1. 祖母の弁当
高校生だった頃、お昼ご飯は必ず母がお弁当を持たせてくれていました。ただ3年間のうち1度だけ、どうしても母の仕事の都合でお弁当が作れない日がありました。食堂で食べるという案もあったのですが、昼食を食べていたメンバーはみんなお弁当持ち。一人だけ食堂に行くにも抵抗があります。そこで、母が不在の日は祖母が変わってお弁当を作ってくれることになりました。当時、祖母は70代だったので、祖母がイメージするお弁当が一体どんなお弁当なのか、非日常的だったので完成がとても楽しみでした。当日になりお弁当の蓋を開けると、そこには冷凍食品抜きのシンプルでヘルシーなお弁当。しかし、白米やキュウリ、ちくわ、卵焼きと10代の女子高生が喜びそうな彩りのあるメニューではありませんでした。もちろん完食しましたが腹持ちはせず、部活前には腹ペコ状態。しかしながら、慣れないお弁当作りを早朝から頑張ってくれた祖母を思うと感謝しかありませんでした。それに毎日細かい気配りがされたお弁当を作ってくれていた母のありがたみを深く感じました。
33歳/在宅ワーカー
2. 行方不明の弁当箱
私は元々料理をするのが得意な方ではありません。それでも結婚してからというもの、頑張って毎朝お弁当を作っていました。しかしながら全てを手作りすることが難しく感じていた私は、何個か冷凍食品も入れさせてもらっていました。そんなある日、いつもどおり夫の弁当箱を洗おうと辺りを見回したのですが、なかなか見当たらず。探し続けると衝撃の場所にそのお弁当箱はありました。弁当箱には「もう少しマシなものを作れ」と張り紙が貼られており、なんと丸ごとゴミ箱に捨ててありました。直接言ってくれればいいものを...とても傷つきました。
38歳/主婦
まとめ
今後もたくさんの食・お料理エピソードを紹介していきます!乞うご期待!
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。