1. 送料が安い郵便サービスは? 安く荷物を送るためにサービスの種類を把握する
郵便局はさまざまな種類の郵便サービスを扱っている。種類が多くて「この荷物にはどれを使えば一番安い?」と迷うこともあるだろう。事前にサービスの内容を把握していれば、少しでも安い方法が選べるはずだ。そこで、ネットオークションなどの荷物の発送に使える郵便サービスを紹介しよう。荷物の種類に合わせて安いサービスを選ぼう。
クリックポスト
YahooまたはAmazonのアカウントが必要だ。ネットで料金の支払手続きができ、自宅で宛名ラベルの印刷ができる。衣類やCD・DVD、A4サイズの雑誌などを送るのに便利。
【料金】185円
【サイズ】縦34×横25×厚さ3cm以内
【重量】1kg以内
【追跡サービス】あり
【料金】185円
【サイズ】縦34×横25×厚さ3cm以内
【重量】1kg以内
【追跡サービス】あり
スマートレター
郵便窓口やコンビニで買えるA5サイズの封筒で、封筒代金に運賃も含まれる。CD・DVDやスマホケース、文庫本など、小さいものを送るのに便利。
【料金】180円(封筒代込み)
【サイズ】縦25×横17×厚さ2cm以内
【重量】1kg以内
【追跡サービス】なし
【料金】180円(封筒代込み)
【サイズ】縦25×横17×厚さ2cm以内
【重量】1kg以内
【追跡サービス】なし
レターパック
郵便窓口やコンビニで買えるA4サイズの封筒で、「レターパックライト」と「レターパックプラス」の違いは、レターパックプラスは厚さの制限がないこと、集荷依頼ができること、対面で配達されることになる。
【料金】レターパックライト:360円、レターパックプラス:510円(どちらも封筒代込み)
【サイズ】ライト:縦34×横24.8×厚さ3cm以内、プラス:縦34×横24.8cm
【重量】4kg以内
【追跡サービス】あり
【料金】レターパックライト:360円、レターパックプラス:510円(どちらも封筒代込み)
【サイズ】ライト:縦34×横24.8×厚さ3cm以内、プラス:縦34×横24.8cm
【重量】4kg以内
【追跡サービス】あり
定形外郵便
料金は重量やサイズによって変動する。
【料金】規格内:120円~、規格外:200円~
【サイズ】規格内:縦34×横25×厚さ3cm以内、規格外:縦+横+厚さ=90cm以内(縦60cm以内)
【重量】規格内:1kg以内、規格外:4kg以内
【追跡サービス】なし
【料金】規格内:120円~、規格外:200円~
【サイズ】規格内:縦34×横25×厚さ3cm以内、規格外:縦+横+厚さ=90cm以内(縦60cm以内)
【重量】規格内:1kg以内、規格外:4kg以内
【追跡サービス】なし
ゆうパケット
料金は厚さによって3パターン。郵便窓口で専用宛名シールを無料で入手できる。日曜・休日でも毎日配達。
【料金】250円~
【サイズ】縦+横+厚さ=60cm以内(縦34cm以内、厚さ3cm以内)
【重量】1kg以内
【追跡サービス】あり
【料金】250円~
【サイズ】縦+横+厚さ=60cm以内(縦34cm以内、厚さ3cm以内)
【重量】1kg以内
【追跡サービス】あり
ゆうパック
料金は重量や届け先地で変動。郵便窓口やコンビニなどで入手できる専用宛名ラベルを使用する。集荷サービス利用可能。配達日・時間帯指定、着払い、損害賠償などのサービスあり。
【料金】800円~
【サイズ】縦+横+高さ=170cm以内
【重量】25kg以内
【追跡サービス】あり
【料金】800円~
【サイズ】縦+横+高さ=170cm以内
【重量】25kg以内
【追跡サービス】あり
2. 荷物の発送に必要な資材は?
封筒
レターパックとスマートレターには専用の封筒があり、封筒の購入代金に運賃も含まれている。専用ケースがないサービスは、指定サイズに合う封筒を用意する必要がある。
ダンボール
ゆうパックは、専用のダンボールなどが郵便局で販売されているが、必ずしもそのダンボールを使う必要はなく、自分で用意したダンボールなどで発送もできる。ゆうパック以外のサービスは指定サイズが小さいため、合うサイズのダンボールを用意するのが難しいかもしれないが、ダンボールを使うこと自体は可能である。
宛名ラベル
クリックポストは自宅で宛名ラベルを印刷できる。ゆうパックとゆうパケットは郵便局で専用の宛名ラベルを入手して手書きする。また、無料サービスの「Webゆうパックプリント」を使えば、ゆうパックやゆうパケット、手紙・はがき用などの宛名ラベルを自宅で印刷することができる。
3. 郵便局はもちろん、コンビニでも扱っている郵便サービス
郵便サービスなので、もちろんすべて郵便局で取り扱っているサービスだが、なかには郵便局以外でも取り扱っているものもある。コンビニでは、切手やレターパック・スマートレターの封筒を販売している。店内にポストが設置されているコンビニも多いので、ポストを探し回らなくてもコンビニで投函することもできる。
また、ゆうパックの取り扱いを行なっているコンビニもあり、わざわざ郵便局まで行かなくても、コンビニでゆうパックの差し出しができるのだ。営業時間が決まっている郵便局と違い、24時間営業のコンビニなら、自分の都合に合わせやすいので、郵便局かコンビニか、便利に使い分けて上手に荷物を発送しよう。
また、ゆうパックの取り扱いを行なっているコンビニもあり、わざわざ郵便局まで行かなくても、コンビニでゆうパックの差し出しができるのだ。営業時間が決まっている郵便局と違い、24時間営業のコンビニなら、自分の都合に合わせやすいので、郵便局かコンビニか、便利に使い分けて上手に荷物を発送しよう。
結論
価格だけを考えれば、100g未満の場合は定形外郵便が安い。しかし、ネットオークションなどで販売する商品の発送には、追跡サービスを利用できるもののほうが安心だ。送る荷物が厚さ3cmを超えないものであれば、クリックポストが料金も安く使いやすい。厚さが3cmを超えるなら、レターパックプラスかゆうパックの利用となるだろう。それぞれのサービスの内容を把握し、荷物に合わせて使い分けてみよう。