チヌ釣りに行こう！基本のアイテムや場所・秘訣もご紹介

チヌは通称の呼び名であり、「クロダイ」という魚のことで北海道南部より南の日本各地で生息している。チヌは、シルバーグレーに輝いた色とエラブタの上の部分に黒い斑点があるのが特徴だ。
旬は秋から春にかけての9月〜4月で、刺身やカルパッチョ、炊き込みごはんにすると美味しく食べることができる。また、さらに美味しくいただくには、フェンネルなどを使い香草焼きにすることがおすすめだ。チヌ特有の臭みも気にならないので試してみてはいかがだろうか？

チヌは一年中釣ることができる魚だが、とくにチヌ釣りにおすすめの時期は4月〜5月と９～11月だ。チヌの旬でもある時期なので美味しく食べられる。

また、チヌ釣りの場所は、防波堤がおすすめだ。とくにテトラ付近はチヌが泳ぎ回っていることが多いので、チヌ釣りのポイントとしておすすめだ。時期や場所のポイントを押さえて、チヌ釣りを楽しんでみてはいかがだろうか？

チヌ釣りをするには釣り竿などの道具が必要だ。ここではチヌ釣りをするために欠かせないアイテムの釣り具とリールについて紹介する。

チヌ釣りは岸壁に沿って仕掛けを落とすので、短い釣り具（サオ）を使う。また、サオの種類は和竿やカーボン製ロッドなどを使うことが多い。

チヌ釣りでリール選びは重要なポイントであり、専用のタイコリールの使用をおすすめする。軽量なうえにスムーズに糸を出し入れすることができるからだ。また、初心者の方でも簡単に操作できるのでぜひ取り入れてみてほしい。

ここでは、チヌ釣りにおすすめのワームやルアーについてご紹介する。

ワームはグニョグニョしたゴムのような素材からできているのが特徴だ。ルアーに比べると長く使うことはできないが、素材のグニョグニョした特徴が海中に漂うことでリアルな海の生き物の動きを表現してくれる。チヌ釣りにおすすめのワームは、甲殻類に模したものがおすすめだ。とくにカニやエビのような真っ赤な色がおすすめだ。

ルアーは、硬い素材でできており何度も繰り返し使うことができる。チヌは海底の甲殻類を好むので、ルアーはカニやエビなどの甲殻類を模したものをおすすめする。また、カニやエビなどの甲殻類をイメージしながら竿を動かすとよく釣れるので、ぜひ参考にしていただきたい。

チヌは甲殻類のほか、ゴカイや貝類もかみ砕いて捕食する。なかでも、甲殻類を好物とした魚なので、撒き餌にもエビやカニなどを使うことが多い。オキアミやボケ・シラサエビ、アナジャコなど、数種類用意したい。

とくにおすすめなのがオキアミだ。一年中使うことができ、背刺しで使ったり、ダンゴに混ぜて撒き餌としても使う。

チヌ釣りを成功させるにはちょっとした秘訣がある。ここでは、アタリへの合わせ方や探り方・フカセや落とし込みなどのちょっとしたチヌ釣りのコツを紹介する。

チヌ釣りの場合、アタリは糸の変化に合わせるとうまく釣ることができる。チヌ釣りのアタリは、糸が海中に引き込まれていくときに合わせよう。また、チヌ釣りの場合の探り方は底釣りとタナ釣りの2種類がある。底釣りは海底を狙った探り方、タナ釣りは中層を狙った探り方だ。

チヌのフカセ釣りは横にも縦にも釣ることができるのでおすすめだ。フカセ釣りはウキや針を使った釣りの方法で、警戒心の強いチヌにはとても有効な釣り方だ。

また、落とし込みの場合、足元をポイントにするとよく釣れる。チヌは落ちてくるものに反応しやすいので、壁からはがれたかのような演出もぜひ実践してみてはいかがだろうか。