1. 結婚30年!真珠婚式のお祝いのしかた
結婚記念日をお祝いする風習はもともとイギリスから始まったと言われている。日本では明治27年に明治天皇が銀婚式の祝典を催したことから一般にも知られ、結婚記念日のお祝いがされるようになった。1年目から20年目までは毎年、20年目以降は5年ごとに呼び名が付けられていて、30年目の結婚記念日は「真珠婚式(しんじゅこんしき)」と呼ばれている。
海の中で時間をかけて育つ真珠には、健康、富、長寿、円満などの意味がある。真珠婚式の呼び名には、長年連れ添った夫婦がこれからも健康で豊かに暮らしていけるようにという願いが込められているのだ。
ちなみに30年目以降の結婚記念日はこのように名付けられており、年々価値のあるものへと呼び名が変わっていく。
海の中で時間をかけて育つ真珠には、健康、富、長寿、円満などの意味がある。真珠婚式の呼び名には、長年連れ添った夫婦がこれからも健康で豊かに暮らしていけるようにという願いが込められているのだ。
ちなみに30年目以降の結婚記念日はこのように名付けられており、年々価値のあるものへと呼び名が変わっていく。
- 35年目 珊瑚婚式
- 40年目 ルビー婚式
- 45年目 サファイヤ婚式
- 50年目 金婚式
- 55年目 エメラルド婚式
- 60年目 ダイヤモンド婚式
- 65年目 ブルースターサファイア婚式
- 75年目 プラチナ婚式
結婚30年といえば子どもが自立して家を出ていき、夫婦2人だけの生活が始まるという夫婦も多い。精神的にも経済的にも余裕が持てるようになる年代ではあるが、近年は熟年離婚が増えているという話も聞く。結婚75年目の「プラチナ婚式」までお祝いできるように、結婚30年目の真珠婚式は感謝の気持ちや愛情を伝え合おう。
2. 結婚30年目にふさわしいプレゼントとは?
結婚30周年のプレゼントには真珠婚式の呼び名にちなんで真珠を贈るのが定番だが、それにこだわらず、プレゼントの代わりに食事や旅行で祝う夫婦もいるようだ。結婚記念日をどんな風にお祝いしたいか夫婦で話す時間を作るのもいいだろう。
食事や旅行に行く
真珠婚式は結婚記念日の中でも特別な記念日なので、食事をする場所は品格のあるお店を選びたい。ドレスアップをして雰囲気のあるお店で食事をすると、緊張感もあり特別な時間が過ごせるのではないだろうか。
夫から妻へのプレゼント
女性は家事や子育てに忙しく追われていた年代を過ぎ、落ち着いた生活が始まる頃だ。実用的なものよりアクセサリーのほうを喜ぶ女性も多い。真珠婚式にちなんで真珠をプレゼントするなら、サイズを気にしなくてもいいブローチやネックレス、イヤリングなどが買いやすい。真珠は価格が安いものから高価なものまで幅広く売られているので予算に応じて選べるうえ、フォーマルな場所でも身に着ける機会が多いので喜んでもらえるのではないだろうか。
妻から夫へのプレゼント
男性へのプレゼントに真珠を贈る場合、ネクタイピンやカフスなどがおすすめだ。シンプルなデザインのものを選べばビジネスシーンやフォーマルな場所でも使えて喜んでもらえるだろう。男性向けの真珠アイテムはあまり多くないので、真珠にこだわらずに相手が喜びそうなものを選ぶのもよい。
3. 結婚30年の両親へのプレゼントは?
結婚30周年を迎える両親のお祝いをしたいけれど、どんなプレゼントを贈るべきか悩んでいる人のために、おすすめのお祝いの仕方やプレゼントをご紹介する。
プレゼントを贈る
真珠婚式というネーミングを意識して真珠をプレゼントする人も多い。母親にはパールのアクセサリー、父親にはパールのネクタイピンなどがいいだろう。両親におそろいのアイテムをプレゼントするのもおすすめだ。ペアのマグカップ、ワイングラス、湯呑、茶碗などは毎日使うものなので喜んでもらえるだろう。名入れできるものなら特別感があってお祝いの気持ちが伝わるのではないだろうか。
レストランでの食事をプレゼントする
ものではなく高級レストランでのディナーをプレゼントするのもいい。予算に余裕があるようなら、夜景を見ながらのクルージングなども贅沢な時間を過ごしてもらうことができて結婚記念日にぴったりだ。実家を出て離れて暮らしている人は一緒にお祝いしてあげるのも喜ばれるだろう。
旅行をプレゼントする
兄弟がいる人は協力しあって旅行をプレゼントするのもおすすめだ。温泉などゆっくりできるところが定番だが、アクティブな両親なら海外もいいのではないだろうか。旅行代理店に一緒に行って選んでもらう方法や、旅行のカタログギフトをプレゼントして好きなところを選んでもらうという方法もある。
結論
結婚30年の記念日をお祝いするための方法やプレゼントの選び方をご紹介した。イベントやプレゼントにプラスしてストレートなメッセージを夫婦で互いに伝えるのも大切だ。35周年の珊瑚婚式を目指して夫婦仲良く過ごせるように、心に残る特別な結婚記念日にしよう。