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電球のワット数把握してる?明るさ調整やLEDに切り替える時の豆知識

電球のワット数把握してる?明るさ調整やLEDに切り替える時の豆知識

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年11月19日

冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなど、些細な不具合が出ただけで、生活が不便になってしまう家電は多く、修理や買い替えに奔走する場面は多々ある。中でも、電球が切れたときのショックは大きいのではないだろうか。売り場に駆け込むものの「ワット数は?」「口金サイズは?」「LED電球に変更できるのか?」と選択肢は多く、頭を悩ます人が多いことだろう。今回は、電球を買い替えるときに知っておきたいことについて紹介しよう。

  

1. 電球の交換時はワット数の確認も必要

電球を交換する際には、「ワット数」「口金サイズ」「電球の形」の3つをメモしておこう。

ワット数

ワット数は明るさを示すものと思われがちだが、本来は消費電力を指すものである。白熱球の明るさと消費電力を基準に表示されていたが、最近は消費電力が少ない電球も多いため、「○○lm(明かりの量)」や「○○W形」で記載される場合も増えている。

電球に「60形・54W」と印字されている場合は、消費電力が54Wで白熱球60W相当の明かりが出るという意味なので、交換時の目安にしよう。

口金サイズ

ソケットにねじ込む部分を口金といい、口金サイズとは、その直径の大きさのことをいう。一般的に使用されているものは2種類あり、E26、もしくはE17と記載されている。

電球の形

一般形、ボール型、ろうそく型などさまざまな形があるため、うっかりすると照明器具に収まらないときもある。照明カバーに引っかかってねじ込めなくなると困るので、交換前にはよく確認しておこう。

2. 電球の明るさを変えるときは「総ワット数」を確認

明るさは消費電力に比例しているため、明るさを抑えることで電気料金も抑えられる。60Wの白熱電球を使用した場合、1時間の電気料金は1.5円だ。それが40Wの電球になると1円に抑えられるので、節約のために付け替えてみるのもよいだろう。

また、電球を低いワット数に切り替えるのは問題ないのだが、高いワット数に変える場合は慎重になろう。照明器具の対応範囲を超えてしまうと、溶けたり発火につながったりするケースもあるので、まずは取り付け口に記載されているワット数を確認してほしい。

また、電球の明るさを変更するときには、部屋に必要な明かりの量、「総ワット数」を計算しておくことが重要だ。総ワット数は「畳の数×30W」の式で算出でき、10畳相当のリビングなら300Wの明るさが必要だという計算になる。全体照明と部分照明を上手に組み合わせ、総ワット数を満たすように工夫しよう。

3. LED電球の単位とワット数の関係

電球を買い替える際にLED電球への切り替えを考える人も多いだろう。LED電球の明るさはlm(ルーメン)で示されており、「485lmが40W」「800lmが60W」相当なので選ぶときの判断基準にしよう。

寿命の長さと消費電力の少なさがLED電球の特長であるが、発熱量減少による利点も忘れてはいけない。白熱電球とLED電球を同時に点灯させた場合、5分後には白熱電球の先端は80度を超えてしまうが、LED電球では人肌以上となることはほぼない。暑くなる前にLED電球に買い替えておけば、夏をより快適に過ごせるようになるだろう。

また、白熱電球との重さの違いをよく覚えておくとよい。LED電球は100gを超えるものが多く、卵3つ分以上の重さのものもある。卵半分程度の重さの白熱電球と比べるとその差は歴然なので、付け替えのときに落としてしまわないよう注意しよう。

結論

一昔前までは非常に高価なものであったLED電球だが、最近では手ごろな価格のものも多く見かけるようになった。100均で入手できるものもあるが、希望のワット数に相当しないものであったり、大手メーカーの電球に比べ、寿命が1/2以下だったりする場合もあるので注意しよう。購入する際には、外箱に記載されているルーメン数と定格寿命を確認し、後悔のない買い物にしたい。心地よい明るさの中で生活するためにも、電球選びには時間をかけていこう。
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  • 公開日:

    2019年8月17日

  • 更新日:

    2021年11月19日

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