1. 寂しく女の子が水道に
教育実習で小学校に行っていたときのことです。私は、低学年のクラスの担当に入らせてもらっていました。その日の給食は麺類で、袋に入った麺を各自器に開けて食べるスタイルでした。大人しい女の子が一人席から消えていて心配で見に行くと、水道で麺を洗っていました。落としたことを先生に言えず、洗って食べようとしたようです。「無理に食べなくていいよ」と伝え、私の分の給食を分けました。担任の先生は忙しくて気付いていなかったので、教育実習生とはいえ自分がいてよかったと心底思いました。
35歳/主婦
2. お弁当に手を付けない子ども
娘が3才だったときの話です。あるアニメが好きだった娘のために、キャラ弁を初めて作ってあげました。前もって練習もして、当日きちんと作れるように準備をしました。娘には内緒にしていたので、お弁当を開けたときに喜んでくれるかな~とわくわくしながらお弁当を持たせました。練習した甲斐もあって、我ながら上手にできたので、お弁当を写真に残しました。保育園から帰宅してお弁当箱を開けると、頑張って作ったアニメのキャラだけキレイに残っていました。どうして食べなかったのか聞いてみると、「好きだから食べられなかった」と、子どもらしい可愛い発言が返ってきましたが、お弁当の中のご飯はそのアニメキャラがほとんどだったので、お腹空いたんじゃないかなと少し可哀想な思いになってしまいました。その後のお弁当ではキャラ弁を作ることなく保育園時代を過ごしてもらいました。
61歳/公務員
まとめ
今後もたくさんの食・お料理エピソードを紹介していきます!乞うご期待!
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。