1. 給食を残して思わず...
私が中学生だった頃の話です。ある日先生が、「給食センターの方から、給食が残って戻ってくるのが悲しいと連絡があった。だから残さず皆で食べましょう」と言いました。給食当番の学生たちは言いつけを守り、給食を残さず全て器にもったようで、いつにも増してお皿に乗っている料理がこんもりとしていました。食べ盛りの中学生とはいえなかなか量が多く、「正直困る...」と思っていました。そして、ついにご飯の量が多すぎて全て食べきれず最終的に私は、泣いてしまいました。放課後、誰かに聞いたのか、先生が駆け寄ってきて「泣いたんだって?食べられなかったら食べなくていいんだよ」と言いました。給食を残さず食べようと必死になっていた当時の私が可愛いく思えてきます。
40代
2. 意外過ぎる短歌の内容
以前、小学校の教員をしていた時のことです。子どもたちの中に、お勉強はちょっと苦手だけれど給食の時間になると目を輝かせている男の子がいました。彼の好きな給食のメニューは「白身魚のタルタルソースがけ」でした。ある日、国語の時間に短歌を作ることになり、思うようにできなくて困っている彼に、「自分の好きな物でいいんだよ。五七五七七で詠んでごらん。」と伝えました。すると彼は、「楽しみだ 今日の給食 最高だ 白身魚の タルタルソース」と書きました。彼の"人となり"が表現されていて忘れられない短歌でした。
61歳/公務員
まとめ
今後もたくさんの食・お料理エピソードを紹介していきます!乞うご期待!
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。