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一畳の定義には幅があった。知っておきたい畳の基礎知識

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年8月 1日

畳は「一畳、二畳」と数えるが、具体的に一畳がどのくらいの大きさなのか、想像することができるだろうか。和室には興味がない、という人でも畳一畳当たりの大きさを知っておくと、物件探しなどに役立てられるので覚えておいて損はない。畳に関する基礎知識を確認してみよう。

1. 地域によって違う畳一畳の大きさ。平米の意味もおさらいしよう

まずは畳の数え方の基本である一畳について確認しよう。

一畳の大きさは違う?

畳の大きさには4種類の規格があり、一畳あたりの大きさは地域によって違いが見られる。

主に東海地方で使用される中京間(ちゅうきょうま)は、一畳あたり1.82m×0.91m、約1.65平米となる。東日本や北海道などで使われている畳の大きさは江戸間(えどま)と呼ばれており、一畳あたり1.76m×0.88mだ。面積は約1.54平米なので、中京間よりも小さい。

一方で関西をはじめとする西日本地域の畳の大きさは一畳あたり1.91m×0.96m。京間(きょうま)と呼ばれており、面積は約1.83平米とほかの地域より大きめである。

地域に関係なく、主に団地などで使われている畳には団地間(だんちま)と呼ばれる大きさが採用されており、一畳あたり1.7m×0.85m、面積は約1.44平米という小さめサイズだ。実際は部屋によって採用されている畳が異なるので、物件見学のときには測って確認しておくとよいだろう。

・中京間 一畳あたり1.82m×0.91m(約1.65平米)
・江戸間 一畳あたり1.76m×0.88m(約1.54平米)
・京間  一畳あたり1.91m×0.96m(約1.83平米)
・団地間 一畳あたり1.70m×0.85m(約1.44平米)

平米の意味

平米という単位は、不動産業界や建築業界などで「平方メートル」の意味で使われている。物件探しのときによく目にする「一畳」や「一帖」は中京間に近い約1.62平米が基準だ。部屋の大きさを畳で置き換えたい場合は、部屋の平米÷1.62を計算するとだいたいの目安を知ることができる。

ちなみに「メートル」を「米」で表すのには、明治時代に気象台が採用した当て字でメートルを「米突」と表記していたことに由来するという説がある。

2. 重いとは限らない?高級品からひとり暮らし向けまである畳一畳の重さ

畳を張り替えたり、掃除のために畳を取り外したりしたときに、畳が思ったよりも重くて驚いた、という経験はないだろうか。何の準備もなく畳を持ち上げて腰を傷めないように、だいたいの重さを知っておこう。

畳の重さは品質による

畳の重さは、ワラがどれくらい敷き詰められているか、い草を編む縦糸がどれくらい使われているかによって変動する。畳は下から順に「畳床(たたみどこ)」「畳表(たたみおもて)」「畳縁(たたみべり)」という3層構造になっており、畳床にはワラが、畳表にはい草と糸が、畳縁には糸が使われている。

上質な畳の場合、畳床にびっしりとワラが敷き詰められていて、さらに何層にも重ねて圧縮されている。また、上質な畳ほど畳表に使われた糸が長く、2本どりで編まれていることもある。ワラや糸の量が増えると必然的に重さが増すため、一畳あたり30kg以上になることもあるようだ。

特級品と呼ばれる30kg以上の上質な畳は、寺社仏閣や茶室などで使用されることが多い。一般的な住宅に使われる畳は2級品が多く、重さは一畳あたり25kg前後が目安となる。厚みによっても重さが変わるため、事前に確認しておこう。

軽い畳もある

面積が大きいうえ、重さが30kgもある畳をひとりで持ち上げることは難しい。近年では、ひとり暮らしでも楽に運ぶことができる軽い畳が販売されている。畳床にワラの代わりとなる建材用のボードを用いたものは、一畳あたり15kg~20kgほどと軽量化されているようだ。厚みが少ないタイプの畳はさらに軽くなっており、一畳あたり5kg程度のものもある。

3. 1万円以下のものも。畳一畳当たりの相場はどれくらい?

畳は自分で買うといくらかかるのだろうか。また、傷んできた畳を張り替えるときはどれくらいの予算を考えておけばよいのだろうか。畳一畳あたりの相場を見てみよう。

原材料の値段に左右される

畳の相場は原材料であるい草やワラの相場で左右される。畳の品質には特級、1級、2級、のような品質の目安となる等級があるが、同じ等級内でも国産で最上級の原料を使用すれば価格が上がり、ぎりぎり合格ラインの原料を使用すれば価格が下がる。

張り替えの相場

消耗した畳を張り替えるときの相場は、作業内容によって変動する。畳表のい草だけを張り替える「表替え」の場合は、い草の品質で価格が決まる。畳床まで含めてすべてを新調する場合は「新畳」という作業内容になり、先ほど紹介した一畳あたりの相場が適用されることが多い。現在使用している畳表を裏返し、消耗の少ない裏面を使用する「裏返し」という作業では、畳店によって相場が変動するものの、一畳あたり1万円以下でできる場合が多いようだ。

結論

畳の大きさは地域や物件によって違いがあるため、畳を新調するときは畳店に採寸してもらわなければ、畳が上手く敷き詰められないこともある。和室に住むときやフローリングのうえにカーペットの代わりとして畳を敷きたいときは一畳あたりの重さや大きさを考慮に入れ、いざというとき扱いに困らないようにしよう。
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