1. エアリズムは機能性バツグン!
春から秋までロングシーズン活用できるエアリズムは、ユニクロの人気商品だ。エアリズムといえば、なめらかで肌触りがよいのが印象的だが、その着心地のよさを実現できているのは4つの機能が関係している。新たに追加されたUVカット機能についてもまとめてみた。
ドライ機能
汗をかいてもすぐに乾くエアリズムは、さらさらでべたつきにくい。速乾性に優れているのは「毛細管現象」が大きく関係しているからだ。
毛細管現象とは液体が細い管などに入り広がる性質のことで、身近なものにたとえると、ティッシュの先端を水につけた時、ティッシュが水を吸い込みどんどん広がっていく。これは水がティッシュの繊維の隙間を上がっていくからだ。毛細管現象を利用しているエアリズムは、水や汗が繊維の隙間を上がり少しずつ広がるので、蒸発しやすくなり乾くのが早いというわけだ。
毛細管現象とは液体が細い管などに入り広がる性質のことで、身近なものにたとえると、ティッシュの先端を水につけた時、ティッシュが水を吸い込みどんどん広がっていく。これは水がティッシュの繊維の隙間を上がっていくからだ。毛細管現象を利用しているエアリズムは、水や汗が繊維の隙間を上がり少しずつ広がるので、蒸発しやすくなり乾くのが早いというわけだ。
接触冷感
肌に触れるたび、ひんやりとした感触を実現している。着心地がよく、暑い夏も快適に過ごせる。
抗菌防臭
エアリズムの線維には汗のにおいの元となるアンモニアや酢酸、イソ吉草酸、ノネナールなどを吸着、もしくは中和する機能がある。そのため、汗をかいてもにおいが気になりにくいので、さわやかに過ごせる。
ストレッチ
バツグンの伸縮性を持っているエアリズムは、着た瞬間驚くほど心地よいフィット感だ。そのため重ね着をしても着膨れすることなく、キレイに見える。
追加されたUVカット機能
紫外線を90%カットする機能が新たに追加され、さらにエアリズムの活躍の場は広がった。普段使いはもちろん、アウトドアやスポーツ観戦の時も羽織るだけで日焼けから肌を守ってくれる。UVカット機能がついたエアリズムは発売当初レディースのみだったが、いまではメンズとキッズアイテムにも追加され、今後さらなる展開が予想される。
2. 同じエアリズムでもメンズとレディースには大きな違いがあった!
女性が好んでメンズ用の服を購入することは珍しくない。しかしエアリズムに関してはサイズだけでなく機能性にも若干の違いがあるので、女性はレディースを、男性はメンズのエアリズムを購入するのがおすすめだ。違いを明確にしたうえで、メンズエアリズムのシリーズを紹介する。
メンズとレディースの違い
エアリズムの繊維メーカーはメンズが「東レ」、レディースが「旭化成と東レ」がそれぞれ担当している。メンズエアリズムは糸の製造から縫製まですべての工程を東レが担っているが、それにはちゃんとした理由があるのだ。男性は汗をかく量が多いため吸汗速乾性を重視している。ただ、吸汗速乾性が高い衣類は着心地が悪くなるため、ユニクロでは着心地のよさも追求した。その結果、糸の極細化を実現できる東レの高度な技術が必要だったのだ。
メンズエアリズムは3タイプから選べる
通常のエアリズムに加え、メンズには「メッシュタイプ」と「シームレスタイプ」がある。極細線維でシルクのようななめらかな着心地のよいエアリズムをはじめ、2015年に発売されたメッシュタイプは約2倍の通気性で汗をかいてもべたつきにくいのが特徴だ。さらに2016年に発売されたシームレスタイプは縫いをなくすことで、肌着が透けるのを防ぐ。ちなみにシームレスタイプは女性から同様の商品を望む声が相次いだため、レディース用も発売されている。
3. 肌着だけじゃない!エアリズムのパーカーも使い勝手バツグンのよさ
エアリズムといえば肌着の印象が強い。しかし肌着以外にもエアリズムのUVカット機能つきのパーカーも発売しているので、サッと羽織りたい時に便利だ。エアリズムのパーカーは肌触りがよく、ドライ機能もバッチリ。さらに紫外線を90%カットするので、日焼け止めなしで外出する時にも使える。ストレッチが効いて生地が伸びるので、スポーツや家庭菜園の時にも役立つだろう。パーカーを1枚持っておけば、さまざまなシーンで重宝しそうだ。
結論
エアリズムの機能性や特徴を知ったところで、少なからず興味は抱くだろう。快適に過ごしたい、さらさらとした着心地に憧れる人はもちろん、肌着を重要視していない人も試してみてはいかがだろうか。ユニクロが生み出したエアリズムには優れた技術がたくさん詰まっている。価格もお手頃なので、気軽に試せるのも魅力的だ。