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定形外の規格外、最長辺は60センチ!サイズと料金を詳しく解説

定形外の規格外、最長辺は60センチ!サイズと料金を詳しく解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2019年10月12日

インターネットのフリーマーケット市場などの活性化にともない、郵便物のサイズも一般的な封筒のサイズだけでなく、さざまなサイズの物の配送需要が高まっている。定形外郵便は規格内・規格外に分けられており、規格外なら最長辺60cmの物も配送可能だ。今回は定形外郵便のサイズと料金について詳しく解説していく。

  

1. 定形外郵便・規格内のサイズ上限と料金

現在、定形外郵便には規格内と規格外という2種類のサイズ区分が存在する。それにより、定形外郵便の料金は以前より複雑化されたともいえるが、より用途に応じたサイズごとの料金を使い分けることが可能になったともいえる。

現在の定形外郵便物

2017年の郵便料金改定で、定形外郵便は改訂前の定形郵便物・定形外郵便物の2分類から、改訂後の定形郵便物・定形外郵便物(規格内・規格外)の実質3分類に分かれたとも考えられる。

郵便料金を決める上で重要な点はサイズと重さである。基本はサイズ上限であり、決められたサイズ上限内で重量により料金が設定されている。

定形外郵便・規格内のサイズ上限

具体的なサイズ上限であるが、定形外郵便・規格内のサイズ上限は下記となる。

<長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内、重量1㎏以内>

一般的な書類サイズであるA4用紙を折らずに入れられる角形2号封筒のサイズは33.2cm×24cmであり、上記サイズと比較すると縦横の長さは非常に近い。つまり、定形内郵便・規格内のおおよそのサイズ上限はA4用紙用の封筒で厚さ3cmとイメージしておくといいだろう。
なお、定形外郵便・規格内はサイズが規格内だったとしても上限1㎏を超える郵便物は取り扱えないことに注意が必要だ。

定形外郵便・規格内の料金

上記サイズ規格の範囲内で重量により料金は設定されている。具体的な料金は下記の通り。

50g以内 :120円
100g以内:140円
150g以内:210円
250g以内:250円
500g以内:390円
1kg以内 :580円

2. 定形外郵便・規格外のサイズ上限と料金

郵便料金改定の際の重要なポイントともいえる点が、定形外郵便・規格外の設定だといえる。そもそも改定前の定形外郵便料金と、改定後の定形外・規格内料金は50g~250gまでは同料金であるのに対し、定形外・規格外料金は1.1~1.7倍料金が高額になっている。

2017年の郵便料金改定時の料金比較

具体的に料金を比較すると下記となる。

【重量:改定前の定形外料金:現在の定形外(規格外)の料金】
50 gまで:120円:200円
100 gまで:140円:220円
150gまで:205円:300円
250gまで:250円:350円
500gまで:400円:510円
1kgまで:600円:710円
2kgまで:870円:1,040円
4kgまで:1,180円:1,350円

規格外の物は郵便ポストに入らない可能性もあり、その場合は一旦持ち帰り不在票による再配達となるため、料金が高くなっていることも妥当といえるだろう。

定形外郵便・規格外のサイズ上限

現在、上記の料金設定が該当する定形外郵便・規格外のサイズ上限は下記の通りだ。

<長辺が60cm以内且つ縦・横・厚さの合計の長さが90cm以内>

長辺の長さはA4用紙の縦の長さの約2倍で、小さめのポスターやパネルに該当するB3サイズが36.4cm×51.5cmであるため、薄いものであればB3サイズのものまで郵送可能だ。梱包方法に指定はないので、規格内に収まるよう梱包するといいだろう。
定形外郵便・規格内は厚さ上限が3cmのため、箱状の物の郵送は難しいが、規格外であればケース入りの小物類などにも対応できる。フリーマーケットやネットオークションを利用した小物の郵送にも役立つ規格といえるだろう。

3. 定形外郵便・最小サイズ

最大サイズに関して解説してきたが、最小サイズはどのようになっているのだろうか。

最小サイズ

定形内郵便、定形外郵便(規格内・規格外)どちらも、基本的な最小サイズは長辺14cm以上、短辺9cm以上の紙状のものという規格が存在し、それに加えて、定形外に関しては規格内・規格外問わず、長さ14cm以上、直径3cm以上の円筒状かそれに似たものも郵送可能だ。特例として上記のサイズ以下であっても、6cm×12cm以上の耐久力のある厚紙または布製のあて名札を付ければ差し出すことができる。

結論

定形外郵便のサイズと料金について解説したがいかがだっただろうか。定形郵便、定形外郵便は、距離に関係なくサイズと重量で料金が決まるという面では使い勝手のいい配送方法といえる。フリーマーケットやネットオークションを利用する際には、定形外郵便を上手に活用するといいだろう。
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  • 更新日:

    2019年10月12日

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