1. 体温計は布団の中で測定しても大丈夫?
熱が出ると布団から起き上がるのが辛いので、布団をかけたまま体温計を使用する人が多い。しかし、熱があるときはふとんをかけずに測定したほうが熱もこもらず、正しく測ることができる。特に、赤ちゃんの場合は厚着でも体温が変化するため、布団から出て体温を測定することをおすすめする。
しかしその一方で、布団をかけたまま測定するのが正しいときもあるのはご存知だろうか?
しかしその一方で、布団をかけたまま測定するのが正しいときもあるのはご存知だろうか?
基礎体温を測定するには布団から出る前が適している?
基礎体温を測定するときは熱っぽいときとは異なり、起床後布団から出る前に体温を測定するのが適している。基礎体温は、同じ時間に同じ条件で体温を測定すると安定する。基礎体温とは、人間が生きていく上で必要最低限のエネルギーしか使っていない、言わば安静状態時の体温である。
つまり、本来は寝ている時の体温なため自分では測定できないが、毎回布団から出る前に測ることでより正確な基礎体温をつけることができる。このように熱っぽいときと基礎体温をつけるときとで、使い分けるとよいだろう。
つまり、本来は寝ている時の体温なため自分では測定できないが、毎回布団から出る前に測ることでより正確な基礎体温をつけることができる。このように熱っぽいときと基礎体温をつけるときとで、使い分けるとよいだろう。
2. 体温計で基礎体温をつける方法とは?
基礎体温をつける方法は、毎日口で体温を測定し、正しい測り方で測定するのがポイントとなる。
基礎体温は毎日同じ環境で測定する
基礎体温の測定は、毎日同じ環境で測定するのが正しい測り方だ。まず、寝る前に枕元に体温計を準備しておき、朝目が覚めたら、布団から出ずに安静な状態で体温を測定。それを毎朝繰り返すが、できるだけ同じ時間に測定するよう心がけよう。
目が覚めたらすぐに検温することが大事だ。また口で体温を測定する際に、感温部がずれていると基礎体温を正しく記録することができないので、注意して正しい測り方を心がけよう。
目が覚めたらすぐに検温することが大事だ。また口で体温を測定する際に、感温部がずれていると基礎体温を正しく記録することができないので、注意して正しい測り方を心がけよう。
3. 脇、口、耳、それぞれの体温計の測り方
体温を測定するには、脇、口、耳で測る方法があり、それぞれに注意点や正しい測り方がある。正しい測り方と注意点を知ることで、正確な体温が測れるのだ。詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてほしい。
脇で体温を測る方法
脇で測定するには、感温部をあてる場所が重要だ。脇の下の中央のくぼみの奥に体温計を入れ、測定が終わるまでずらさずに待つ。感温部をあてる場所が違うと、正確に測定できないので注意が必要だ。
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口で体温を測る方法
口で体温を測定する場合は、感温部をあてる位置が難しいので、正しい位置にあてることを意識することが大事だ。感温部を舌の付け根の裏側にあて、舌で密着させて口を閉じ、毎回同じ場所で測定するよう心がけよう。
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耳で体温を測る方法
耳で体温を測定するには、プローブを耳に入れ、音が鳴るまで待つ。その際、耳の中が汚れていると体温を正確に測定できないのできれいにしておこう。
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結論
体温計の正しい測り方は、測る部位によってもポイントがある。基礎体温をつけるときや、熱っぽいときなど、測る目的によっても正しい測り方が異なるので気をつけたい。体温計の正しい測り方を知り、正確な体温を測定するよう心がけよう。