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A4サイズの郵便物や定形外の規格内とはどういう意味?便利な豆知識

A4サイズの郵便物や定形外の規格内とはどういう意味?便利な豆知識

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2019年10月11日

郵便物を出す際に「切手代金はいくらだっただろうか?」「確か数年前に料金改定があったようだが?」などと悩むことはないだろうか。日頃から郵便物を出す機会が少ない場合は、いざ郵便物を出そうとするときに疑問に思うかもしれない。今回は一般的に多く使用されるA4サイズの郵便物に関する便利な豆知識を紹介する。

  

1. A4サイズの郵便物は定形外の規格内

A4サイズの書類を折らずに郵送する場合は、基本的に定形外の規格内という分類になる。「郵便の種類は確か定形と定形外はあったようだが規格内とは一体どういう意味だろう?」と疑問に思った方のために、下記にてその疑問にお答えするので参考にしてほしい。

定形外郵便物は規格内と規格外の2種類に分けられている

郵便物は定形郵便物と定形外郵便物の2種類がある。数年前までは2種類ごとに重さによって段階的に郵便料金が設定されていた。しかし2017年6月1日に、2014年の消費税増税時を除き実質的に据え置かれていた料金が改定され、従来あった定形外郵便物はサイズと重さによって「規格内」と「規格外」の2種類に細分化されることになったのだ。要約すると下記となる。

改訂前:定形郵便物・定形外郵便物
改訂後:定形郵便物・定形外郵便物(規格内・規格外)

いずれの郵便物になるかはサイズと重さで決められていて、サイズのみで分けられるのではないことに注意しよう。具体的には下記の通り。

定形郵便物:重量50g以内、各辺の長さ23.5cm×12cm×1cm以内
定形外郵便物(規格内):重量1kg以内、各辺の長さ34cm×25cm×3cm以内
定形外郵便物(規格外):重量4kg以内、最長辺が60cm以内で縦・横・厚さの合計の長さが90cm以内

定型内郵便物の料金体系は2種類のみだが、定形外郵便物の料金体系は重さで数種類に分類されていた。そのうえ料金改定にともない、さらに定形外郵便物自体が規格内と規格外の2種類に分かれた点が、切手料金を調べる際にまず疑問に感じるポイントとなっているといえる。A4サイズの書類を折らずにそのまま郵送する際の料金を調べる際には、1kgを越えなければ定形外郵便物の規格内と覚えておくといいだろう。

2. A4サイズの書類を郵送するなら角形2号の封筒が最適

書類を郵送する際「A4サイズの書類を折らずにそのまま入れるならどの封筒を選べばいいだろうか?」「そもそも封筒サイズに長形、角形のような呼称が使用されているがそれは全国一律なのであろうか?」と疑問に思うことはないだろうか?下記にてその疑問にお答えするので参考にして欲しい。

A4サイズの書類を郵送するには角形2号封筒が最適

A4サイズの書類を折らずに郵送するために最適な封筒は、角形2号でいわゆる角2と呼ばれる封筒だ。重要書類であれば、郵送中の水濡れや折り曲げを防ぐため書類をクリアファイルに挟む場合も多い。そこで下記にそれぞれのサイズを表記するので参考にして欲しい。

A4コピー用紙:210mm×297mm
A4クリアファイル:220mm×310mm
角形2封筒:240mm×332mm

封筒サイズはJIS規格で標準化されている?

封筒を購入する際、封筒を梱包しているプラスチック包装に角形2号などのサイズによる表記がなされているのを見たことがあるだろう。この呼称、基本的にはJIS規格で標準化されており、JIS規格による呼称で扱われているものはどのメーカーの製品も基本的に同じサイズということになる。下記はJIS S5502で定められている規格である。
  • 長形:短辺と長辺の比率がおおむね1:2以上でサイズにより2号、3号、4号、40号、6号がある。
  • 角形:短辺と長辺の比率がおおむね1:√2程度でサイズにより0号、2号、20号、3号、4号、5号、6号、7号、8号がある。
  • 洋形:通常封入口が長辺にあるもので1号、2号、4号、6号がある。
それぞれの封筒は、例えばA4サイズの書類であれば角形2号、B5サイズであれば角形4号などのように、A4以外にもそれぞれに適合する内容物のサイズがある。そのまま入れる際のサイズだけでなく、三つ折りや四つ折りにしたサイズに適合する規格の封筒もある。封筒を選ぶ際には適切な封筒サイズを使用することを心掛けるべきといえるだろう。

ただし、実際には「長形1号」「洋形長3号、4号」のようにJIS規格にはないものも市販されているということも覚えおいて欲しい。

3. A4サイズの郵便物、切手を貼る位置は決まっている?

切手を貼る正しい位置をご存じだろうか?実はどこにでも貼っていいわけではなく推奨されている位置がある。定型郵便物であれば迷うこともないかもしれないが「A4書類を横書きの宛名で折らずに郵送したい」「A4書類を四つ折りにして洋風封筒で郵送したい」などイレギュラーな形で郵送する場合、切手を貼る際に「おかしな位置に貼っていないだろうか?」と疑問に持つかもしれない。そのような疑問を解決するために、ぜひ下記を参考にして欲しい。

切手は「縦長にしたときに左上」に貼る

日本郵便の公式サイトの切手のマナーによると、切手を貼る位置は「縦長にしたときに左上」となっている。まさにこれが基本原則だ。具体的には縦型の封筒であれば封筒に向かって左上、横型の封筒の場合は、宛名が正しく見える状態のときは右上、左回りに90度回転させ縦長の状態にしたときは左上になる位置ということである。

例えば、A4書類を折らずに角形2号封筒へ入れた場合は左上、A4書類を三つ折りにして洋形封筒へ入れた際は右上と覚えておくといいだろう。

結論

A4サイズの郵便物を送る際に知っておくと便利な豆知識について紹介したがいかがだっただろうか?重要書類を送る際に郵便はまだまだ欠かせない配達手段である。郵便にはレターパックやゆうメールなどさまざまなサービスや追跡機能なども充実している。より機能的に仕事や生活を送るために郵便を上手に活用するといいだろう。
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  • 更新日:

    2019年10月11日

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