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湿度も重要!人間もペットも快適な室内の温度・湿度とは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年8月 7日

家の窓を開け放って過ごすことが減ってきた現代では、室内の温度は自分たちでコントロールするものとなっている。エアコンや暖房機、加湿器、除湿器などを駆使して調整している家の室温は、はたして家族みんなにとって快適なのだろうか? お年寄りや子ども、女性、男性、そして家族の大切なメンバーのペット達までもが快適に過ごせる室温について解説する。

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1. 人間か快適に過ごせる室内の温度は?

夏は室温28℃が快適って本当?

近年、夏になると環境保護や省エネの観点からエアコン温度を28℃にしましょうというアナウンスが繰り返し行われている。しかしこの温度は、快適とは程遠いというのが正直なところではないだろうか。

夏季の快適な室内温度の目安は25~28℃といわれているが、28℃にエアコンを設定した部屋は暑くてたまらない。その理由は、エアコンの設定温度=室温ではないからだ。猛暑やエアコンのパワー不足、室内の空気の流れが停滞して温度差ができてしまうといった諸事情から、部屋全体の温度である室温が28℃になっていないことがあるのだ。

多くの人が利用する空港での目標設定温度は、夏季の場合だと26~27℃で、我が家のエアコン設定温度よりほんの少し低いだけだ。しかし、さまざまな年代や人種の人が集まり、服装も渡航先によってバラつきがあるにも関わらず、とくに暑い・寒いと感じない快適な環境が常に提供されている。

ここで言えるのは、エアコンのリモコンの温度設定に頼るのではなく、実際の室温を28℃(またはそれよりちょっと低め)に保つことができれば、真夏でも快適に過ごすことができるということだ。まずは、リビングに正しく室温を計ることができる温度計をセットすることから始めよう。

年齢・性別によって快適温度は微妙に異なる

注意したいのは、家族それぞれ快適と感じる室温が少しずつ違うことだ。赤ちゃんや大人より汗腺の少ない子どもは体温調節がうまくできないので、室温が快適温度(夏季は25~28℃、冬季は18~22℃程度)から少し外れただけで体調を崩しやすい。

温度を感じる能力が衰えているお年寄りは、真夏でも衣類をたくさん着こんだり、エアコンをつけずに暑い室内で過ごして熱中症になるケースが多い。また、室温低下によって血圧が上がりやすくなるため、脳梗塞や脳卒中などのリスクも上がってしまう。

夫婦二人だけの世帯でも、体感温度はそれぞれに違う。筋肉量が男性に比べて少ない女性は体が冷えやすいため、暑がりの男性が快適と感じる温度にエアコンを設定すると、寒くてたまらないだろう。また暑さ・寒さに対する好みは個人差も大きい。室内で一緒に過ごす家族の特性・好みを考えながら、室温を調整することが大切だ。

2. 室内の快適さには、湿度も重要

体感温度と密接な関係にある「湿度」に注目

室温と同じように重要なのが湿度だ。同じ室温でも、湿度が高いと「暖かい」「暑い」と感じ、湿度が低いと「涼しい」「寒い」と感じやすい。これを利用して、夏は除湿機やエアコンのドライ機能を使って湿度を下げ、冬は加湿器などを利用して湿度を上げるのが、より快適に過ごすポイントとなる。

また、健康面からも湿度のコントロールは欠かせない。夏は湿度が高すぎると、ダニ・カビが発生したり食品が傷む原因にもなる。一方で冬はいくら室温を上げても湿度が低いとインフルエンザなどのウイルスが活性化してしまう。快適な室内湿度の目安は夏季なら55~65%、冬季は45~60%だ。室内用の温度計には、湿度計測機能が付いているものを選ぶのがよいだろう。

湿度をコントロールする方法

エアコンその他の電化製品を使わなくても、湿度をコントロールすることはできる。手軽な除湿・加湿の方法を覚えておくと、旅先のホテルなどに泊まった時にも役に立つだろう。

手軽な加湿法

  • 室内に濡れタオルや洗濯物を干す
  • 観葉植物を室内に置く
  • お湯を沸かして湯気を立てる
  • お湯をためたバスルームの扉を開放して、室内に蒸気を入れる
  • 水を入れたペットボトルにキッチンタオルを差し込んで部屋に置く

手軽な除湿法

  • 新聞紙を丸めて、部屋のあちこちに置く(新聞紙が湿ってきたら新しいものと交換)
  • 炭を室内に置く(天気のよい日に外干しして繰り返し使える)
  • 器に重曹を入れて部屋に置く(重曹が固まってきたら、2か月程度を目安に交換)
  • 凍らせた水入りペットボトルを皿にセットして、風を当てる(周囲の空気の湿気を水に戻すため、皿にどんどん水がたまるのでときどき水を捨てる)
  • 段ボールを家具と壁の隙間に入れ込む

3. 犬や猫など、ペットに最適な温度・湿度

人間の快適な温度と同時に考えておきたいのが、室内で飼っているペットの快適温度だ。言葉が話せない彼らは、たとえ不快でもそれを訴えることができない。大切な家族の一員なのだから、彼らが快適で健康的に過ごせる室温を知っておこう。

犬にとっての快適な室温・湿度

被毛に覆われているうえ、汗をかいて体温を調節することができない犬は、一般的に寒さに強く暑さに弱いといわれている。汗腺があるのは肉球だけなので、パンティング(舌を出してハァハァと呼吸をすること)で体温を調節しているのだ。

犬の最適な温度は18~22℃だ。そのため、夏のシーズンで人間にとって快適な室温である28℃は、犬には暑いと感じるだろう。室内で頻繁にパンティングしているようなら、設定温度を少し低めにしたり、エアコンと扇風機などを併用して、犬のいる場所に風を送ってあげよう。また、ペットショップで販売されている犬用のクールマットやジェルマット、金属製のプレートなどを置いてあげると喜ぶはずだ。

なお、犬が快適と感じる湿度は40~60%だ。湿度が高すぎるとカビや雑菌、害虫の発生や熱中症、耳や皮膚などの炎症が起こりやすくなる。一方で湿度が低すぎるとフケが出たり、呼吸器の異常、脱水症状が起こりやすくなるので十分に注意が必要だ。

猫にとっての快適な室温・湿度

「猫はこたつで丸くなる」という童謡(雪)があるように、寒がりなイメージのある猫。そんな猫にとっての適温は20~28℃、湿度は50~60%が最適だ。子猫は成猫より少し高めの30℃前後が適温だが、体力が落ちて抵抗力もなくなってきている老猫は一年を通じて28℃をキープするのが理想である。急な温度変化にも弱くなるので、部屋の寒暖差が出ないように工夫してあげよう。

猫の場合は湿度にも注意が必要だ。湿度が苦手な猫にとって、多湿な日本の気候はかなり過酷だといわれている。犬と同様に汗腺が人間よりも少ない猫は、鼻や口から水分を蒸発させるしかない。熱中症を引き起こしたり、被毛が蒸れて皮膚炎になるリスクが高まる。また乾燥しすぎた部屋は人間同様、猫も風邪をひきやすくなり、肉球にあかぎれができて歩くのが辛くなる可能性も出てくる。

冬場は猫が寒いと感じたとき自分で暖を取れるように、湯たんぽや毛布を寝場所付近に配置したり、ウォームマットなどを設置するとよいだろう。また、寒がりな猫は冷房が苦手だ。適温に設定していても、猫が寒いと感じたときはあまり冷えていない他の部屋に移れるように逃げ道を作っておくと、猫も人も快適に過ごすことができる。

結論

家族全員が快適に過ごせる室温を設定するのが難しいことがおわかりいただけただろうか。特に自分では体温調節が難しい子どもやお年寄り、ペットがいるときは、相手を基準に考え、自分は暖かい衣類や室温が調整できるグッズ(冷感マット、毛布、カイロなど)を利用するなどして、こちらが合わせる気遣いをしたいものだ。そして、こまめに家族が暑いか・寒いかなど声掛けしたり、ペットの様子をチェックする習慣をつけてみてはいかがだろうか。

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