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磁器とはどんなもの?その特性を知ってお気に入りを長く使おう

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年9月16日

日常的に使用する食器や、来客用のティーセットなど、磁器は身近に存在する。だが、どのように扱うのが適切なのかご存知だろうか。お気に入りの磁器製の食器を長く使うために、今回は磁器の特徴や取り扱い方を見ていこう。

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1. 磁器の原料を知る

磁器の原料は、珪石と長石という鉱物を含む粘土だ。陶器の原料として使う粘土より長石の割合が高く、窯で焼く際の温度もより高温となる。ガラスの原料でもある長石と珪石は、約1200度という高温で焼くことにより結晶化し、薄さを保ち透明感も備えた強度の高い器が完成する。

耐久性および耐熱性に優れている磁器だが、熱伝導率が非常に高いという特徴も持つ。熱伝導率が高いということは、熱いものを入れると器もすぐに熱くなってしまうということ。さらに熱を放出しやすいため、盛りつけた料理や飲み物が冷めやすいということでもある。つまり磁器は、熱しやすく冷めやすいのだ。使用の際にはこの特性をよく覚えておこう。

2. 磁器の食器は電子レンジ使用可能?

もともと磁器は1200度にもなる高温の窯で焼かれて作られるので、耐熱性には非常に優れている。そのため、電子レンジでの加熱も可能だ。ただ、金彩や銀彩などのように、絵付けに金や銀が施されているものに関しては、電子レンジを使用できない。

電子レンジのマイクロ波に金彩や銀彩が強く反応してしまい、バチバチと火花が散って周囲に火が燃え移る危険性があるのだ。電子レンジの故障の要因にもなるうえ、美しい金銀彩が剥げてしまうこともある。

同様に、補修として金継ぎが施されている食器も電子レンジの使用は避けよう。うっかり使用しないよう、注意しておきたい。

3. 磁器の食器に熱湯はNG?

磁器は、購入したらぬるま湯で洗ってから使用する。ここで注意したいのは、いきなり熱湯を注がないようにするということだ。購入後最初に「米のとぎ汁で煮沸」することを促されるような説明書きがある場合でも、避けた方がいいだろう。

というのも、磁器は熱伝導率が高いため、熱湯を注ぐと器自体も一気に高温になってしまい、その急激な温度の変化が原因となって破損してしまう危険性があるからだ。耐熱性に優れているとはいっても、あまりにも急激な温度変化には耐えられない可能性があるということは理解しておこう。

また、同じ磁器でも窯で焼く際の温度や材料の違いなどにより、強度にも差が生じるため、一概に「この前買った磁器マグカップは熱湯を入れても割れなかったから、今回買ったものも大丈夫だろう」などと安心できない部分がある。全般的に、急な温度変化は避けるようにしておくに越したことはないだろう。

4. 磁器のお皿で日常生活に潤いを

磁器は薄いので透光性が高く、質感・見た目ともに非常に優れている。焼きあげる際に透明な塗り薬を塗布するため、光沢が出て上品な仕上がりになるのも魅力で、デザイン性が高いものが多くなっている。来客用の茶器やお皿に磁器製のものが多いのもうなずけるだろう。


薄手でありながらも耐久性が高いため、日常使いにも適している。少しおしゃれな磁器製のマグカップで紅茶やコーヒーを飲めば、ただの休憩時間が少し特別なものになるかもしれない。取り扱いが難しくないので、普段の食事に使うお皿に磁器製のものを選んでも全く問題はない。磁器特有の高いデザイン性を活かして、気分に合わせたお皿を選ぶのもいいだろう。

結論

磁器製の器は強度や耐熱性が高く、かつ優れたデザイン性も備えていて、普段使いができるだけでなく特別な時間にも大いに活躍してくれる。長所・短所あわせた特性をよく踏まえて、今後の食器選びにぜひ役立ててほしい。

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