1. いざ離れると忘れられない味
私の母はとても料理はうまいのですが、とにかくおおざっぱ。私の持ち運びが悪かったではすまされないほど、お弁当箱からおかずの汁が漏れたり、開けてみたら崩れていたりは日常茶飯事でした。そのたびに文句を言ってばかりの私でしたが、自分も母親になり毎日ご飯を作っていると、なぜかあのびちょびちょに濡れてしまったお弁当を包んだ袋のにおいやご飯にしみたおかずの汁が懐かしくなるのです。たまに食べることのできるおおざっぱな母のお弁当。
やっぱり大好きなお弁当です。
44歳/公務員
2. カレーが運命を変えた!?
小学校の廊下や階段には、「走らない・騒がない」と注意書きがされていた。
4時間目の授業中
クラスメイト、「今日の給食はカレーライスだ」
カレーライスは匂いでスグに分かった。
担任の先生、「給食係、今日は運ぶには重いカレーだから、廊下では走らないように」
給食係だった私、「はい」
カレーは皆の好物、早くカレーを食べさせたいと思った私が、カレーの入った鍋を持って階段を駆け上がろうとすると
女子、「先生が走ったらダメって言ったでしょ」
私、「先生が走ったらダメって言ったのは廊下だろ、階段なら走っても良いんだよ」
私は階段を歩ってもカレーの入った鍋を落とすことは無かったのだが、階段を歩いた女子が御飯の入った容器を落としてしまった。
女子、「どうしよう?」
2月14日、その女子が私にチョコレートをくれたのは、私がその子のことをかばい、私が御飯を落としたことにしたから。
それから約15年後、その女子と私は結婚をした。
40代/会社員
まとめ
今後もたくさんの食・お料理エピソードを紹介していきます!乞うご期待!
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。