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メジナ釣りは初心者でも簡単!釣り方のコツや必要アイテムを伝授

メジナ釣りは初心者でも簡単!釣り方のコツや必要アイテムを伝授

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年2月11日

メジナは釣りのターゲットとして人気が高い。メジナ釣りは初心者でもチャレンジしやすく、釣り方の奥深さに夢中になること間違いなし!そこで今回は、メジナの地方名などの基本知識や仕掛けのコツ、必要な釣りアイテムなどを解説していこう。

1. メジナを釣る前に!知っておきたい基本知識

メジナの特徴

メジナは楕円形で、口は体の割に小さい。全体に青黒い色をしており、腹側がやや銀白色になっている。やや粗いウロコの中心には、小さな黒点があるのも特徴的だ。成魚になると体長は50㎝前後になるが、成長のスピードは遅く、1年で10㎝、3年で20㎝で、30㎝になるまでにはその後7年間かかるといわれている。

メジナのおもな産地

メジナは、東アジアの広い海域に分布しており、日本でも北海道南部から沖縄まで全国的に生息している。関西地方ではグレ、伊豆ではクシロ、岡山や九州地方ではクロと呼ばれるなど地方名が多いことが、全国で釣られていることを物語っている。そのため産地は定まっていないが、特に北陸から山陰にかけて漁獲されており、「日本海が荒れるとメジナが大量に釣れる」といわれている。

メジナの旬

メジナの旬は冬で、寒くなってくると脂が乗ってきて、秋頃から次第に味が良くなる。また、メジナは冬の時期は海藻を食べるので、夏に比べて磯臭さが薄れているのも、よりおいしく食べられる要因である。

メジナのおいしい食べ方

メジナの白身は弾力があり、刺身、焼き物、揚げ物、煮物などさまざまな調理法でおいしく食べられる。中でも、オーブンの天板にハーブを敷き、塩・こしょうを振ったメジナを乗せてオリーブ油をかけて焼き上げるハーブ焼きは、メジナの白身の味を一層際立たせる。また、長崎県対馬市では、お正月に食べるお雑煮は、メジナで出汁を取る。

2. メジナ釣りのおすすめの時期や場所は?

メジナ釣りのベストシーズン

メジナは一年を通して釣ることができるが、冬はメジナ釣りのハイシーズンで身もしまっておりおいしい。また、夏の前半である梅雨の時期のメジナも「梅雨メジナ」と呼ばれ狙いやすい。メジナの産卵期は2~4月頃で、産卵期を過ぎると一旦食欲が落ちるが、梅雨時期になると回復して食いが活発になってくるからだ。

メジナ釣りにおすすめの場所

メジナは、夏は磯や堤防からでも釣ることができる。潮通しのよい場所を選ぼう。冬のメジナは沖磯から狙うため、渡り船を利用する釣り方も多い。潮がよく動く「上げ3分」「下げ7分」という時間帯によく釣れる。「上げ3分」とは、干潮時から2時間弱後、「下げ7分」とは満潮時から2時間弱後のことをいう。

3. メジナ釣りに欠かせないアイテム【釣り竿・リール編】

メジナ釣りでは、ウキフカセ釣りがメインなので、ウキフカセ釣りに特化した竿やリールを使うとよい。おすすめのものを見ていこう。

メジナ釣りにおすすめの竿

メジナ釣りには、オモリ負荷が1~1.5号で、5m前後の磯竿がおすすめだ。釣り場の状況や魚との駆け引きに応じて長さを変えられる、ズームタイプのものだと尚便利だ。

メジナ釣りにおすすめのリール

ハリスは高比重であるフロロカーボンラインの2号から3号程度を使用するとよいので、リールは2500番から3000番程度が妥当だ。ラインを緩めたり巻き上げたりして魚とのやり取りがしやすいように、ドラグの出し止めが人差し指で調整できるレバーブレーキタイプがおすすめだ。

4. メジナ釣りに欠かせないアイテム【仕掛け編】

ウキ

ウキフカセ釣りの仕掛けには、ウキが重要アイテムである。0号から3Bまでの浮力の違うウキを用意しておき、使用するオモリに合わせて変えるとよい。メジナの仕掛けには、その他にもシモリ玉、ウキストッパー、サルカン、オモリなど多くの小物を用いる。散らばりやすい小物類は小型ケースに収納しておくと便利だ。

ハリ

メジナ釣りにはひねりよりも刺さりを重視したグレ針を使うとよい。サイズは5~8号で、沈降速度を早めたいときは、大きいもの、遅くしたいときは小さいものと、使い分けるようにしよう。

5. メジナ釣りに欠かせないアイテム【エサ編】

メジナ釣りの付けエサ

メジナ釣りの付けエサには、生のオキアミをメインで使う。尾羽根を切ってオキアミが真っすぐにハリに付くように、お尻の方から針の形状に合わせて針を差し込む。その他、芝エビなどのむき身や加工オキアミ、ボイルオキアミなど、メジナの食いが渋いときほど柔らかいエサを選ぶとよい。

メジナ釣りの撒きエサ

撒きエサは、メジナを釣りやすいタナまで浮かせるために重要だ。冷凍オキアミと粉末の配合エサと海水を混ぜたものを撒きエサとして使う。海水の量は、その時の潮流の速さなどに合わせて調整するなどして、毎回オリジナルブレンドのものを作る必要がある。

ヒシャクにもこだわろう

撒きエサを理想どおりのコントロールで投入したり、ダンゴ状やスジ状など自由に打ち分けたりするためには、ヒシャクも重要だ。エサ放れのよいカップで、エサの重さに負けてねじれないシャフトのものを選ぼう。

結論

メジナ釣りは初心者でも気軽にできるが、仕掛けアイテムを調整するなど、状況に応じたテクニックも必要になってくるので、知れば知るほどおもしろくなる。この記事を参考にしてメジナマスターになり、メジナ釣りを満喫してほしい。
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  • 更新日:

    2020年2月11日

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