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作って食べる!キッチンで始める【スプラウト】の栽培

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年9月 6日

「ブロッコリースプラウト」や「マスタードスプラウト」など、最近スーパーの店頭でもよく見かけるようになった、「スプラウト」という名前。穀類や豆類、野菜の種から発芽した新芽と茎を食べる食材の総称である。室内で時期を問わずに栽培できるので、気軽にチャレンジしてみよう。

1. スプラウトの栽培で用意するもの

土に種をまいて苗を育てる一般的な野菜と違い、スプラウトは水耕栽培で育てる野菜だ。スプラウトの育て方には大きく2つある。1つは、豆や穀類を種として使い、発芽から双葉が開く前まで遮光した環境で育て、芽が白い状態のまま食すもの。普段なじみのある「もやし」や「アルファルファ」がこれにあたる。

今回ここで紹介するのはもう1つのタイプ。発芽して茎が伸びるまで暗所で育て、茎が伸びたら光の当たる場所に移して双葉を緑色にして食すタイプ。豆苗(トウミョウ)のように豆から栽培するものと、ブロッコリーやそば、紫キャベツ、カイワレ大根など、野菜の種から育てるものがある。栽培に必要なものを以下に紹介しよう。

【容器】

水耕栽培専用の容器が市販されているが、わざわざ購入しなくてもガラスのボウルや陶器の食器などで代用できる。底が平らなガラスのボウルや陶器が好ましい。水分が種全体に均等に行き渡るので、発芽がそろいやすいと考えられるからだ。双葉が出たら、光が当たる窓辺などに置いて育てるので、部屋のインテリアとしても楽しめるような容器を選びたい。
ちなみに、水耕栽培専用容器は、スポンジがセットされているものや、種が付いているものなど、いろいろなタイプがあるので購入する際はよくチェックしよう。

【カット綿】

カット綿は、種のベッドに当たるもの。水をたっぷり含むように、容器の底いっぱいに広がるくらいの大きさが必要。小さなサイズに小分けされている化粧用のカット綿ではなく、怪我の処置などに使われる大きめのサイズが好ましい。ドラッグストアなどで購入できる。

【タネ(種)】

水耕栽培用に容器とセットで販売されているタネ以外にも、野菜や花のようにスプラウト用のタネも市販されているので、その中から好みのものを選ぼう。家庭菜園用に購入したタネの残りは、古くなっていたり、殺菌処理されていたりするものもあるので、必ず新しいスプラウト用を購入しよう。下記に主な種類を紹介する。
  • ブロッコリースプラウト
    最近、店頭でも見かけることが多くなってきたブロッコリーの新芽。「スルフォラファン」というサプリメントにもなっている成分が豊富に含まれていることから注目を集めている。発芽しやすいので、かんたんに栽培が可能だ。
  • ソバ
    赤みがかった芽がスラッと伸びるのが特長。シャキシャキした食感が楽しめる。
  • カイワレ大根
    スプラウトの中では、定番中の定番。大根の種を発芽させたもの。シャキシャキした食感と、ピリッとした辛味が料理にアクセントを加えてくれる。
  • マスタードスプラウト
    からし菜の芽。カイワレ大根より細くて小さな芽が可愛らしい。
  • レッドキャベツ
    紫キャベツの芽。双葉の葉先は緑色、茎は紫色という色合いが特長。栽培中はインテリアとしても見栄えがよい。
  • 豆苗
    店頭やTVコマーシャルでもよく見かけるようになった、えんどう豆の芽。

【霧吹き】

野菜のタネはとても小さいので、水を注ぐと種が浮いてしまい、カット綿に根を張りにくくなってしまう。霧吹きを使って水分を吹き付けながら育てるのがベターだ。豆苗のように豆を使って栽培するものは、霧吹きは必要ない。

2. スプラウトのタネまき

通常の「タネまき」に当たる作業は、以下の手順で行おう。なお、豆を使って栽培する豆苗の場合は、以下とは異なる。
  • 容器の底にカット綿を広げて敷き、全体が湿るくらいの水を注ぐ。
  • カット綿の上に、スプラウトのタネを載せる。土にまく時のようにタネの間隔を気にする必要はない。タネが重ならないように、パラパラと全体に広げれば大丈夫だ。
  • 霧吹きで全体に水を吹きかけておく。タネが綿から浮いてしまうのは水分が多すぎる証拠。タネを湿らす程度の感覚でOK。
  • 遮光するために箱の中に入れる。適当な箱がなければ、紙袋でも代用できる。茶色や黒、紺など白っぽくない色の袋がよい。

3. スプラウトの水やりと光の管理

タネをまいてから1~2日で発芽し、3~4日で新芽が伸びてくる。それまでは、光が当たらない環境を保つのだが、水やりは1日2回、忘れずに行おう。スプラウトはタネ自体が持っている栄養分と水だけで育つので、水切れしたら成長は止まってしまう。

水やりの方法は、最初と同様。霧吹きで全体に水分が行き渡るように吹きかければよい。一般的な野菜のように、発芽してから間引いたり剪定したりする作業がないから楽だ。ただし、水をやっても発芽しないタネはそのまま置いておくと、腐って全体をダメにしてしまいかねないので、取り除いておこう。

発芽した芽がヒョロヒョロと伸び、芽が出そろった時点で、遮光状態から日光の下に出してやる。箱や紙袋から出して、日光の当たる窓辺などに置いておこう。それまで白っぽかった双葉が、太陽の光を浴びることで徐々に緑色に変化していく。子供と一緒に観察するのも楽しいものだ。

4. スプラウトの収穫

タネをまいてから5~7日程度で、双葉が鮮やかな緑色に変わる。その頃が収穫のタイミングだ。根元からハサミで切り取って収穫を。スプラウトは、1回切り取って収穫したら栽培は終了。
根が張ったカット綿ごと捨て、容器はよく洗っておこう。

次にまた同じ容器で栽培する際は、容器を煮沸消毒するかスプレーの消毒剤をかけて、清潔にしてから使用を。雑菌を繁殖させないよう、気をつけて栽培を楽しんでほしい。

結論

このようにスプラウトは、室内でかんたんに栽培できる。市販のスプラウトのタネは、2~3回栽培できるくらいの量が入っているので、余ったらしっかり口を閉じ、冷蔵庫で保管するとよい。ただし、タネが古くならないうちに使い切るのがベストだ。
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