1. 遺産の使い道は?
父方の祖父が急逝しました。生前、遺産について話すこともなかったようで、急逝後、父と母と父の妹(伯母)とずいぶん揉めたと聞きました。
伯母は祖父と同居していたため、生前の祖父の世話を妹に任せっぱなしだったという後ろめたさが父にはあったようで、妹である伯母の主張を快諾しました。
その結果、祖父にとって長男であった父にはお墓の所有権が残ったのみで、遺産は全て伯母のものに。
急逝後、伯母はあからさまに海外旅行に行く機会が増え、父と母はお墓の管理を任されたのみで、母は恨み節でした。
生前にお世話をしていたのだから仕方ないとはいえ、やはり生前に遺産の配分など、話し合っておいた方がいいことを実感しました。
(40歳/主婦)
2. 一度崩れたら、終わり?
地主の祖父が亡くなった時に、5人の子ども達で揉めに揉めました。祖父母と同居して長年面倒を見ていた長男伯父と、遠方に嫁いだ叔母が財産を巡って法廷闘争一歩手前までいき絶縁に。祖父母のワガママと介護に翻弄された長男伯父嫁の苦労とか、土地を管理することに関する大変な苦労とか、見えない要素が沢山あったことや、叔母がこっそり家や土地の権利書や祖父母の預金通帳・実印などを金庫から盗んで大問題になったこと等、傍からは見えない根深い問題が山積みになっていました。弁護士さんが介入して、結果的には叔父の大勝利。しかし一度拗れた親戚関係は元には戻らず、盆暮れ正月も昔のように集まることはなくなりました。私の父は次男で早々に家を出ていたのであっさり相続放棄して蚊帳の外でしたが、お金があってもあんなに殺伐としてるなら、人並みで平穏なのが良いよね、というのが我が家の方針でした。それで良かったと思っています。
(55歳/アルバイト)
まとめ
家族の絆をも簡単に壊してしまう人間の欲望は恐ろしいものですね。今後もたくさんのエピソードを配信していきます!
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。