このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

山菜採りデビュー!収穫しやすい時期や必須アイテムを紹介

投稿者:ライター 佐藤夏帆(さとうなほ)

2020年2月 9日

春の恵みである「山菜」。自然の中に生息するエネルギーに満ちた山菜は、昔から日本人に親しまれてきた食材だ。今回は、山菜採り初心者でも収穫しやすい山菜や、山菜採りをする時の服装や必需品、マナーや注意点を紹介する。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 初心者でも収穫しやすい山菜の種類10選

山菜採り初心者でも収穫しやすい山菜は以下の10種。採れる時期や食べ方などを紹介する。
  • あいこ(ミヤマイラクサ)...4〜6月が旬。イラクサの仲間でトゲがあるが、火を通すと簡単に取れる。茎は茹でて皮をむきおひたし、和え物にする。葉は天ぷらや味噌汁に。
  • 青こごみ(クサソテツ)...4〜6月が旬。食感もよく程良いクセもあるのが魅力だ。茹でておひたしや和え物、天ぷらが美味しい。
  • 赤みず(ウワバミソウ)...4〜6月が旬。アク抜きの必要がなく、クセもないのでさまざまな料理に使える。茎を油で炒めてから煮びたしにしたり、茹でて酢の物、味噌汁にも。
  • うど...5〜6月が旬。切ってから酢水に15分程度浸してアクをぬく。生のまま味噌をつけて食べたり、天ぷらにしても美味しい。塩漬けをして保存しておくこともできる。
  • うるい(オオバギボウシ)...4〜5月が旬。歯ごたえがよくクセのない味なので、湯通ししておひたしにしたり、天ぷらや炒め物にして食べる。生ならサラダにも。
  • せり...2〜4月が旬。昔から漢方や生薬としても親しまれてきた。アクが強いので、塩でさっと湯がいて水にさらす。かき揚げやおひたしにしても美味しい。
  • ぜんまい...3〜6月が旬。アクが強いので、重曹を入れて沸騰させ一晩置いてアク抜きをしてから、天日干しすることが多い。新芽を煮物や和え物にして食べる。
  • たらの芽...4〜5月が旬。タラノキの新芽部分を食べる。山菜の王様と呼ばれるほど人気があり、天ぷらとして食べるのが一般的。さっと塩茹でして和え物にしても美味。
  • ふきのとう...3〜5月が旬。地下茎は有毒のため、地表に出てきた花のつぼみのみ食べることができる。アクがあるので、塩茹でしてから酢味噌和えやフキノトウ味噌に。
  • わらび...4〜7月が旬。茎を自然に折れるところから採る。有害なアクは重曹と熱湯をかけ1晩置いてよく水にさらして抜く。おひたしは独特のヌメリが癖になる美味しさ。

2. 山菜採りに適した服装と必須アイテム

山菜は水辺の斜面に生えていたり山奥に生えていたりと、簡単に採れる場所ばかりではない。そのため、山菜採りに適した服装や必須アイテムで臨むことが大切だ。

服装

  • つなぎ(作業着)
    虫刺されや植物による皮膚トラブルから身を守るには、長袖長ズボンがマスト!草の中や藪の中にも入るため、枝などが引っかかってもほつれない丈夫な生地のものがよい。つなぎは、かがんだ時に腰の部分が露出しないのもおすすめする理由の1つだ。また、結構汚れるため、あまり高価なものではない方がよいだろう。ただし、つなぎは首の部分が保護されないため、タオルを巻くなどしてできるかぎり露出を抑えよう。
  • 下着
    山菜採りでは、汗をかいたり急に雨が降ってきたりすることを想定して、速乾性のある下着を着用しよう。綿素材の下着は吸水性はあるが速乾性に優れていないため、汗冷えして風邪をひいてしまう可能性がある。

  • 山菜採りは山の中のぬかるんだ場所や斜面を歩くことになる。そのような場所でもしっかりと歩くことができるトレッキングシューズ・登山靴・スパイクシューズ・長靴などを履いて行くのがおすすめだ。
  • 手袋
    山菜を摘み取る時に必要な「手袋」。素手で山菜採りをしていると、かぶれる植物を触ってしまったり、蛇やヒルに噛まれたりする可能性もある。そのため、手首までしっかり保護できる革の手袋を持って行った方がよいだろう。
  • 帽子
    ここでの帽子とは日除けだけではなく、虫やかぶれる植物から顔や頭を守る役割がある。普通のキャップでは顔まで保護できないので、山菜採りでは虫除けネット付きの帽子など顔や頭、できれば首までガードできる帽子を選ぼう。

必須アイテム

  • カゴ
    ビニール袋に入れてしまうと、中が蒸れることにより山菜の鮮度が落ちてしまう。竹素材のカゴなどは通気性がよいため蒸れることがないのでおすすめだ。
  • キッチンバサミ
    手で摘み取れる山菜も多いが、中にはトゲが多いものもある。キッチンバサミがあれば直接手を触れず簡単に山菜を採ることができる。
  • 虫除けスプレー
    山菜採りにおける天敵は、なんといっても「虫」。ヒルがいる地域ではヒル除け剤も忘れずに用意しよう。

3. 山菜を採りに行く時のマナーと注意点

毎年山菜採りシーズンになると、「滑落した」「クマに遭遇した」「遭難した」というニュースを目にする。気軽に挑戦できる分、準備が甘いと予期せぬ危険に遭遇することがあるのだ。安全に山菜採りを行えるように、山菜採りのマナーと注意点を紹介する。

山菜採りのマナー

山菜採りでは、手当たり次第に採り尽くしてしまうことはNGだ。山の資源を維持するためには、自分が食べる量だけ採るようにするのが鉄則だろう。

携帯電話は絶対に持って行く

山菜採りの最中に万が一滑落したり遭難したりした場合にあなたを助けてくれるのは「携帯電話」だ。携帯電話があれば、圏外にならないかぎり救援を要請することができる。しかし、山の天気は変わりやすいため、急な雨で携帯電話が濡れてしまうかもしれない。そんな事態にならないように、携帯電話用の防水カバーを準備しておくと安心だ。充電切れにならないよう、ポータブル充電器も持って行くとさらによいだろう。

クマに遭遇した場合に備える

この時期はクマによる被害もニュースでたびたび報道されている。クマから身を守るグッズとして有効なのが「熊鈴」だ。できるかぎり高音でよく響くものを選ぶとよい。そして、もう1つのグッズは「熊よけスプレー」だ。唐辛子成分が含まれたスプレーをクマの頭部めがけて噴射することにより、強烈な痛みと刺激臭を与えて撃退する。熊よけスプレーは、ホルダーから取り出して安全ピンを抜かないと使えないようになっている。クマと遭遇するのは突然なので、そんな状況でも素早く取り出せるように必ず練習しておこう。

結論

春は山菜採りのシーズンだが、低山でも甘く考えるのは危険だ。虫に刺されたり植物により皮膚がかぶれたりしない服装を心がけたい。遭難やクマとの遭遇にも対処できるよう知識と心構えを持ち備えておけば、いざという時にも落ち着いて対処できるはずだ。また、山の資源を維持するためには自分が食べる分だけ持ち帰るなど、マナーを守って山菜採りを楽しみ、感謝して山の幸をいただこう。

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ