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自家栽培だからこそ美味しい!【芽キャベツ】の栽培マニュアル

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年10月21日

芽キャベツを栽培している畑を見かけた人はそう多くないはず。店頭でもあまり目にすることがないので、キャベツを栽培する過程で間引きされた「赤ちゃんキャベツ」だと思っている人も多いのでは?本当のところは、キャベツの1種ではあるものの、違う種類。成長してもピンポン球くらいまでしかならない野菜なのだ。その栽培法をチェックしてみよう。

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1. 芽キャベツの植え付け時期と用意するもの

芽キャベツは、種をまいて自分で苗を育てることも可能だが、苗までに育てるには温度管理が難しい。1本の苗で80個以上の芽キャベツの収穫が見込めるので、一般家庭では苗を1株買ってきて栽培することをおすすめしたい。

芽キャベツは寒さには強い野菜だが、暑さには弱いので、平暖地なら苗を植え付けるのは8月下旬から9月初め頃の朝晩の気温が下がってくる時期がよい。準備するものを下記に紹介する。

【プランターまたは植木鉢】

芽キャベツは、苗を植え付けてから収穫できるまで3か月以上かかる。プランターや植木鉢で栽培するなら、たっぷり土を入れられる大型を用意しよう。プランターは幅85cm以上、深さ30cm以上。植木鉢なら口が33cm以上ある11~12号が適している。

【土の準備】

葉もの野菜用に肥料が配合された培養土を使うのが便利。

【苗】

8月下旬から9月初めに、本葉が5〜7枚あり、茎が太くてしっかりしているもの、虫に食われた痕がない苗を選ぼう。大型のプランターなら2株、植木鉢なら1株の植え付けが可能。家庭菜園に向いている品種は「早生子持(わせこもち)」「増田子持(ますだこもち)」「ファミリーセブン」など。

【支柱】

芽キャベツは、成長するに従って茎が太くがっしりとし、60~70cmくらいまで背丈が伸びる。伸びた茎のところに結球するので、茎が折れないようにしてやることが大事だ。苗が小さいうちは、強い風に当たると折れてしまうことがあるので、細い支柱を立て誘引してやろう。また、大きく育ってからは上の葉の重みで倒れてしまうことがあるので、太めのしっかりした支柱に変えておきたい。

【肥料】

苗を植え付ける際に市販の培養土を使えば元肥は不要だが、生育期間が3か月以上と長いので、月に1回程度の追肥が必要。化成肥料を用意しておこう。

2. 芽キャベツの苗の植え付け

プランターまたは植木鉢の底にネットを敷き、鉢底石を敷き詰めてから、培養土を入れる。土を入れるのは、プランターや植木鉢の上から3cmくらい下まで。植え付けの手順は以下の通りだ。
  • 土を入れたら、苗のポットと同じくらいの穴を掘り、ポットから取り出した苗を植える。苗を取り出す時は、根を壊さないように株元を指で挟み、土を押さえてひっくり返し、そっと取り出す。
  • 掘った穴の中に苗を入れ、根の部分に土を入れて苗の表面と土の高さが同じになるようにしたら、表面を手のひらで軽く押さえておく。
  • たっぷりと水をやったら、細い支柱を立ててやる。日当たりがよい場所に置いて栽培する。

3. 芽キャベツの追肥、葉かき、下芽かき

芽キャベツは、苗を植え付けてから収穫まで、肥料を切らさないように気をつけてやることが大事だ。最初の追肥は、植え付けから1か月後、本葉が10枚程度になった頃に行う。その後は、月に1回の割合で。化成肥料10gを株の周りにまき、移植ゴテで土と軽く混ぜておく。土が減ってきたら、追肥のタイミングで土を追加してやるとよい。

芽キャベツの栽培でもう1つ忘れてはいけないのが、「葉かき」と「下芽かき」だ。たとえば、とうもろこしの場合だと、1つの実に栄養を集中させて美味しく育てるために、「わき芽」を取ってしまう(芽かき)。しかし、芽キャベツは「わき芽」自体をいくつも結球(葉が重なり合って球状になること)させて育てる野菜。「わき芽」が結球し始めたら、さらに大きく育つように日当たりや風通しの妨げになる葉を取り除いてやることが必要だ。

大きく羽を広げたように影を作っている下の方の葉を、ハサミで切り取る。株の成長に伴って、1度に4~5枚ずつ切り取ってOK。芽キャベツがたくさん収穫できる頃までに、上の方に10枚くらい葉が残っているように「葉かき」をしよう。同時に、茎の下の方にできた形の悪い「わき芽」は、早いうちにかき取ってしまおう。

4. 芽キャベツの収穫

芽キャベツは、茎の下から順に成っていくので、直径2~3cmの球状になったものから、順に収穫していこう。手でもぎ取るか、もし硬い場合はハサミで付け根から切り取ればよい。

収穫したら、葉かきと追肥をしておけば、さらに上の方へと結球が進み、2か月間くらい収穫を楽しむことができる。

結論

夏の終わりに苗を植え付けてから、収穫できるまで3か月以上。気長に育てなければならないが、時間がかかる分、茎にモコモコとミニチュアキャベツが生まれてきた時の驚きと喜びはひとしおのはず。子供たちにもきっと喜んでもらえるだろう。
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