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チタンの熱伝導率は高い?低い?軽くて強くて使いやすいチタン鍋の魅力

チタンの熱伝導率は高い?低い?軽くて強くて使いやすいチタン鍋の魅力

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年3月24日

鍋を買うときに、素材について悩んだ経験はないだろうか。「アルミがいいのか、ステンレスか、はたまたチタンか」金属によって、それぞれ特性があることは漠然と知ってはいるものの、実際にどのように使い分けるべきなのかまで理解している人は、あまり多くないだろう。なかでもチタンは、その軽さや強度の高さ、そして熱伝導率の低さが煮込み料理をおいしくさせると注目となっている。その他にも、金属にはさまざまな特性がある。鍋を購入する前に、素材となる金属の特性についてぜひ知っておこう。

  

1. チタン製の鍋が人気の理由

最近、チタン素材の鍋が人気となっているのを知っているだろうか。チタンが人気の理由は、ステンレスや鉄のフライパンや鍋よりも軽量で丈夫だからだ。さらに、金属成分の溶出もないため金属臭くないこともおすすめだ。

熱伝導率が少し低いものの、保温性が高いため、じっくりと食材に熱を通すことが可能だ。時間を掛けて火を通したい肉料理など、煮込み料理には適している。また、強度が非常に高く、歪みにくいのも魅力といえるだろう。

さらに、チタンにはごく薄い透明の酸化被膜がある。この酸化被膜は、非常に強い耐食性や抗菌性を発揮してくれるため劣化率が低いので、毎日料理で使用する鍋としては、非常に優秀な素材といえるだろう。

2. チタン鍋のデメリットとは

このように見ていくとメリットばかりのように感じられるかもしれないが、チタンの鍋にはデメリットも存在する。熱伝導率の低さについては先ほどの項目でも少し触れたとおりで「サッと強火で食材に火を通したい」という場面では大きなデメリットだ。

また、火が直接当たった箇所が非常に高温となるため、鍋の表面温度が場所によって違いが出てしまうこともある。こういった問題をクリアにするために、最近はチタン製の鍋の火が当たる底面に、熱伝導率の高いステンレスやアルミをコーティングしているものも多い。購入する際には、チタンのデメリットを理解した上で、その鍋がどういった作りになっているかをしっかりとチェックしよう。

3. アルミなどのその他金属製鍋について

その他の素材の鍋は、どうだろう。鉄や銅の鍋は、古くから愛され続けている。使い込めば混むほど食材がこびりつきにくくなる鉄鍋、熱伝導率が高く人気の銅鍋。この二種類の鍋に関しては、一生ものとして長年大切に使っている人も多い。

続いてアルミ鍋についてだが、アルミは軽さと熱伝導率の高さで圧倒的な人気を博している。こびりつきやすいというアルミの弱点も、テフロン加工されていれば問題なく、家庭用鍋として非常に使いやすく人気だ。

絶対にこの鍋が最適!というものはないので、自分がどんな料理を作るかで、最適な鍋を選んでみよう。

結論

近年、さまざまな加工を施し、一般家庭にも広く取り入れられるようになってきたチタン製の鍋。金属の中でも最軽量クラスとなるため、家庭においても、アウトドアにおいても人気が高まっている。アウトドアでは保温性が大きなメリットとなり、その上、手入れがしやすく、耐久性も高いので、少し高価だがそれでも人気がある。チタン製鍋に注目が集まっている今こそ、豊富なラインナップからセレクトする絶好のタイミングかもしれない。
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  • 公開日:

    2019年9月13日

  • 更新日:

    2021年3月24日

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