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知っておくと便利なネジに関する基本知識とネジの種類

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年10月 7日

ネジは日常生活を送る上で特に意識することがないかもしれないが、実にさまざまな製品で使用されている。しかし、日常的に使用するものではないため、その種類や形状などを詳しく知る機会も少ないのではないだろうか。ここではネジに関して知っておくと便利な基本知識とネジの規格や形状の種類について解説する。

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1. ネジの規格とは

ネジとは辞書によると「物を締めつけて固定したりする機械部品」「ねじ山を持ち、ねじ部断面が円形のもの」などと定義されている。ここでは、ネジの基本と規格及びネジ表記の見方について解説する。

ネジの基本「おねじ」「めねじ」

ネジはその機能によって「おねじ」と「めねじ」に分けられ、ドライバーを使い、ねじりながら差し込んでいくものを「おねじ」、おねじを差し込まれ固定する側を「めねじ」という。例えば、ナットを使用し固定しているボルトがあったとすると、ボルトは「おねじ」に該当し、ナットは「めねじ」に該当する。

ネジの規格を決めている機構とネジの規格

ネジの規格は、日本産業規格(JIS)が発足されて以降はJISによって標準化が図られた。現在は更に国際規格であるISO規格に準じるよう、統一可能なものに関しては統一が図られている。しかし、かつての古い日本製品でISO規格にないものも存在するため、全て統一される状態には至っていない。

JISによるネジの規格には下記が存在する

・メートルねじ(並目ねじ)ネジの記号表示:M
・メートル台形ねじ(メートルテーパねじ)ネジの記号:Tr
・ユニファイ並目ねじ【インチねじ】ネジの記号:UNF
・管用平行ねじ ネジの記号:G
・管用テーパねじ ネジの記号:R

ネジ表記の見方

ネジ表記の見方として、例えば「M6×20」と表記されていた場合の見方は下記となる。

M:メートル規格の記号表示
6:直径6ミリ
20:長さ20ミリ

【呼び径とは】
上記例の場合のM6を呼び径という。

【直径とは】
ネジには「ねじ山」と「谷」があり、直径とは「おねじ」の場合、ねじ山からねじ山までで長さが最も長くなる外径、「めねじ」の場合谷から谷までで、やはり長さが最も長くなる外径のことである。

【長さ】
長さとは、ネジが実際にネジを入れる対象物に入ることが可能な部分の長さのことである。つまり、皿ねじはネジ頭頂部からねじ先まで、皿ねじ以外のネジは「座面」からねじ先までとなる。

2. ネジの「頭」とは

ネジの頭とは、ネジ各部の名称の中の一つである。ネジにはその部分ごとに「頭」「首」「軸」「ねじ先」「座面」などの呼び方がある。ここでは、日常生活の中で使用している製品で主に使われている、ビス(小ねじ)と呼ばれる直径8mm以下のネジの「頭」の種類について解説する。

ネジの「頭」とは

ネジの「頭」とはドライバーなどの工具を用いてネジを締結する際の溝や穴の設けられている個所である。

ネジの「頭」の種類

ネジの頭には用途によって使い分けられるいくつかの形状がある。主なネジの頭の形状には下記がある。
・なべ
・皿
・丸皿
・トラス
・バインド
・低頭

ネジの呼び方は、ネジの頭の形状を用いて、なべねじ、皿ねじ、トラスねじと呼ぶ。

3. ネジの特殊穴とは

小ねじの頭にはドライバーでネジを締結する時に必要な溝がある。一般的なネジの頭の溝は、プラスドライバーを用いて締結可能なプラスの形状の「十字穴」、とマイナスドライバーを用いて締結可能なマイナスの形状の「すり割り」があり、現在は「十字穴」のネジが多くを占める。1950年以前は「すり割り」が一般的であった。

一方、上記形状以外に、力の伝達効率良くするためや、いたずら防止のためなどの目的で、さまざまな特殊な溝の形状が存在する。いたずら防止ネジを「特殊ねじ」と呼ぶ場合もある。形状としては、三角の形状のもの、六角の形状の中にピンのような突起が出ているもの、穴が二つ開いているものなどがあり、それらは、通常のドライバーで開けることは難しい。

特殊な形状の溝を持つネジ用の工具は、防犯の観点から、登録商標や特許を持つ者しか製造できない。もちろん、販売に関しても同様である。

結論

ネジに関して知っておくと便利な基本知識とネジの規格や形状の種類について解説したがいかがだっただろうか。ネジは普段は意識しないが、実は日常生活の中で使われる製品にとって、なくてはならない精密部品の一つだ。何かを解体した際、うっかり落として失くしてしまうと物によっては手に入れることが難しいネジもあるので、取り扱いの際には十分注意するべきといえる。

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