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自宅で栽培できる!酸っぱいものが甘く感じる「ミラクルフルーツ」の育て方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年10月 9日

酸っぱい食べ物が甘く感じるようになる不思議な果物「ミラクルフルーツ」はご存じだろうか。このミラクルフルーツは意外と簡単に栽培でき、自宅の庭やベランダでも栽培可能だという。ミラクルフルーツを育てる際のポイントを解説しよう。

1. ミラクルフルーツとは

ミラクルフルーツは、西アフリカ原産のアカテツ科フルクリコ属の果物。2cmほどの赤い果実で中に種子を一つもつ。果実自体は甘くもなく、特に味はしないが、あとに食べる食材の酸味を感じさせなくして甘味に変化させる特性(甘味誘導)があることから、「ミラクル」の名がついていると考えられる。

糖タンパクの「ミラクリン」という成分を含んでおり、ミラクリン分子が舌の味蕾に結合して酸味を感じにくくするため、レモンなど酸っぱい食べ物を甘く感じるようになる。また、苦みも感じにくくするとの研究報告があるようだ。

このように、味の元となる物質の構造を変えるのではなく、舌の味蕾などの味受容体にはたらいて一時的に味覚機能を変える物質(味覚修飾物質)を含む植物を「味覚修飾植物」と分類することもある。

世界には、ミラクルフルーツの他に、マレーシアのクルグリコやストロジン、甘い味を感じさせなくし吸収を阻害するインドのギムネマ、ナツメの葉やケンポナシなどの味覚修飾植物がある。味覚修飾物質はたんぱく質や配糖体であり、熱に強いものは乾燥して利用されることもある。

2. ミラクルフルーツの育て方(種まき~水やり・肥料のやり方)

ミラクルフルーツは温度管理さえすれば育てやすいといわれており、冬場を除けばベランダでも十分栽培することができるという。ここではミラクルフルーツの育て方について紹介する。

① 種のまき方

実についている周りの果肉をとり除くと種が出てくる。種まきでは、果肉を取り除いてすぐの乾燥しない状態の種を使う。

適期の6月~9月頃に種まき用の培養土や鹿沼土などの土に種をまき、軽く覆土する。用土が乾かないように管理すると、2週間~1ヶ月ほどで発芽する。

ミラクルフルーツは自家結実性なので1本で実がなるが、生長が遅く、実ができるまでに5年~10年ほどかかるため、実のついた苗を購入するのもおすすめだ。

② 苗の植え付け方

ミラクルフルーツの植え付けは、5、6月頃が適しているとされる。6号~8号の鉢に、水はけのよい酸性用土を用意して植え付け、日当たりのよい場所で管理する。

③ 水のやり方

高温多湿を好むため多めに水やりしよう。特に夏場および結実している時期は朝夕たっぷりと。冬場の気温15℃以下の日は、根腐れ防止のため、土の表面が乾いた時に控えめに与えるとよい。

④ 肥料のやり方

春~秋に、チッ素、リン酸、カリの三要素を等量にした肥料か、リン酸分がやや多めの有機質肥料などを規定量で置き肥する。生長が止まる冬場は与えなくてよい。

3. ミラクルフルーツの育て方(温度・日照管理と収穫)

① 日照管理

ミラクルフルーツは日当たりのよい場所と高温多湿を好み、春から秋までの時期は、日当たりの良い屋外で育てる。真夏の直射日光は葉を痛めることもあるため、直射日光の厳しくない場所に置こう。季節が移り、最低気温が15℃以下になる頃には、室内の日当たりの良い場所に移す。20℃~30℃の生育適温を維持することができれば、一年を通して開花、結実できる。

② 温度管理

ミラクルフルーツは原産国が南アフリカで熱帯の植物であるため、生育適温は20℃~30℃、栽培は温暖な環境が必要となる。

日本で栽培する場合は、冬場でも20℃前後を保てると比較的良い状態で育てることができるとされている。低温になればなるほど生育はしづらくなり、一般的に10℃を下回ると枯れやすくなる。

③ 植え替え

根詰まりすると生育が衰えるため、若い株は1、2年に1度、成株は2、3年に1度を目安に鉢のサイズを1号ずつ上げて植え替えるようにしよう。多少根詰まり気味のほうが、開花しやすくなる。逆に株に対して鉢が大きすぎると失敗することも多いという。

④ 果実の収穫

ミラクルフルーツは自家受粉のため、5月~10月の開花中に軽く木を揺すり受粉しやすくすると良い。

収穫時期は、一般的には6月~11月。果実が赤くなってから1週間ほどで収穫できる。収穫後は、冷凍保存することで効果を保つことが可能だという。

結論

ミラクルフルーツは酸味のあるものが甘く感じるようになるため、ダイエットにも注目されているフルーツだ。その効果は、冷凍保存しておかないとなくなるため、甘味誘導を活用したい場合は自宅で栽培してみてはいかがだろうか。
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