袋という計算) - 焼きそばの麺・・・一般的な人数分の分量
ここで紹介している材料の計算方法は一般的な量なので、キャンプメンバーに少食の方やたくさん食べる方がいる場合は、それも考慮して調節してほしい。購入後に「少し少ないかな?」と感じるくらいの量がベストである。材料を購入する際には、ぜひこの計算方法を参考にしてみてほしい。
3. メニューを事前に決める

事前にキャンプでの料理メニューを決めておこう!
キャンプでの料理食材が余ることのないように、事前にキャンプでの料理メニューを決めておくことも重要である。事前にメニューを決めておくことで、必要な分だけの材料を購入することができる。また、なるべく材料の種類が少なく、簡単に調理することができるメニューを選ぶと失敗なく料理を楽しむことができる。
事前にできる下ごしらえは済ませておこう!
キャンプ前日に野菜や肉の下ごしらえをして、当日は簡単に調理できるようにしておくことも大切だ。例えば野菜をカットしておいたり、肉に下味をつけて寝かせておくとよい。下ごしらえをした食材をジップロックのような密封できるジッパーつきの袋に入れ、当日持参することをおすすめする。
4. 余った料理を使ったアレンジレシピ2選

余ったお肉と野菜を使った焼きそば
焼きそばはキャンプ料理のシメとして人気の高いメニューだ。最後に余った肉や野菜を全て混ぜ、美味しく食すことができるのでおすすめである。
【材料/5人分】
【材料/5人分】
- 焼きそば麺 5玉
- 余った肉 お好みの量
- 余った野菜 お好みの量
- 塩こしょう 少々
- ソース 大さじ5
【作り方】
- 肉と野菜をカットする
- 麺に水を通し、水をよくきる
- 鉄板に油をひき、肉を炒める
- 肉に火が通ったら野菜も炒める
- 塩こしょうで肉と野菜に味付けをする
- 麺を入れてよく混ぜ合わせたら、ソースを加えてさっと炒める
きのこと余り野菜のホイル焼き
きのこと野菜は相性もよく、にんにくとオリーブオイルの風味がよく効いたおすすめのレシピだ。余り野菜を活用して、ホイル焼きの美味しさを堪能してほしい。
【材料/5人分】
【材料/5人分】
- しめじ 2パック
- まいたけ 1パック
- エリンギ 2本
- 余った野菜 お好みの量
- にんにく 5片
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩こしょう 少々
【作り方】
- きのこと野菜をカットしてアルミホイルに入れる
- にんにくをスライスしてきのこと野菜の上にのせる
- オリーブオイルと塩こしょうをかける
- 隙間のないようにアルミホイルを閉じる
- 焼き網に乗せ弱火で10分間蒸し焼きにする
5. それでも余ったら?持ち帰り保存方法を紹介

野菜の持ち帰り保存方法とは?
クーラーボックスを持参してその中に野菜を入れて保存しよう。カットした野菜は、密封することができるジッパーつきの袋に入れ、空気をなるべく抜いた状態にしてクーラーボックスに入れるといい。また、クーラーボックスの中には冷気を温存しておくための保冷剤も必要だ。
肉や魚はどうすればよいの?
肉や魚は持ち帰らないようにしよう。時間が経っている肉や魚は細菌が増殖している可能性があるのだ。食中毒予防のためにも、肉や魚は余らせないように用意し、その場で食べきることをおすすめする。
結論
キャンプの醍醐味である料理は、普段では味わうことができない味や経験を楽しむことができる。できるだけ材料を余らせることなく、事前にメニューを決めて、必要な材料を計算しておくことが大切だ。また、万が一食材が余ってしまった場合には、今回紹介したレシピを参考に美味しく調理してみるといいだろう。