1. 定形外郵便とは?

定形外郵便には規格内と規格外の2種類が存在することをご存じだろうか。そもそも郵便というのは、第一種郵便である「手紙」、第二種郵便である「はがき」、第三種郵便である「雑誌など定期刊行物」に大きく分けられている。その中の第一種郵便は定形郵便・定形外郵便として扱われるのでサイズと重さに上限があり、郵便物の重さによって料金が決まっている。
定形外郵便には規格内と規格外がある
ここから更に、定形外郵便は規格内・規格外の2通りにサイズが分けられており、重量の上限もそれぞれ設定されている。具体的なサイズは下記の通りである。
定形外郵便・規格内
長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内、重量1kg以内
定形外郵便・規格外
長辺が60cm以内であり縦・横・厚さの合計の長さが90cm以内、重量4kg以内
郵便ポストの投函口の縦幅は大型のポストで4cm程度、一般的なポストは3cm程度である。規格内の定形外郵便は、厚さ3cm以内で縦横の大きさも決まっているためポスト投函が可能である。規格外の定形外郵便はポスト投函が難しくなるサイズだとイメージすると分かりやすい。
4㎏以内で決められたサイズに収まる物であれば、規格外の郵便物として送ることが可能となる。厚さ3cmを超える菓子箱、ペン立て、サンダル、帽子なども送ることができるので、上手に活用すれば非常に便利で役立つサービスといえるだろう。
郵便ポストの投函口の縦幅は大型のポストで4cm程度、一般的なポストは3cm程度である。規格内の定形外郵便は、厚さ3cm以内で縦横の大きさも決まっているためポスト投函が可能である。規格外の定形外郵便はポスト投函が難しくなるサイズだとイメージすると分かりやすい。
4㎏以内で決められたサイズに収まる物であれば、規格外の郵便物として送ることが可能となる。厚さ3cmを超える菓子箱、ペン立て、サンダル、帽子なども送ることができるので、上手に活用すれば非常に便利で役立つサービスといえるだろう。
2. 定形外郵便の料金は着払い可能?

ゆうパックや宅配便のように荷物を送る配送サービスはほとんど着払い可能であるが、郵便に関してはどのようになっているだろうか。
定形・定形外郵便を着払いにすることはできない
定形外郵便に限らず、定形・定形外ともに料金の着払いはできないことになっている。定形外・規格外サイズとなると書類より荷物を送ることが多いため、宅配便と同様の取り扱いも可能かと思いがちだ。しかし、定形・定形外郵便はあくまでも信書や書類を取り扱う郵便サービスである。では料金着払いが利用できる日本郵便のサービスにはどのようなものがあるだろうか。
着払いが利用できるサービス
日本郵便のサービスの中で料金を着払いに対応しているものは下記である。
・ゆうパック
・点字ゆうパック
・聴覚障がい者用ゆうパック
・ゆうパケット
・ゆうメール
・心身障がい者用ゆうメール
つまり着払いを希望する場合は、大きめの荷物であればゆうパック、小さめの荷物であればゆうパケットやゆうメールを利用するとよいだろう。
ゆうパックの場合、縦横高さの総合計が170cmまで、重量は25㎏まで取り扱いがある。料金は郵送する距離に比例するため、長距離になると料金の負担は大きくなる。インターネットによるフリーマーケットで物を取引する場合などは、送料設定が難しくなるともいえる。
しかし、ゆうパックには基本的に配達日・配達時間希望サービス、追跡サービス、30万円までの実損額賠償、集荷サービスがついているため、送料が高くとも受取人がゆうパックを希望する場合は利用すると安心である。ただし着払いの場合、あらかじめ荷物の受取人に運賃・料金と手数料の支払い承諾を得る必要がある。荷物1個当たりの手数料は下記のようになっている。
・ゆうパック
・点字ゆうパック
・聴覚障がい者用ゆうパック
・ゆうパケット
・ゆうメール
・心身障がい者用ゆうメール
つまり着払いを希望する場合は、大きめの荷物であればゆうパック、小さめの荷物であればゆうパケットやゆうメールを利用するとよいだろう。
ゆうパックの場合、縦横高さの総合計が170cmまで、重量は25㎏まで取り扱いがある。料金は郵送する距離に比例するため、長距離になると料金の負担は大きくなる。インターネットによるフリーマーケットで物を取引する場合などは、送料設定が難しくなるともいえる。
しかし、ゆうパックには基本的に配達日・配達時間希望サービス、追跡サービス、30万円までの実損額賠償、集荷サービスがついているため、送料が高くとも受取人がゆうパックを希望する場合は利用すると安心である。ただし着払いの場合、あらかじめ荷物の受取人に運賃・料金と手数料の支払い承諾を得る必要がある。荷物1個当たりの手数料は下記のようになっている。
着払い手数料
・郵便私書箱に配達するもの 15円
・上記以外のものは21円
※ただし、料金後納のものは更に安くなるケースもある。
※ゆうぱっく・点字ゆうパックおよび聴覚障がい者用ゆうパックの手数料は無料
・上記以外のものは21円
※ただし、料金後納のものは更に安くなるケースもある。
※ゆうぱっく・点字ゆうパックおよび聴覚障がい者用ゆうパックの手数料は無料
3. 定形外・規格内サイズならゆうメールもしくはゆうパケットを利用する

全国一律の送料で着払いを利用するのであれば、ゆうメールもしくはゆうパケットを利用するとよいだろう。
ゆうメールとは
ゆうメールとは1㎏までの冊子やCD、小さな小物を送ることができるサービスだ。大きさは縦34cm以内、横25cm以内、厚さ3cm以内だ。つまり、定形外・規格内と同じサイズである。ゆうメールの利点は何といってもその料金の安さであり、規格内の定形外郵便より安く、具体的には下記の料金となる。
ゆうメール料金
150gまで180円
250gまで215円
500gまで310円
1㎏まで360円
ただし信書の取り扱いはできず、内容物が確認できるよう袋の一部を開いておく、もしくは無色透明の部分を設ける、または封をする前に郵便局で開示する必要があることに注意しよう。更に、外装の見やすい箇所に「ゆうメール」との記載も必要だ。
250gまで215円
500gまで310円
1㎏まで360円
ただし信書の取り扱いはできず、内容物が確認できるよう袋の一部を開いておく、もしくは無色透明の部分を設ける、または封をする前に郵便局で開示する必要があることに注意しよう。更に、外装の見やすい箇所に「ゆうメール」との記載も必要だ。
ゆうパケットとは
ゆうパケットとは、ゆうメールと同様1㎏までの小さな荷物を送ることができるサービスで、大きさは縦横高さの合計が60cm以内で最長辺は34cm以内、厚さは1cm、2cm、3cm以内の3段階あり、具体的には下記の料金となる。
ゆうパケット料金
厚さ1cm以内は250円
厚さ2cm以内は310円
厚さ3cm以内は360円
専用の宛名シールをあらかじめ郵便局で受け取る必要があるが、その代わり追跡サービスがついており、日曜・休日の配達もしてくれる。こちらも信書は送れないので注意しよう。
厚さ2cm以内は310円
厚さ3cm以内は360円
専用の宛名シールをあらかじめ郵便局で受け取る必要があるが、その代わり追跡サービスがついており、日曜・休日の配達もしてくれる。こちらも信書は送れないので注意しよう。
結論
定形外郵便が着払いできるかどうかなど、郵便サービスのそれぞれの特徴と活用方法について紹介したがいかがだっただろうか。郵便サービスには便利な物がいくつもあるので、今回紹介した内容を元に、用途に合わせて上手に郵便サービスを利用するとよいだろう。