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多肉植物の上手な育て方。水やりや土選びのコツ

多肉植物の上手な育て方。水やりや土選びのコツ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年6月18日

多肉植物とは、茎や葉に水を貯蔵している植物の総称を指す。質感やフォルムに魅力がある人気の植物で、初心者にも育てやすい。ここでは、多肉植物とはどんな植物なのかについてや、水やりと土選びのコツなど、育て方について説明する。

  

1. 初心者でも大丈夫、多肉植物とはどんな植物?

多肉植物は、砂漠、海岸などの乾燥した土地に生息している、葉や茎、根の中に水を貯蔵している植物のことだ。乾燥した土地で生きていくために葉や茎、根に水を貯めるようになったと考えられている。

水やりの回数が少なくてすみ、比較的丈夫な植物なので初心者でも育てやすい。ホームセンターや園芸店などで購入でき、値段も手ごろなので購入しやすい植物だ。多肉植物の中でも、エケベリア、虹の玉、ブロンズ姫、センペルビウムはとくに育てやすいので初心者におすすめする。

多肉植物は大きく3つのタイプに分類される。ただし、サボテンはどれにも所属しない。

春秋型

春秋型の多肉植物は春と秋に育ち、10~25度の気温を好む。冬は冬眠するので日当たりのよい場所で育て、室内に入れる必要がある。日本の気候に合っているので育てやすく、初心者におすすめの品種が多い。

夏型

夏型の多肉植物は、20~30度の気温を好む。夏に育つが湿度が高いのは苦手だ。高温を好むので、日当たりのよい場所で育てるとよい。しかし、直射日光が強く当たりすぎると葉やけ(温度が上がりすぎて葉の組織が枯れてしまうこと)をおこすため、ネットなどをかける必要がある。

冬型

冬型の多肉植物は5~20度の気温を好むので、冬に育ち、夏は休眠する。しかし、霜が降るほど寒いのは苦手なので、夜は室内に移動するなどのケアが必要だ。種類によって適切な育て方が異なるので注意しよう。

2. 多肉植物を育てるのに適した土とは?

多肉植物は、水分が少なく土に栄養があまり含まれていない砂漠や海岸で育つので、水はけがよく、肥料をあまり含まない土が適している。

園芸用の土は水持ちがよく、肥料も含まれている。そのため、水やりのタイミングが難しく、根腐れしてしまう可能性が高いのでおすすめできない。初心者には、はじめから多肉植物に適した土がブレンドされている「多肉植物専用の土」をおすすめする。

多肉植物専用の土がない場合は自分でブレンドしてつくることも可能だ。その場合は、赤玉土と鹿沼土、腐葉土を3対3対4の割合でブレンドするのが一般的にすすめられている。慣れてきたら、品種に合わせて骨粉やバーミキュライトなどを混ぜるといいだろう。

3. 多肉植物の水やりのコツ

多肉植物は乾燥した土地で育つ植物なので、水やりの回数は少なくてすむが、タイミングが少々難しい。週に何回という目安はなく、土がしっかり乾いたらたっぷり与えることがコツだ。

土の表面が白っぽくなり、鉢を持ったときに軽くなったと感じる時が乾いている時だ。わかりにくい場合は竹串や割りばしをさしてみるとよい。土がついてこなければ乾いている証拠だ。とくに、室内でエアコンをつけている場合は表面だけが乾きやすいので、注意する必要がある。

水やりをする時は、鉢の穴から水が流れるまでたっぷりと与えることが大切だ。ジョーロやホースで葉に水がかからないようにそっと与えよう。霧吹きは、水が中まで浸透しにくいのでやめたほうがよい。

あげすぎるよりは足らないほうがまだよいので、そろそろかな、と思ってから2~3日は様子を見てから与えてもいいだろう。品種によっては、冬場は冬眠するため水やりの必要がないものがあるので注意しよう。

結論

多肉植物は、水やりの回数が少なくてすむ比較的丈夫な植物だ。育て方も難しくないので初心者にもおすすめの植物である。多肉植物を育てる場合は専用の土を用意し、水やりの回数やタイミングに注意しよう。多肉植物は、質感がよく見た目も愛らしい。多肉植物を育てて癒されてみてはどうだろう?
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  • 公開日:

    2019年10月10日

  • 更新日:

    2021年6月18日

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