目次
- 面積=935.48cm2=93,548mm2
- 縦横比率=1:1.414(√2)
- 対角線の長さ=44.56cm(445.6mm)
- 72dpi:約729×1032ピクセル(WEBなどで用いられるレベル)
- 350dpi:約3541×5016ピクセル(印刷物に適したレベル)
- 600dpi:約6071×8598ピクセル(元の画像よりも大きく印刷したい場合に)
- A3に拡大コピーする場合:115.3%
- B3に拡大コピーする場合:141.4%
- A2に拡大コピーする場合:162.0%
- A5に縮小コピーする場合:57.6%
- B5に縮小コピーする場合:70.7%
- A4に縮小コピーする場合:81.6%
- 50g以内:規格内120円、規格外200円
- 100g以内:規格内140円、規格外220円
- 150g以内:規格内210円、規格外300円
- 250g以内:規格内250円、規格外350円
- 500g以内:規格内390円、規格外510円
- 1kg以内:規格内580円、規格外710円
- 2kg以内:規格外1,040円(規格内取扱なし)
- 4kg以内:規格外1,350円(規格内取扱なし)
1. B4サイズは何cm?

まずはB4サイズの大きさについて解説する。具体的に何cmなのか、モノに例えるとどの程度のサイズ感なのかをチェックしてみよう。
B4サイズは縦横何cm?
B4サイズは25.7×36.4cmという大きさである。詳しくは後述するが「B」とは「B判」という規格を意味するものだ。
【mmやinchなど異なる単位では?】
mmにするとB4の大きさは「257×364mm」、inchなら「0.12×14.33inch」となる。
【ちなみにA4サイズは縦横何cm?】
A4サイズは21.0×29.7cmの大きさである。したがってA4よりもB4のほうがやや大きいサイズ感であることがわかる。
B4は折込チラシなどのサイズ感
たとえば新聞に折り込まれているスーパーのチラシなどは、B4サイズであることが多い。また、500mlのペットボトルを縦に2本並べたときよりもやや短いくらいがB4の長辺になる。
B4サイズの印刷物や主な用途
B4サイズの印刷物や主な用途としては、上述の折り込みチラシのほか、学校で使用する400字詰めの原稿用紙、画集や写真集、賞状やカレンダーがある。
2. B4サイズの面積や縦横比率とピクセル数

B4サイズの面積や縦横比率といった各種データ、ピクセル数などについても解説しておこう。
面積や縦横比率、対角線の長さ
B4のピクセル数
画像は画素というドットが集まってできている。同じサイズであれば、ドットが多いほど鮮明になる。その密度を表すのが解像度であり、単位は「dpi」だ。dpiは、1inchの中にドットがどれくらいあるのかを表している。したがって同じB4サイズでも、解像度によってピクセル数が変わる。
3. B4サイズをコピーするときの縮小率と拡大率

続いてB4サイズの用紙をコピーする際の、拡大率と縮小率を見てみよう。
B4を拡大コピーするときの倍率
B4を縮小コピーするときの倍率
小数点以下1桁まで記載しているが、一般的なコピー機では小数点以下まで設定できない機種が多い。近い数値で設定しよう。
4. B4サイズに適した封筒と切手代

B4サイズの用紙を郵送する際はどのような封筒を選べばよいのか、また切手代はいくらになるのかといったところも解説しておく。
折らずに入れるなら「角0」または「角1」封筒
B4サイズの書類を折らずにそのまま封筒に入れたいときは、角0封筒、または角1封筒がおすすめだ。横幅は角0封筒の方が大きいため、厚みがある場合に適しているだろう。
二つ折り(三つ折り)にするなら「角形4号」または「長形1号」封筒
B4サイズの書類を二つ折りにする場合は角形4号、三つ折りなら長形1号がおすすめだ。
それぞれの封筒を使ったときの切手代は?
封筒に入れた書類等は「第一種郵便物」である。封筒のサイズにより「定形郵便物」「定形外郵便物(規格内/規格外)」に分けられ、切手代は重量によって決まる。「角形0号」「角形1号」封筒は定形外郵便物規格外、「角形4号」「長形1号」の封筒は同規格内だ。
5. A判とB判の違い

せっかくなので「A判」と「B判」の違いについても説明させていただく。
A判とB判の違い
A判はドイツ発祥の「国際規格」、B判は「日本独自の規格」である。用紙サイズの規格はJIS日本産業規格P 0138「紙加工仕上寸法」で標準化されており、1990年代に行政文書がA判化されて以降、A4を含むA判がスタンダードとなった。これに対し、それまで主流であったB判は近年使用するシーンが減少している。
A判もB判も縦横比率は「1:√2」の白銀比
この比率はどこまで折っても縦横の比率が変わらないというもので、裁断した際に無駄なく使える機能的なものである。加えて人が美しいと感じる「白銀比」と呼ばれる比率である。
結論
B4は25.7×36.4cm、A4が21.0×29.7cmなのでやや大きめのサイズ感となる。B判は日本独自の規格であり、近年はA判が主流だ。したがってB判を使用するケースは減ってきているが、急に必要になることがあるかもしれない。覚えておく必要はないが、違いは知っておいても損はないはずだ。