1. 革財布の日々の手入れは、汚れ落としが基本
ビジネスシューズやパスケース、ジャケットなどと同じく、革財布の日々のお手入れも乾拭きやブラッシングでの汚れ落としが基本となる。これらを正しく毎日行うことにより、革の光沢を美しく保ち、長く愛用できるようになるだろう。
乾拭き
革財布の汚れを落とし、自然で美しい光沢を失わないためにも、乾拭きは毎日行いたいものだ。しかし、革に不必要なダメージを与えたり、傷がついたりすることにつながるので、くれぐれも力を入れすぎないように気をつけよう。
また、力加減と共に、乾拭きする布の素材にも気を配るべきだ。基本的には絹を使うのが好ましく、Tシャツの切れ端や女性が使うコットンなどでも流用できる。ちなみに、メガネクロスも使えるとよくいわれるが、化繊でできていることも多いので注意が必要だ。
また、力加減と共に、乾拭きする布の素材にも気を配るべきだ。基本的には絹を使うのが好ましく、Tシャツの切れ端や女性が使うコットンなどでも流用できる。ちなみに、メガネクロスも使えるとよくいわれるが、化繊でできていることも多いので注意が必要だ。
ブラッシング
馬毛ブラシでブラッシングすることにより、革の毛穴に入り込んだホコリなどの汚れをかき出すことができる。ただし、ブラッシングも基本的にはあまり強くゴシゴシとやらないようにし、馬毛などの適度な弾力のブラシを使うようにしよう。ちなみに、馬毛は革財布のほか、ビジネスシューズなどの革製品全般にブラッシング用として使えるので、1本は用意しておきたいところだ。
2. 月に1度は革財布にクリームを
日々のメンテナンスは乾拭きやブラッシングで十分だが、それだけでは革財布の水分や油分が失われてしまい最悪ひび割れなどが発生してしまうので、適度にクリームでケアをするとよいだろう。ただし、あまり高頻度でやりすぎるとかえって革によくない。おおよその目安として1ヶ月程度を意識しつつ、財布の表面が乾いていると感じたらクリームでケアするようにしよう。
それでは具体的な手順を紹介していく。
まずは、日頃から行う乾拭きやブラッシングできちんとホコリや汚れを落とそう。汚れが落とせたら、クリームを布に取って財布表面に塗っていくのだが、クリームを厚塗するとかえって悪影響なので、適量を心がけてほしい。
製造元による違いや財布のサイズ、状態にもよるので、量は一概にどのくらいとはいえない。クリームを伸ばしていく際に足りないと感じたときには足すといったイメージで、少量ずつ取って始めるのがおすすめだ。
全体的にまんべんなく伸ばし終えたら、30分前後を目安に乾燥させよう。乾燥後には、再度ブラッシングや乾拭きを行って財布本来の艶を出していく。最後に保護力を増すための防水スプレーをかけるのもおすすめだ。
それでは具体的な手順を紹介していく。
まずは、日頃から行う乾拭きやブラッシングできちんとホコリや汚れを落とそう。汚れが落とせたら、クリームを布に取って財布表面に塗っていくのだが、クリームを厚塗するとかえって悪影響なので、適量を心がけてほしい。
製造元による違いや財布のサイズ、状態にもよるので、量は一概にどのくらいとはいえない。クリームを伸ばしていく際に足りないと感じたときには足すといったイメージで、少量ずつ取って始めるのがおすすめだ。
全体的にまんべんなく伸ばし終えたら、30分前後を目安に乾燥させよう。乾燥後には、再度ブラッシングや乾拭きを行って財布本来の艶を出していく。最後に保護力を増すための防水スプレーをかけるのもおすすめだ。
3. 革財布が濡れたときやカビたときの簡単対処法
革製品にとって水分は鬼門だ。しかし、財布は日々使うものであり、雨の日や湿気の多い季節にも使うことになるので、トラブルが発生するリスクはどうしても避けられない。そこで、財布が濡れたり、カビが生えたりしてしまったときの簡単な対処法をご紹介していこう。
濡れたときの対処法
革靴などで経験があるかもしれないが、革製品は水分を吸うと型崩れを起こしやすくなったり、シミが発生したりする。雨などで財布が濡れてしまった場合は、できるだけすぐに、簡単にでもよいので水分を拭き取ろう。その後、陰干しなどで完全に乾かすことが重要だが、ドライヤーなどで急速に乾かすと余計な水分まで失われ、財布が傷むとされているので気をつけよう。
カビが発生したときの対処法
きちんと財布を乾燥させていないなど、メンテナンスを怠ったり、久しぶりに使おうとしたりしたときなどに、カビが発生していることがある。内部まで侵食しているとなかなか取りきるのは難しいことも多いが、元に戻すために簡単に試せることとしては、アルコールを塗布して拭いてみることである。
キレイに拭き取れたら完全に乾燥させよう。乾いた後にカビがまだ見られたら、この作業を何度か繰り返すことになるが、改善しなければクリーニングに出すことになる。大事な革の財布をカビさせないためにも、やはり日頃のケアが重要といえるだろう。
キレイに拭き取れたら完全に乾燥させよう。乾いた後にカビがまだ見られたら、この作業を何度か繰り返すことになるが、改善しなければクリーニングに出すことになる。大事な革の財布をカビさせないためにも、やはり日頃のケアが重要といえるだろう。
結論
革財布のメンテナンス方法の基本として、乾拭きやブラッシング、クリームの塗布から、トラブル時の簡単な対象法までをご紹介した。ぜひ今回の情報で財布を大切に扱い、長年愛用することができるきっかけにしてほしい。