目次
- 1. 郵便物やゆうパックの再配達は何時まで?
- 2. 郵便物やゆうパックの再配達を依頼する方法
- 3. 郵便物やゆうパックの再配達を依頼する際は「保管期限」に注意
- 4. 郵便物やゆうパックの再配達時間の確認・キャンセル・変更について
- ドライバー直通電話
- 24時間自動受付
- インターネット
- QRコード
- 郵便やファックス
- LINEで郵便局(ぽすくま)
- はこぽす(ロッカーサービス)
1. 郵便物やゆうパックの再配達は何時まで?

受取印や本人確認が必要な郵便物を受け取れなかったときは「ご不在連絡票(以下、不在票)」がポストに入れられるはずだ。その通知を元に再配達を依頼できるわけだが、何時まで受け付けてくれるのだろうか?また指定できる時間帯はどうなっているのだろうか?
郵便物の配達時間および再配達受付時間一覧

受取印や本人確認が必要な郵便物の配達時間および再配達受付時間はこのようであった。再配達してほしい時間は、配達時間枠の中から選べる。電話とインターネットでは受付締切時間が異なる点に注意が必要だ。
ゆうパックの配達時間および再配達受付時間一覧

一方、ゆうパックの配達時間と再配達受付時間はこのようであった。郵便物と異なる点は「19〜21時」という枠が設けられているところだ。やはり電話とインターネットとでは受付締切時間が異なるので注意したい。
当日の再配達は郵便局によって異なる
当日中の再配達を何時まで受け付けているかは、その地域の郵便局ごとに異なる。お住まいのエリアを担当する郵便局に直接問い合わせるのが確実だ。
土日や休日を挟む場合は希望通りにいかないことがある
平日であればよいが、土日や休日を挟む場合、郵便局または受け取る予定の郵便物などによっては翌営業日の対応になることがある。ゆうパックなど、もとから土日も配達しているサービスであれば問題ないはずだが、それ以外の郵便物などは留意したほうがよいだろう。
諸事情により希望する時間帯に届かないことがある
依頼が集中する時間帯や道路状況などにより、必ずしも希望する時間帯に届かないことがある。不可抗力のため仕方がないわけだが、どうしてもその時間までに受け取りたい郵便物や荷物があるときは、事前に相談するとともに直接取りに行くことも考えたほうがよいだろう。
受取場所は変更できる?
ゆうパックの場合、ローソンやミニストップ、ファミリーマートといったコンビニ受け取りや、後述するロッカーサービス「はこぽす」、あるいは指定場所(玄関前、メーターボックス、車庫等)を指定して受け取ることが可能だ。郵便物については他局受取などが可能だが、詳しくは問い合わせていただきたい。
2. 郵便物やゆうパックの再配達を依頼する方法

実際に再配達を依頼する方法はいくつもある。
それぞれ詳しく解説する。なおいずれを選ぶにせよ、追跡番号(お問い合わせ番号)/お知らせ番号が必要になるため、不在票を手元に用意しておこう。
ドライバー直通電話
不在票にドライバーの電話番号が書かれていれば直接電話してみよう。運転中などは出られないが折り返してもらえるはずだ。近所にいれば早く受け取れる可能性もあるため、急いでいるときは電話がよいだろう。
24時間自動受付
不在票に24時間自動受付の電話番号が書かれていれば、そちらに電話して音声案内に従い、再配達を依頼できる。
インターネット
インターネットからも24時間依頼できる。ただし電話当日中に配達してほしい場合は、配達担当の郵便局が何時まで受け付けているか確認する必要がある。こちらをよく利用するという方は、ゆうびんIDを作成しておくと便利だ。
QRコード
不在票に描かれているQRコードを読み込んで再配達を依頼することも可能だ。追跡番号といった情報がすでに入力された状態なので、電話ができない状況かつスマートフォンをお持ちなら、この方法が手っ取り早いかもしれない。
郵便やファックス
不在票に直接、希望する日時を書き込んで郵便またはファックスで送る方法だ。ただし郵便局に到着してからの手続きとなるため時間がかかるおそれがある。正直おすすめできない方法だ。
LINEで郵便局(ぽすくま)
日本郵便の公式LINEアカウントを友だちに追加すれば、再配達依頼だけでなく荷物の追跡や集荷、転居届などさまざまなサービスが利用できるようになる。LINEを日常的に使う方にとっては操作もしやすくわかりやすいのではないだろうか。
はこぽす(ロッカーサービス)
メルカリなどのフリマアプリや通販サイトなどで購入した荷物の受取および再配達などに利用できる、ロッカーサービスもある。「不在持ち戻りメール」などに記載されている専用URLを開いてはこぽすを指定すればOKだ。
3. 郵便物やゆうパックの再配達を依頼する際は「保管期限」に注意

郵便物、ゆうパックなどの再配達を依頼するにあたって忘れないようにしたいのが保管期限である。
保管期限は「最初のお届け日から7日」
持ち戻りとなった郵便物もゆうパックも、郵便局で保管できる期間が決まっている。いずれも最初に届けた日から7日となり、保管期限を過ぎたものは差出人に返送されてしまう。再配達を依頼するのであれば保管期限も意識したほうがよいだろう。
保管期限を延長する方法がある
出張や旅行などで長期間不在にすることがあらかじめわかっている場合、事前に「不在届」を提出することで保管期限を延長できる。不在期間(最長30日)に到着した郵便物や荷物は、届出期間が終了してから配達してくれるというサービスだ。
【不在届の提出方法と提出先】
郵便局に備え付けの不在届、もしくは郵便局のホームページからダウンロードした不在届に必要事項を記入して「自宅の最寄りの郵便局」または「自宅への配達を担当する郵便局」に提出する。本人確認資料(免許証、健康保険証等)が必要なので忘れないようにしよう。
なお出張などで出先の郵便局(自宅エリアを担当していない郵便局)に不在届を提出することはできない(対応してもらえない)ため、自宅を出る前に済ませておく必要があることも覚えておきたい。
ただし、自宅への配達を担当する郵便局などに「電話」をかけて他局受取にしてもらうなど、個別に交渉することは可能だ。対応してもらえるかどうかはケースバイケースだが、相談してみる価値はあるだろう。
4. 郵便物やゆうパックの再配達時間の確認・キャンセル・変更について

再配達を依頼したものの「指定した日時を忘れてしまった」「日時を変更したい」「直接取りに行くのでキャンセルしたい」ということもあるだろう。
再配達を指定した日時の確認方法
日時を確認するには荷物の追跡データを見ればよい。手元の不在票に書かれている追跡番号(お問い合わせ番号)/お知らせ番号から照会できる。
インターネットから変更・キャンセルを依頼する
再配達をインターネットから申し込んだ場合に限り、日時変更とキャンセルもインターネットからできる。再配達受付ページから日時変更やキャンセルをすればOKだ。スマートフォンであれば、QRコードからでも変更やキャンセルができる。
電話で変更・キャンセルを依頼する
すでに依頼済みの再配達日時の変更やキャンセルは、電話でもできる。この場合、24時間自動受付ではなくオペレーターに直接つなげるのがもっとも早くて確実だ。あるいは、配達を担当している郵便局を調べて直接かけてもよいだろう。
結論
郵便物やゆうパックの再配達を何時まで受け付けているかは、郵便局ごとに異なる。そのため当日中に受け取りたいときはドライバーに直接電話をかけるか、担当の郵便局に問い合わせたほうが確実だ。LINEで友だちになっておくといろいろなサービスを利用できて便利である。普段からLINEを使う方はこちらもぜひ検討しておこう。
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