1. 農家の友達
高校時代、桃とぶどうをメインに育てている大規模な農園を営んでいる友達がいました。度々、収穫した果物や野菜をタッパーいっぱいに詰めて、学校に持ってきていた友達は、「おばあちゃんが持たせるんよ。恥ずかしいから早く皆で食べて」と分けてくれました。友達はそう言っていましたが、どれも驚くほど美味しいんです。こんな美味しい野菜や果物を作れる農園があるなんて、友達は幸せだなあと思っていました。友達は農園の手伝いもしていて、私はいつも尊敬の念でお弁当の時間を一緒にしていました。
44歳/パート
2. プロの味
田舎在住の夫婦です。会社は家から車で10分かかり、通勤途中に店がないので、主人は毎日のお弁当が必須です。朝7時には家を出るので、私も毎朝早起きをして主人の出勤前までにお弁当を完成させます。毎日丹精込めて作っているのですが、そんな姿を見て旦那は何かあるたびに私に一言。お弁当のおかずを前日に詰めると、「普通、その日に出来立てを詰めるんちゃうん?」。お肉が安かったので焼肉弁当にしたら、「開けた瞬間、安い肉って分かった。」と、きれいに残して帰る。少しでも固めの白飯だと、「今日のご飯が固い。」とラインがくる。自分は一切料理をしないから、作る人の労力と気持ちが分からないのでしょうか。そんなある日「買い置きしていたカップ麺たべたから、弁当食えんかったわ。」と、朝渡したままの弁当を持ち帰った日に、私の堪忍袋の緒が切れまして、大量のカップ麺を主人に渡し私からも一言。「毎日プロの味を食べたらいいわ!!私も文句をいわれなくなってお互いの為にベストやわ!!」。その後、土下座されました。
44歳/パート
まとめ
今後もたくさんの食・お料理エピソードを紹介していきます!乞うご期待!
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。