1. 戸建て用宅配ボックスの種類は?特徴に注目!

戸建て用の宅配ボックスには大きく分けて「機械式」と「電気式」がある。それぞれ一長一短があるので、まずは特徴を把握しよう。
戸建て用の宅配ボックス【機械式】
ダイヤル錠などで扉を開閉するタイプで、一般的な戸建てで主流とされる宅配ボックス。配線などの工事が不要で比較的容易に設置できるうえ、メンテナンスなどの手間も少ない。タッチパネルを搭載し、暗証番号で解錠できるものもある。
戸建て用の宅配ボックス【電気式】
一方、集合住宅で多く見られるのが電気式の宅配ボックス。外部からの電源供給が必要になるが、カードキーによる一括操作、タッチパネル操作、音声案内といった多機能性が特徴だ。
戸建て用宅配ボックスを置く利点・欠点
不在時でも荷物を宅配ボックスで受け取れるため、再配達の手間がなくなる。これは戸建てに限らず宅配ボックスの大きな利点だろう。在宅時間が読めないときや、送り主が配達日時を指定し忘れたときなども受け取れるし、対面で受け取らずに済むため子どもの留守番中なども安心だ。
一方、設置にはある程度の費用がかかる点やメンテナンスが必要な点、宅配ボックスに収まりきらない荷物は対面で受け取る必要がある点などの欠点は残る。
とはいえ、ドライバーさんの負担軽減にも貢献できるので、戸建てに宅配ボックスを置くのはそういった意味でも有用だろう。
一方、設置にはある程度の費用がかかる点やメンテナンスが必要な点、宅配ボックスに収まりきらない荷物は対面で受け取る必要がある点などの欠点は残る。
とはいえ、ドライバーさんの負担軽減にも貢献できるので、戸建てに宅配ボックスを置くのはそういった意味でも有用だろう。
2. 戸建て用の宅配ボックスを置く際の注意点

戸建て用の宅配ボックスで失敗しないために、導入する際に注意したいポイントを押さえておこう。
簡易式はおすすめできない
戸建てに簡易的な宅配ボックスを置くのはおすすめできない。容易に持ち運びできてしまうため、盗難などのリスクがある。壁に埋め込むタイプなど、防犯面でも安心できるものを選ぼう。
設置場所は慎重に判断する
戸建ての場合、宅配ボックスを置く場所は門扉や玄関を開閉する際に邪魔にならない場所がおすすめだ。取り出し口を全開にして大きめ(長め)の荷物を取り出すことも想定して場所を決めよう。
取り出し方式も確認する
戸建て用の宅配ボックスには「前から出し入れする」ものと「前から入れて後ろから出す」ものがある。前者を門扉に設置するといちいち外に出なければならないし、後者を狭いスペースに設置すると大きな荷物が取り出しにくい。使い勝手に影響を与えるので設置場所とあわせて取り出し方式も確認しておこう。
3. 戸建て用の宅配ボックスを選ぶ際の着目点

戸建て用の宅配ボックスは種類が豊富だ。選ぶ際に着目したいポイントを覚えておこう。
戸建て用の宅配ボックスを選ぶポイント
- サイズ
- 耐荷重
- 押印機能の有無
戸建て用の宅配ボックスを選ぶときはデザインや価格も大切だが、これらの点にも着目してほしい。
サイズは、一般的な宅配便でいうところの60(長さ×幅×高さが60cm)〜100サイズあたりまでを受け取れるものが多い。普段どういった荷物が多いかを基準に選んでもいいだろう。
また耐荷重も重要になる。2Lの水10本とお米など重量がある荷物が一度に届いた場合、破損のリスクがあるためだ。
そのほか、ドライバーさんがボタンを押せば自動で受領印が押される「押印機能」を搭載した宅配ボックスもある。印鑑の設置に不安がある方もこれなら安心だろう。
サイズは、一般的な宅配便でいうところの60(長さ×幅×高さが60cm)〜100サイズあたりまでを受け取れるものが多い。普段どういった荷物が多いかを基準に選んでもいいだろう。
また耐荷重も重要になる。2Lの水10本とお米など重量がある荷物が一度に届いた場合、破損のリスクがあるためだ。
そのほか、ドライバーさんがボタンを押せば自動で受領印が押される「押印機能」を搭載した宅配ボックスもある。印鑑の設置に不安がある方もこれなら安心だろう。
防犯性を基準に選ぶなら「埋め込み型」がおすすめ
もうひとつ、防犯性も重要だ。戸建て用の宅配ボックスには「埋込み型」「据え置き型」「壁掛け型」「自立型」「機能性門柱一体型」などがある。防犯性の高さで戸建て用の宅配ボックスを選ぶなら、埋込み型や機能性門柱との一体型などがいいだろう。
4. 戸建て用の宅配ボックスにおすすめしたい3選

最後に、戸建て用の宅配ボックスでおすすめの3商品を紹介する。
ナスタ「スマポ 宅配ボックスタイプ」
戸建て用の据え置き型宅配ボックス。高さ42cm、幅33cm、奥行き25cmまでの荷物が受け取れる。ボックスのドアなどに排水加工が施されており、雨の日でも安心だ。工事不要でその日から使えるうえ、ダイヤル錠タイプなら不在時に集荷してもらうこともできる。
パナソニック「戸建住宅用宅配ポスト コンボ イント」
壁に埋め込むタイプの戸建て用の宅配ボックス。タテ型で、高さ50cm、幅13cm、奥行き32cmまでの荷物を受け取れる。自動押印機能付きでカラーバリエーションが豊富なのも特徴だ。ただし耐荷重は10kgなので、重い荷物が多いご家庭は要検討を。
LIXIL「宅配ボックス リンクスボックス」
ポールで立てるタイプの戸建て用の宅配ボックス。シャイングレーとブラックの2色があり、いずれも住宅の外観に馴染みやすい。前入れ前出し、前入れ後ろ出しが選べるほか、ネットワークに接続すれば外出先からでも荷物の受け取りや取り出しをチェックできる。
結論
戸建ての宅配ボックスは、多機能の商品が増えてきている。再配達の日時調整に苦労していた方も、宅配ボックスを導入すれば一気に問題解消だ。注意点や選ぶ際の着目点を押さえて、ご家庭に最適な宅配ボックスを選んでほしい。