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屋内用と屋外用の違いとは?屋外用延長コードの選び方と使い方

屋内用と屋外用の違いとは?屋外用延長コードの選び方と使い方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年3月18日

芝刈り機や高圧洗浄機など、屋外でも電気を使うことは多い。延長コードはコンセントから遠い場所で電気製品を使うときに便利だ。延長コードには屋内用と屋外用があるが、その違いについて知らない人も多いだろう。屋内用と屋外用の違いや、屋外用延長コードの選び方、使い方を紹介する。

  

1. 屋内用延長コードと屋外用延長コードの違い

長コードには屋内用と屋外用があるが、大きな違いは防雨性能があるかどうかである。屋外用の延長コードは雨などで濡れる可能性を考慮して、必ず防雨の仕様になっている。屋内用の延長コードは防雨仕様になっていないので、屋外で使用することはできない。水に濡れた屋内用の延長コードは、触れただけで感電する危険性がある。晴れていても突然雨が降ることもあるので、屋外での作業の際は天候に関わらず必ず屋外用の延長コードを使用しよう。

屋外用の延長コードは屋内用の延長コードに比べて被膜が柔らかく頑丈なのが特徴である。屋内用の延長コードは被膜が硬く薄いので、地面にこすれるとコードが破損しやすい。破損したコードは断線したり漏電したりするおそれがあるので、屋内用の延長コードは屋外での使用に適さない。屋外でも気温の低い場所で使用する際は、耐寒性の高い延長コードを使用するとよい。二重被膜だとさらに安心だ。

屋外用の延長コードは防塵機能を備えているものも多い。屋外では砂やホコリなどが飛散していることもあるので、屋外で延長コードを使用するときは防塵機能があるものがおすすめだ。建築現場などで使用されている業務用の延長コードは防雨機能や防塵機能に優れていて、耐久性も高いので、DIYなどで延長コードを使用する人にもおすすめである。

2. 防雨以外のポイント!屋外用延長コードの選び方

防雨機能は屋外用延長コードの必須機能だが、それ以外にも注目すべきポイントがいくつかある。防雨機能以外で屋外用延長コードを選ぶ時のポイントを知ろう。

電圧で選ぶ

延長コードの電圧は、100Vと200Vの2種類がある。大きな電力が必要な電気製品を使いたい時は200Vの電圧を選ぶとよいだろう。

長さで選ぶ

屋外で延長コードを使う時は長さが重要だ。長ければ長いほどよいような気もするが、長すぎると取り回しが難しくなる。長すぎる延長コードは、電圧が低下しやすくなるというデメリットもある。電圧が低下すると電気製品の性能を最大限に引き出せないだけでなく、電気製品が故障する原因にもなる。延長コードの長さは必要最低限のものを選ぼう。

定格電流で選ぶ

定格電流とは電気製品を扱ううえで安全に使用できる電流の限度値のことである。定格電流を超える量の電流を流すと、電気製品がショートしたり、故障したりするおそれがあるので、使用する電気製品に合わせて適切な定格電流を選ぶとよい。

漏電対策で選ぶ

建築現場や工事現場などで使用されている業務用の延長コードには、必ず漏電に対する対策が施されている。漏電を感知する漏電遮断器や、感電を防ぐアースがついているものなら、万が一漏電した時でも安心だ。とくに水で濡れる可能性がある場所では、防雨機能とともに兼ね備えておきたい機能である。

太さで選ぶ

延長コードの太さは重さや電圧に影響する。延長コードは太ければ太いほど重くなるが、電圧は下がりにくくなる。取り回しのしやすさと電圧の下がりにくさを考えて、延長コードの太さを選ぼう。

3. ドラム式延長コードの使い方

建築現場や工事現場でよく使われている延長コードの一つに「電工ドラム」がある。電工ドラムはコードリールとも呼ばれるドラム式の延長コードだ。自立式のリールにコードが巻き付いていて、収納しやすく持ち運びやすいのが特徴である。DIYなどで便利な電工ドラムの使い方と注意点を知ろう。

電工ドラムの使い方

1. コードや被膜をチェックする

使用前にコードや被膜が破損していないかチェックする。破損したコードを使用すると漏電のおそれがあり、大変危険である。

2.コードをコンセントに差し込む

電工ドラムのコードをコンセントに差し込む。

3.コードをすべて出して使用する

電工ドラムのコードはすべて出し切って使用するのが好ましい。コードを巻いたまま使用するとドラム内に熱がこもって火災の危険性がある。

電工ドラムを使うときの注意点

電工ドラムにも屋内用と屋外用がある。屋外で使用するときは、必ず屋外用の電工ドラムを使用するようにしよう。電工ドラムはコードを巻いたまま使用すると火災の危険性があるが、電流が大きくなるにつれて火災の危険性も高まる。大きな電気製品を使用する際はとくに注意が必要だ。

電工ドラムの中には温度センサー付きのものもあり、発熱を防ぐのに効果的である。使いすぎによる故障も防ぐことができる。

結論

屋外で電気製品を使用する際は必ず屋外用の延長コードを使用し、定格電流を守ることが重要である。不適切な使い方をすると電気製品が故障する可能性もある。使用方法を正しく理解して、延長コードを安全に利用しよう。
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  • 公開日:

    2019年10月17日

  • 更新日:

    2021年3月18日

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