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登山で美味しいコーヒーを淹れるためのコツはこれだ!

登山で美味しいコーヒーを淹れるためのコツはこれだ!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年2月 5日

山で飲むコーヒーは、コーヒー好きはもちろん、そうでない方にとっても格別なものだろう。美味しいコーヒーを淹れるためには、お湯を沸かす作業から一つ一つが神聖な儀式のようなものとなる。登山においては、軽量で機能的な道具を選び、美味しいコーヒーを淹れる術を知ることが重要だ。そこで今回はコーヒーを淹れるためのおすすめの道具や、美味しいコーヒーを淹れるためのポイントを紹介する。

1. 登山で美味しいコーヒーを飲むための淹れ方

登山でコーヒーを飲むには、お湯とコーヒー豆が必要となる。もちろん、インスタントコーヒーを持っていけば、お湯を沸かすだけでコーヒーは飲めるが、豆を持参し山でミル挽きなどすれば、新鮮でより一層美味しいコーヒーが飲めるはずだ。
コーヒーミルを持参するなら、アウトドア用のものが軽量で持ち運びしやすい。愛着を持って大事にしていきたいのであれば、スタイリッシュなデザインで、分解して洗うことができるタイプもあるので参考にしてほしい。
また、お湯を沸かすケトルについても、デザイン性はもちろん、軽量かどうか、熱伝導がよいか、ドリップしやすい注ぎ口かなどに着目して選定したい。
最後に、バーナーだが、山は風が強い場合があるので、軽量かつ火力が強いものがおすすめだ。
また、パーコレーターをご存知だろうか。パーコレーターとは、フランスで考案されたコーヒーを抽出する器具で、西部開拓時代にアメリカで普及した。
パーコレーターはポット状で、必要な量のお湯を入れ沸かした後、いったん火から離し、ミルで引いたコーヒー豆をセットする。さらに火にかけることで、お湯がパーコレーター内の管を上昇し、所定の場所にセットしたコーヒー豆に噴水のように降り注ぐようにできている。
パーコレーターの蓋の部分は透明で、中のお湯の色が見えるので、コーヒーが抽出されたかどうかの判断ができる。パーコレーターを何度か使っていけば、窓越しのコーヒーの色を見るだけでちょうどよい抽出具合が分かるようになるだろう。

2. コーヒーを淹れるために必要な道具と材料

山で飲むコーヒーは、いつも飲むコーヒーよりも美味しく感じるものである。登山で使うおすすめのアウトドアコーヒー道具を紹介する。美味しく淹れられるだけでなく、携帯性に優れたお気に入りのコーヒーセットを持って登山に出かけよう。

  • 登山でコーヒーを淹れる場合に、事前に挽いたコーヒー豆を持参してもよいが、飲む直前に挽いたコーヒー豆は格段に味が上回る。最近のコーヒーミルは、ハンドルを外せて収納でき、コーヒー豆の大きさもお好みの粗さに設定できるタイプがある。
  • ケトル
    コーヒーを淹れるお湯を沸かすために必要なのがケトルだ。登山用のケトルは軽くて丈夫な設計となっている。コーヒー以外にも、カップラーメンやみそ汁なども作ることができるため、ケトルがあって困ることはない。
  • カップ
    登山ではカップといえども機能性が求められ、デザインや保温性でもその味わいが変わってくる。カップ自体を火にかけられるタイプもあり、そのようなカップは、小さな鍋としても使えるから便利だ。
    収納性を重視するなら、平らに折りたためるタイプもある。
  • ドリッパー
    紙のドリッパーは手軽な反面、ゴミが出る点と、コーヒーのオイル成分を取ってしまうという味の面で難点がある。金属製のドリッパーや、ポリエステル製のメッシュで作られたものもあるが、登山の時はフィルターを洗うことができない点に注意が必要となる。好みに合わせて選ぶといいだろう。
  • クッカー
    お湯を沸かすために使えるのがクッカーという調理器具だ。お湯を沸かすだけではなく、食材を煮たり炒めたりすることもできる。容量の大きいクッカーを使うと、コーヒー用のお湯だけでなく同時にカップラーメン用のお湯まで沸かすことができるため便利だ。
  • バーナー
    お湯を沸かすためには火が必要だ。バーナーは、ガスボンベをセットし火をつけることで、クッカーなどに熱源を供給することができる。強火が安定しているタイプを使用すると、山で風が強い時にも安心してお湯を沸かすことができる。

3. 抽出方法別!美味しいコーヒーの淹れ方

コーヒーの味は、豆からの抽出方法で差が出てくる。今回は2つの抽出方法について紹介する。
  • ペーパーフィルターでの抽出
    簡単で馴染みがあるのが、ペーパーフィルターでの抽出だ。登山ではゴミを持ち帰るのが当然であるが、この抽出方法ならペーパーに残ったコーヒー豆をそのまま丸めて持ち帰ることができる。
    コーヒー豆のオイル成分が紙に吸収されてしまうという欠点はあるが、コーヒーの味は十分に楽しむことができる。
  • パーコレーターでの抽出
    パーコレーターはお湯を沸騰させ、そのあとにコーヒーの粉を入れ、弱火で数分抽出するだけの簡単なコーヒー抽出機だ。仕組みは簡単であるが、火加減や火から離すタイミングによってコーヒーの味に大きな差が出るため、美味しいコーヒーができるにはある程度の慣れが必要となってくる。

結論

登山でコーヒーを飲むことは、初心者からベテランまで憧れるものである。豆や道具にこだわり、ある種の儀式のようにとらえている方もいることだろう。この記事では、登山における基本的なコーヒーの淹れ方や道具について紹介した。道具の選定や、ちょっとしたコーヒーの淹れ方のコツによって、コーヒーの出来栄えが大きく異なってくるため、登山に行く前に練習すると安心だろう。普段暮らしている場所と、山の上ではお湯の沸点なども異なってくるため、火加減などの微調整については、ある程度慣れが必要な部分もある。
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  • 更新日:

    2020年2月 5日

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