1. 結婚式に子どもと一緒にお呼ばれの場合ご祝儀はどうする?

子連れ参加の場合は、事前に会場の設備等をチェックしよう
夫婦と一緒に子どもを正式にお呼ばれされた場合は、結婚式会場で子どもが騒ぎ出したりすることも想定して、会場の設備等を事前にチェックしておこう。トイレや授乳室、子どもが飽きた時に遊べる場所など、インターネットなどで会場の予習をしておこう。
ご祝儀は子どもの料理代が目安
結婚式に子どもとお呼ばれされた場合のご祝儀は、子ども分の料理が用意されるかどうかを目安とする。子ども用の料理が用意される場合は通常5,000円、大人と同じものが用意される場合は1万円を目安にご祝儀に上乗せしよう。また、乳児がお呼ばれされた場合であっても、招待されたことへのお礼を込めて、3,000~5,000円を追加しよう。
2. 結婚式の男の子・女の子の服装は?

子どものフォーマルは制服
結婚式などのフォーマルな場に子どもが出席する場合は、制服で参列するのが基本である。中高生はもちろん、幼稚園・小学校でも制服がある場合は、きちんとアイロンをかけて着用させよう。子どもであってもフォーマルな場への参加なので、清潔感ある髪型に整え、靴も運動靴ではなく革靴を選ぶようにしよう。
男の子のフォーマル服
制服ではない男の子のフォーマルは、スーツかブレザーにパンツを組み合わせたスタイルである。足元は白いソックスに革靴が基本だ。ポケットチーフや蝶ネクタイなどによる小物のアレンジもかわいいだろう。
女の子のフォーマル服
女の子はドレスかワンピース、スーツがフォーマルである。フリルなどのかわいらしいものでも良いが、シンプルなデザインで上質な素材であればフォーマル感が上がる。足元は、男の子と同様に、白いソックスに黒のシューズが人気だ。
大人と同様白は避ける
結婚式の主役はあくまでも新郎新婦なので、子どもの服であっても白は避けた方が良い。赤ちゃんの場合でも同様である。原則として白い服の着用はフラワーガールのみが許されている。
デニムやスニーカーはNG
最近はおしゃれ着用のデニムの子ども服もあるが、結婚式では避けた方が無難である。また、スニーカーなどはカジュアル過ぎてふさわしくないので避けよう。
着心地の良いもので、食べこぼし対策も
子どもが長時間の結婚式でも心地よくいられるために、通気性や肌触りがよく窮屈ではない服を着せよう。また、料理の食べこぼしも考えられるので、必要に応じてスタイやエプロンを用意しておこう。
3. 子ども参加の結婚式の場合、服装以外の注意は?

なにかと準備が必要な子連れでの結婚式参加だが、できれば荷物は必要最低限に抑えるようにしよう。あると便利な持ち物を紹介するので参考にしてみてほしい。
食事関連グッズ
乳児には授乳用品や離乳食など、幼児には飲み物やおやつを用意しておくと、ぐずった時の対策にもなるのでおすすめだ。また子ども用のスプーンやフォーク、ストロー付きカップなども重宝する。汚れ対策のエプロンやウェットティッシュは必需品だ。
替え用おむつや気替え
乳幼児のおむつやおしりふきのほか、ビニール袋や使用済みのおむつ入れなどは必ず持参しよう。また、食べ物なので服を汚してしまったとき用の着替えもあると安心だ。
お昼寝用グッズ
子どもが急に眠くなってぐずった時に、別部屋でお昼寝できるようにベビーカーやだっこ紐、バスタオル、ブランケットなどがあると便利である。ベビーカーを持ち込む場合は、事前に会場に確認しよう。
おもちゃ
音が出ないようなおもちゃやお絵かきグッズ、絵本などお気に入りのものを持参しよう。子どもにゲームなどを会場でやらせていると、不快に思うゲストもいるかもしれないのであまりおすすめはできない。
結論
結婚式に子連れで招待されると喜ばしい反面、事前の準備が必要など手間も増える。また、子どもの分のご祝儀やマナー違反になりそうなことは事前に調べておき、当日失礼なことにならないように注意しよう。ゲストに子どもがいると結婚式の雰囲気が華やぐので、楽しく当日を過ごせるように準備をしておこう。