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お酌のマナーとビールの正しい注ぎかた

お酌のマナーとビールの正しい注ぎかた

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年5月31日

近頃は飲み会の席でのお酌を禁止する会社も増えている。とはいえシーンによってはお酌が必要な場合もあるだろう。相手に失礼な印象を与えないためにも、お酌の正しいマナーは知っておきたいものだ。ここでは、お酌のマナーやビールの正しい注ぎかたなどを紹介しよう。

  

1. ビールにもマナーが!?必ず知っておきたいお酌の基本マナー

お酌をするときに気を付けたいマナーは、自分より目上の方に先にお酌をすることだ。自分がお酌するよりも目上の方から先に自分がお酌してもらうなんてことがないようにしよう。お酌をする際はビール瓶やグラスを持って回るのではなく、手ぶらで回るのが正しいマナーである。お酌を受けたときはビールが得意でない人でも一口だけ口をつけよう。一度も口にせずにテーブルに置くのはマナー違反になるので注意が必要だ。

飲み会では「とりあえずビール」ということでビールを注ぐ機会が多いため、次はビールのマナーについて詳しくみていこう。

2. 瓶ビールを注ぐときはラベルを上へ

ここでは、瓶ビールを注ぐときや注がれるときに気をつけたいマナーを紹介しよう。

銘柄が相手からも見えるようにラベルを上に向けて注ぐ

瓶ビールのお酌をする場合、ビール瓶に貼ってあるラベルを上側に向けよう。手でラベルを隠さないよう瓶の底あたりを片手で持ち、もう片方の手を瓶の下側に軽くそえよう。ラベルを手で覆ったり下に向けたり、片手でビールを注ぐのはマナー違反だ。注ぐときは、はじめはゆるやかに、だんだん勢いよく注ぎ、泡ができはじめたら再びゆるやかに注ぐことがポイントである。泡は全体の3割程度を目安にしよう。

グラスを両手で持ち受ける

ビールを注いでもうらときは、右手でグラスを持ち、左手で底を支える。グラスは傾けすぎると泡がこぼれやすくなるので、自然な角度で持つのが正解だ。グラスの中にビールが残っているときは、全て飲み干してから注いでもらおう。

乾杯は目上の人のグラスより低い位置で

乾杯のときは、目上の方のグラスよりも自分のグラスがやや下になるようにして乾杯しよう。

グラスのビールが少なくなったら声を掛ける

相手のグラスのビールが少なくなったら「ビールはいかがですか?」と声を掛けよう。相手が飲み干してから注ぐとよいが、そのままグラスを差し出された場合は上から注ぎ足してもOKだ。

3. 美味しさをUPする缶ビールの注ぎかた

缶ビールでお酌をするというシーンはそう多くないが、缶ビールのお酌の仕方も覚えておきたいもの。注ぎかたは瓶ビールとほとんど同じであるが、瓶ビールに比べて注ぎにくいため注意が必要だ。では、缶ビールの上手な注ぎかたを紹介しよう。

缶ビールの上手な注ぎかた

  • グラスの1/3まで勢いよく注ぐ
  • 泡が落ち着つくのを待つ
  • グラスにそってゆっくりと注ぐ
  • ビールと泡の比率が「7:3」になるように注ぐ
この注ぎかたをすると、泡の量がほどよいのでビールの美味しさもアップするだろう。自宅でビールを飲むときも、ぜひ試してほしいおすすめの注ぎかたである。缶ビールはそのまま飲む人が多いが、実はグラスに注いだ方が美味しいとされている。理由は、缶のまま飲むと炭酸ガスがほぼ抜けないまま口に入るので、舌への刺激が強いと感じてしまうためである。また、直接缶に口をつけるので金属味が影響することもあるからだ。

ほかにも、缶ビールの美味しさをアップする方法がある。まずプルトップを軽く上げ、ちょっと開けた状態で少し炭酸を抜き、次にプルタブをゆっくりと傾ける。そうすることで、生ビールのように泡がキメ細かくまろやかな味になるという。ぜひ一度、あなたの舌で試してみてはどうだろうか。

結論

この記事を読んで「お酌のマナーを間違っていた」「間違ったビールの注ぎかたをしていた」、という人もいたのではないだろうか。お酌文化は薄れつつあるがゼロとは言い切れないため、この機会に大人のマナーとしてしっかり身につけたいものである。とくに、ビールの注ぎかたはお酌の基本の「き」と言っても過言ではないので、確実にマスターしよう。
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  • 公開日:

    2019年10月18日

  • 更新日:

    2021年5月31日

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