1. 飯盒炊爨のメリットは?
たくさんの調理器具があるなか、飯盒を使って炊爨するメリットはどういったところにあるのだろうか?
まず第一に、飯盒はお米や水の量を測るのが簡単だという点だ。これはご飯を炊くために作られた調理器具ならではのメリットといえるだろう。また中蓋のおかげで圧力がかかりやすく、ご飯がおいしく仕上がりやすいところもメリットだ。
飯盒はご飯を炊くだけではなく他の調理にも使えるところも魅力だ。内蓋を使って目玉焼きを作ったり、本体部分に水を入れてお湯を沸かしたりと、工夫次第でさまざまな使い方ができるのだ。
そしてこれだけ幅広く使えるのに、軽くて丈夫でリーズナブルなところが最大のメリットだ。アウトドアシーンで便利な調理器具は色々と並んでいるが、この機会にぜひ飯盒にも目を向けてみてほしい。
まず第一に、飯盒はお米や水の量を測るのが簡単だという点だ。これはご飯を炊くために作られた調理器具ならではのメリットといえるだろう。また中蓋のおかげで圧力がかかりやすく、ご飯がおいしく仕上がりやすいところもメリットだ。
飯盒はご飯を炊くだけではなく他の調理にも使えるところも魅力だ。内蓋を使って目玉焼きを作ったり、本体部分に水を入れてお湯を沸かしたりと、工夫次第でさまざまな使い方ができるのだ。
そしてこれだけ幅広く使えるのに、軽くて丈夫でリーズナブルなところが最大のメリットだ。アウトドアシーンで便利な調理器具は色々と並んでいるが、この機会にぜひ飯盒にも目を向けてみてほしい。
2. 飯盒でご飯を炊く前の事前準備
飯盒で炊爨をするときには、まずは事前の準備が必要だ。
飯盒を初めて使う前にすること
新しい飯盒を初めて使う前に、米のとき汁を入れて10分以上火にかけておく。こうすることでアルミくささがなくなり、黒く汚れることを防ぐ効果が期待できる。
炭でご飯を炊くときの準備
炭で炊爨をする場合、まずは炭火を起こしておく必要がある。炭火を起こすのには時間がかかることがあるので注意が必要だ。飯盒は炭に直接置いて使うことができるが、蒸らしのときなどに網があると便利だ。
バーナーやカセットコンロでご飯を炊くときの準備
バーナーやカセットコンロは、火力が安定しやすく調節もしやすいので飯盒炊爨の初心者には特におすすめだ。準備は特に必要ないが、風が強い場合は風除けを作っておくとよい。
固形燃料でご飯を炊くときの準備
固形燃料も、着火させるのが簡単なので飯盒炊爨におすすめだ。ただし風の強さや気温などによって、燃料の消費量が変化するため注意しよう。風が強い場合は風除けを作っておくと安心だ。
3. 失敗しない飯盒ご飯の炊き方のコツ
ではさっそく飯盒でのご飯の炊き方をみていこう。炊き方の手順とともに失敗しないためのコツも紹介しておこう。
お米の量は正確に測る
お米の量は飯盒でも測ることができるが、おいしいご飯を炊きたいなら家で正確に計量し、ジップロックなどに入れて持参することをおすすめしたい。
お米に水を吸わせる
お米を研いだら、お米にしっかりと水を吸わせよう。夏場なら30分以上、冬場なら1時間以上が目安だ。十分に水を吸わせないと、ご飯に芯ができたりパサついたりする原因となるのだ。
火加減に注意する
お米を炊くときは、火加減に注意する。沸騰するまでは弱火から中火で加熱するのがポイントだ。強火にしないように注意しよう。一般的には沸騰したら吹きこぼれるまで強火にするが、焦げてしまうこともあるため、弱火から中火のまま炊いてもよい。
炭火で飯盒を使う場合火の調節が難しいので、飯盒を網の上に乗せ、乗せる位置を変えることで調節するとうまくいきやすい。
炭火で飯盒を使う場合火の調節が難しいので、飯盒を網の上に乗せ、乗せる位置を変えることで調節するとうまくいきやすい。
沸騰したら蓋に重石を乗せる
お湯が沸騰してきたら、蓋が外れないよう重石をのせる。なお飯盒の蓋は閉めたまま炊く方法と、沸騰するまで開け、かき混ぜながら炊く方法がある。飯盒初心者の方は、蓋を開けておくほうが中を確認できるので、失敗しにくいかもしれない。
火からおろして蒸らす
パチパチと音がしたら火からおろして蒸らす。なお、よく飯盒をひっくり返して蒸らす光景を見るが、ご飯の味を考えるならひっくり返さずそのまま蒸らす方がよい。飯盒をひっくり返すのは蒸らすためではなく、飯盒についた汚れを熱いうちに落としておくためなのだ。
4. ご飯を堪能した後の飯盒のお手入れ術
飯盒は丈夫で扱いが簡単なのが魅力だが、汚れやすくお手入れに少々時間がかかるところが難点だ。汚れを少しでも防ぐには、飯盒の外側にあらかじめ石鹸水を塗っておくと効果的だ。
ついてしまった汚れは、たわしなどでゴシゴシこすってしっかりと落としておこう。飯盒が熱いうちにこすっておくと、すすや吹きこぼれの汚れは落としやすい。
炊き上がったご飯はすぐに別の容器に移し替え、水につけておくと汚れがこびりつかずに落としやすくなる。
綺麗に洗った後はしっかり乾かしておく。乾かないうちに蓋をすると、カビの原因になることも。
ついてしまった汚れは、たわしなどでゴシゴシこすってしっかりと落としておこう。飯盒が熱いうちにこすっておくと、すすや吹きこぼれの汚れは落としやすい。
炊き上がったご飯はすぐに別の容器に移し替え、水につけておくと汚れがこびりつかずに落としやすくなる。
綺麗に洗った後はしっかり乾かしておく。乾かないうちに蓋をすると、カビの原因になることも。
結論
飯盒を使ったご飯の炊き方は難しいイメージがあるが、正しい炊き方を確認しいくつかのポイントをおさえておけば、上手にご飯を炊くことができる。飯盒で炊爨をすると、キャンプらしさがグッと増すのでぜひチャレンジしてみてほしい。