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定形外郵便は90cmサイズまで!定形外郵便を賢く使いこなす

定形外郵便は90cmサイズまで!定形外郵便を賢く使いこなす

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2019年9月 9日

インターネット上のオークションやフリーマーケットの普及により、個人で所有しているものを手軽に売り買いできる場が広がっている。その際の配送方法はいくつかあるが、サイズによっては、定形外郵便が割安な手段となる。定形外郵便を上手に利用する方法について、ゆうパックと比較した場合を例に解説していこう。

  

1. 定形外郵便の規格外とは

定形外郵便の規格内・規格外という言葉を耳にしたことはあるだろうか。日ごろ郵便で物を送る機会の少ない人にとっては耳慣れない言葉かもしれない。

定形外郵便物には規格内と規格外がある

郵便には定形郵便と定形外郵便があるが、さらに定形外郵便には、規格内と規格外という区分がある。2017年の日本郵便の料金改定の際、定形外郵便はサイズによってこの2通りに分けられたのだ。

「~外の~内・~外」のという言葉が重なるため、若干わかりにくい言い回しにも聞こえるが、それぞれの具体的なサイズと重さを詳しく紹介していこう。

2. 定形外郵便の重さとサイズ

定形外郵便・規格内のサイズと重量

規格内のサイズ上限は長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cmで、重さの上限は1kgである。A4用紙のサイズが29.7cm×21.0cmなので、それよりも少し大きいサイズをイメージするとわかりやすいだろう。

定形外郵便・規格外のサイズと重さ

規格外のサイズ上限は、長辺60cm・長辺+短辺+厚さの合計90cmで、重さの上限は4㎏である。少々形がいびつなものでも対応できるサイズ設定になっている。

3. 定形外郵便料金とゆうパック料金どっちがお得?

ではゆうパックと料金を比較してみよう。まずは定形外郵便の料金はどのようになっているか見ていく。定形外の規格内・規格外の料金を重さごとに比較すると以下のようになる。

定形外郵便の料金(重さ:規格内:規格外の順で)】

50g以内 :120円:200円
100g以内:140円:220円
150g以内:205円:290円
250g以内:250円:340円
500g以内:380円:500円
1kg以内 :570円:700円
2kg以内 :取り扱いなし:1,020円
4kg以内 :取り扱いなし:1,330円

ゆうパックとの送料比較

一方、ゆうパックのサイズ区分は縦・横・高さの合計により60サイズ~170サイズまであり、重さは25kgが上限だ。その中で、定形外郵便と比較できるサイズは60サイズ区分と80サイズ区分のみとなる。

距離による料金を見ると、60サイズの場合、たとえば差出元が北海道であれば道内への送料は800円だが、届け先が沖縄になると1,520円になる。80サイズの場合、北海道-沖縄間の送料は1,730円となり、定形外・規格外の4㎏までの1,330円と比較すると、ゆうパックより定形外郵便の方が60サイズの場合で200円、80サイズの場合で400円割安となる結果だ。

もし重さが1㎏以内であれば、北海道-沖縄間の80サイズ送料で比較すると1,000円近く割安となる。つまり、軽くて小さめの荷物を遠くまで送りたい場合は、ゆうパックより定形外郵便を利用した方が費用は安く済むことになる。

オプションも検討しよう

料金の面だけの比較では定形外郵便がおすすめではあるが、ゆうパックには追跡サービスや原則30万円までの実損の賠償があり、配達日指定、時間指定もできるというメリットがある。一方、定形内・定形外郵便にそれらの機能をつけるためには、別途特定記録や書留・配達日指定などのオプションを追加でつける必要がある。

配達追跡が可能となる特定記録であれば、費用は全国一律160円なので、上記例の距離と重さの場合ならこれをつけてもまだ800円近く割安となる。このように、定形外郵便を利用する際には用途に合ったオプションを、必要に応じて追加するとよいだろう。

結論

定形外郵便を上手に利用する方法について解説した。定形外郵便は重量で料金が決まるため、わかりやすく使い勝手もいい。料金体系や付加できるオプションを理解して、ゆうパックとうまく使い分けをしながら賢く利用してほしい。
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  • 更新日:

    2019年9月 9日

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