1. ランドセルは財布や小物にリメイク可能

6年間大切に使ってきたランドセル。思いいれがあったり、まだまだキレイで使えそうだったりと、なかなか捨てられない家庭は多いだろう。誰かに使ってもらえたらよいのだが、そのまま飾っておくか、しまっておくかしか思いつかないのではないだろうか。そんな時は、ランドセルのリメイクを考えてみよう。
丈夫な革でつくられているランドセルを財布やキーケースなどの革小物にリメイクすることで、オリジナルの製品として楽しめる。
丈夫な革でつくられているランドセルを財布やキーケースなどの革小物にリメイクすることで、オリジナルの製品として楽しめる。
- 財布
- キーホルダー
- キーケース
- 定期入れ
- 小銭入れ
- 名刺入れ
- ペンケース
まだほかにもできそうだが、思い出の品がオリジナルの小物に変身して、再び使うことができるのは嬉しい。ランドセルの状態はあまり傷んでいない方がよいが、多少の傷であればそのまま残してリメイクが可能だ。傷みがひどくて小物にできない場合でも、肩紐のバックル部分でベルトにリメイクしてくれる。
リメイクにはもちろん費用がかかるが、革財布を買うと考えれば無駄ではない気もする。業者や小物によって数千円~数万円と差があるため、問い合わせてからオーダーしよう。
リメイクにはもちろん費用がかかるが、革財布を買うと考えれば無駄ではない気もする。業者や小物によって数千円~数万円と差があるため、問い合わせてからオーダーしよう。
2. 社会貢献!6年間使ったランドセルでも寄付は可能

ランドセルのリメイクはせずゴミとして処分するなら、ちょっと待ってほしい。日本のランドセルは丈夫で、海外では大変需要があり、使ったランドセルでも寄付ができるのだ。ランドセルの寄付は、さまざまな団体が受け付けている社会貢献活動のひとつで、発展途上国の子どもたちにランドセルを贈っている。
思い出の詰まった大切なランドセルを寄付することで、発展途上国の子どもたちが再び大切に使ってくれるのだ。ランドセルの寄付を行っている団体をいくつか紹介しておく。
思い出の詰まった大切なランドセルを寄付することで、発展途上国の子どもたちが再び大切に使ってくれるのだ。ランドセルの寄付を行っている団体をいくつか紹介しておく。
株式会社クラレ
「クラリーノ」の生産メーカーで有名。「ランドセルは海を越えて」として、毎年アフガニスタンに向けたランドセル寄付事業を行っている。
国際協力NGO「ジョイセフ」
NGO団体のジョイセフも「想いでのランドセルギフト」として、アフガニスタン向けにランドセルの寄付活動を行っている。
セカンドライフ
セカンドライフでは、ランドセル寄付と発展途上国の子どもたちへのワクチン募金をセットで行っている。
ワールドギフト
必要な国へランドセルを寄付しているほか、複数のNGO団体などへ募金を行っている。
寄付はボランティアになることが多いため、2,000~3,000円くらいの輸送費が自己負担となるが、まだまだ使える大切なランドセルが、海外で再び子どもたちの役に立つのは素晴らしいことだ。
寄付はボランティアになることが多いため、2,000~3,000円くらいの輸送費が自己負担となるが、まだまだ使える大切なランドセルが、海外で再び子どもたちの役に立つのは素晴らしいことだ。
3. 無料でランドセルを処分したいなら

リメイクや寄付は有料となるが、ランドセルを無料で処分したい場合は、いくつか方法がある。
- 自治体のごみとして出す
- 直接ほしい人を探す
- オークションやフリマに出す
- リサイクルショップに買い取ってもらう
運よくオークションで売れたり不用品として買い取りしてもらえたりできれば、無料どころか多少のお小遣いになるかもしれない。しかし、中古のランドセルをわざわざ買う人は少ないため、新品に近いようなランドセルでないと、あまり期待はできないだろう。
ゴミとして出す場合も、「本体から金具を外さなければいけない」「不燃ゴミ扱い」「一辺が30cm以上のものは粗大ごみ扱い」など、各自治体で決められた出し方を守れば無料で処分も可能だ。
ゴミとして出す場合も、「本体から金具を外さなければいけない」「不燃ゴミ扱い」「一辺が30cm以上のものは粗大ごみ扱い」など、各自治体で決められた出し方を守れば無料で処分も可能だ。
結論
長年使っていたランドセルにはさまざまな思い入れも詰まっている。大切にしまっておくこともできるが、海外に寄付をして再利用してもらう方法もおすすめだ。手放す気持ちになれなければ、普段使いの革小物にリメイクして使うのもよいだろう。世界にひとつの自分だけのオリジナル小物になれば、新鮮な気持ちで使えそうだ。