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作って食べる!キッチンで始める【もやし】の育て方・栽培方法

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年9月27日

土や日光がなくても栽培できるのがもやし。「発芽させる」という意味の「萌やす」から名付けられたというように、豆を発芽させて作る野菜だ。キッチンで1週間もあれば作ることができるので、子供と一緒に気軽に始めてみよう。

1. もやしの栽培で用意するもの

もやし栽培には、広い庭やベランダ、日光が当たる明るい環境も必要ではない。基本的に、発芽する「豆」と水とビンがあればOK。それらを含め、準備するものを下記に紹介しておく。

【ビン】

豆と水を入れて発芽させるためのビンは、口が広いものを用意する。豆は水を吸って発芽する際、3倍くらいに膨張するので、大きめのビンがベター。保存容器として市販されているビンを用意しなくても、家にジャムの空きビンなどがあれば、それを活用できる。
大事なのは、栽培を始める前に必ず煮沸消毒すること。鍋に水を入れて沸騰させたところにビンを入れ、数分間煮る。その後、鍋から取り出し、逆さにして水を切る。内側に水分が残っているようなら、キッチンペーパーで拭き取っておく。

または、キッチン用の除菌スプレーを内外に吹き付けてから、キッチンペーパーで拭いておく方法でもOK。未使用のビンを使用する場合も、必ずいずれかの方法で消毒しておこう。

【タネ】

もやしは使用するタネ(豆)によって、出来上がりの形状と味が変わる。野菜のタネ売り場には、個別に袋詰めされた「もやし用のタネ」が並んでいるので、好みのものを選んでみよう。ただし、「もやし用」と表記されていないタネは、土に植え付け(またはまいて)草木や実を育てるために、病害虫にかかりにくいよう殺菌処理されているので、発芽した芽をそのまま食べるもやしには適さない。必ず、「モヤシ用」と書かれているタネを購入しよう。主な種類を以下に挙げておく。

◆大豆/韓国料理のナムルでおなじみの豆もやしになるもの。
◆グリーンマッペ/緑豆のこと。市販されているもやしは、これが一番多い。
◆ブラックマッペ/グリーンマッペより細いもやしに育つ。シャキシャキした食感が魅力。
◆アルファルファ/一般的にはもやしというより「スプラウト」として認識されているが、実はもやしも植物の新芽を食べる「スプラウト」の一種。アルファルファも、もやしのタネとして入手できる。

【ガーゼまたはネット】

ビンの口を覆って蓋にするためのもの。口を覆って輪ゴムで留め、そのまま水を捨てるので、水が通るガーゼまたはネットが必要になる。キッチンの排水口用に市販されているネットでもよい。

【水】

「キレイな水で栽培したい」との思いから、市販のミネラルウォーターを用いたくなるかもしれないが、飲料用に販売されている水は消毒されていない。消毒されている水道水を使用するのがベスト。

2. もやしのタネの給水

普通の野菜でいう「種まき」や「植え付け」に当たるのが、「給水」。タネを水に浸けて数時間から一昼夜おき、水分をよく含ませることで発芽を促すのだ。

水に浸ける前に必ずしなければならないのが、タネをよく洗うこと。ボウルにタネとたっぷりの水を入れ、グルグルとかき混ぜる。水に浮いてきたタネは発芽しないので取り除き、ザルにあげる。この作業を3回繰り返す。

その後、タネを消毒しておいたビンに入れ、水を入れる。水の量は、タネに高さの5倍くらい。ビンの口にガーゼかネットを被せ、口を輪ゴムで留めておく。このまま5時間~8時間室温に置いて給水させ、水を捨てる。ガーゼの蓋はしたまま、ビンを傾ければOK。よく水を切ったら、ガーゼの上から新しい水を入れ、タネのぬめりをとるようにビンを揺すり、再びビンを傾けて水を全て切っておこう。

ちなみに、吸水時間はタネの種類によって異なるのだが、大豆は6時間以上給水させると、逆に発芽しにくくなるというから注意を。

3. もやしの遮光、すすぎ

もやしは、光を遮った環境で発芽させ、柔らかい新芽を育てるのがポイント。というわけで、水を切ったビンは、太陽光や電気の光を遮断した環境に置いてやらなければならない。

給水が済んだビンは、遮光できる戸棚の中、または段ボールなどの箱に入れるか、紙袋を被せて置いておく。高温になる場所はタネが腐りやすいので避けたいが、特に冷暗所でなくてもキッチンの片隅など室温の場所で問題ない。

遮光してからは、毎日2回、新しい水を注いで洗うことが大事だ。水を入れたら、ビンを揺すってぬめりを取り、水をしっかり切ってからまた遮光して置いておく。水は植物の成長に必要なものだが、水があるとものは腐る。新しい水ですすぐことで、雑菌の繁殖を防ぐことができるので、この手間は絶対に忘れてはならない。

発芽し始めてからは、ビンを優しく揺すってやろう。ガシャガシャと力強く揺すると、出たばかりの柔らかい芽が折れて、そこから腐ってしまうからだ。

4. もやしの収穫

遮光してから5日~7日程度で収穫できる。タネの種類や気温によって、日数に違いはあるが、葉が出てくる前が食べ頃だ。大豆を使って育てる「豆もやし」は、白い部分が5cm~7cmになった頃が収穫どき。ビンから取り出し、よく洗ってから茹でたり、炒めたりして味わおう。

結論

ビンに入れて、暗いところに置いておけば1週間足らずで食べられる野菜が出来るとは驚きだ。毎日2回、水ですすぐ手間はかかるものの、朝と晩の日課としてやれば、さほど大変ではないはず。子供と一緒に理科の実験・観察をするつもりで、トライしてみてはいかがだろう。
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