1. ネジ穴を安く埋めるには100均アイテムを使おう
壁に開けてしまったネジ穴を防ぎたいが、できれば費用はかけたくない。そんな時、できるだけコストをかけずにネジ穴をふさぐにはどのような方法があるだろうか。
ネジ穴を補修する材料を100均で探そう
ネジ穴をふさぐ際には、穴埋め用のパテを利用すると簡単にふさぐことができる。パテは穴だけでなく壁にできたひび割れなどの補修もできるので、ちょっとした隙間の補修用に1本用意しておくと便利である。小さな補修用のパテであれば100均で購入することも可能だ。
パテには、タイルの目地を補修するもの、木材の穴埋め用の色のついたもの、耐水性があり水回りに使用できるものなどさまざまな種類がある。100均にもいろんな種類のパテがあるので、費用を安く抑えたい場合や補修箇所が小さい場合には、まずは100均でパテを探すことをおすすめする。
パテには、タイルの目地を補修するもの、木材の穴埋め用の色のついたもの、耐水性があり水回りに使用できるものなどさまざまな種類がある。100均にもいろんな種類のパテがあるので、費用を安く抑えたい場合や補修箇所が小さい場合には、まずは100均でパテを探すことをおすすめする。
2. 木材のネジ穴を復活させよう
カーテンを開け閉めしたり、タオルの使用を繰り返したりしために、壁や木材の柱に開けたカーテンレールやタオル掛けのネジ穴が大きくなり、グラついてしまった経験はないだろうか。ネジの場所をずらして止め直すという方法もあるが、位置がずれることで不都合が生じる場合もあるだろう。ネジを一回り大きなものに交換する方法もあるが、壁や木材側ではなく、カーテンレールやタオル掛け側のネジ穴にネジが入らなくなってしまうことも考えられる。
もし、ネジを差し込んでいる箇所が木材の場合は、ネジ穴に爪楊枝を差し込んでネジ穴を復活させる方法があるので紹介しよう。
もし、ネジを差し込んでいる箇所が木材の場合は、ネジ穴に爪楊枝を差し込んでネジ穴を復活させる方法があるので紹介しよう。
木材のネジ穴の復活方法
【準備するもの】
・爪楊枝
・木工用ボンド
・ドライバー
・ニッパー
【手順】
1.ネジ穴からネジを外す。
2.爪楊枝の先に木工用ボンドをつける。
3.ネジ穴周辺にボンドがつかないよう注意しながら爪楊枝をネジ穴に差し込む。
4.柱などの木材に対して平らになるよう爪楊枝をカットする。
5.ネジ穴が大きい場合は爪楊枝を追加する。
6.ボンドが乾いたら元のネジを差し込んでネジ止めする。
この方法は木材の場合に使える方法であり、石膏ボードには使えないので注意してほしい。
・爪楊枝
・木工用ボンド
・ドライバー
・ニッパー
【手順】
1.ネジ穴からネジを外す。
2.爪楊枝の先に木工用ボンドをつける。
3.ネジ穴周辺にボンドがつかないよう注意しながら爪楊枝をネジ穴に差し込む。
4.柱などの木材に対して平らになるよう爪楊枝をカットする。
5.ネジ穴が大きい場合は爪楊枝を追加する。
6.ボンドが乾いたら元のネジを差し込んでネジ止めする。
この方法は木材の場合に使える方法であり、石膏ボードには使えないので注意してほしい。
3. 石膏ボードのネジ穴を復活させよう
ネジを差し込んでいる場所が石膏ボードの場合はどのような方法があるだろうか。
石膏ボードとは
石膏ボードとは、石膏を芯材としてその両面を石膏ボード用の原紙で被覆したものである。石膏ボードに使用される石膏は硫酸カルシウムでできており、耐火性、遮音性、工事のしやすさなどから、現在は多くの建物の壁や天井に使用されている。
石膏ボードの壁は、基本的に壁紙で覆われているため、見ただけでは判別できない。そこで、石膏ボードかを知るためには、画びょうなどのピンを差してみよう。白い粉がついてくれば石膏ボードの壁だということになる。開いたネジ穴を確認すれば、石膏ボードか木材の壁なのかは判別できるだろう。
石膏ボードの壁は、基本的に壁紙で覆われているため、見ただけでは判別できない。そこで、石膏ボードかを知るためには、画びょうなどのピンを差してみよう。白い粉がついてくれば石膏ボードの壁だということになる。開いたネジ穴を確認すれば、石膏ボードか木材の壁なのかは判別できるだろう。
専用のパテを使って石膏ボードのネジ穴を復活させる方法
石膏ボードでできた壁は木材の壁に比べて崩れやすいという特徴がある。そこで、石膏ボードの壁に開けたネジ穴を復活させるためには、専用のパテを利用するとよいだろう。
石膏ボードのネジ穴の復活方法
【準備するもの】
・石膏ボードの壁用パテ
・千枚通し
・カッター
【手順】
1.ネジを抜いた壁表面をカッターでならしてキレイにする。
2.千枚通しを使いネジ穴内部の粉を掃除し、貫通していない場合は貫通させる。
3.石膏ボードの壁用パテをネジ穴にゆっくり注入する。
4.パテの説明書に記載のある時間放置する。
5.乾燥後、はみ出している箇所はカッターでキレイに削り整える。
6.埋めたネジ穴の中心にネジ先端を当ててゆっくり締め付ける。
この方法は基本的な補修方法なので、実際に補修する際は使用するパテの説明書を確認して製品ごとに決められた方法で使用してほしい。
・石膏ボードの壁用パテ
・千枚通し
・カッター
【手順】
1.ネジを抜いた壁表面をカッターでならしてキレイにする。
2.千枚通しを使いネジ穴内部の粉を掃除し、貫通していない場合は貫通させる。
3.石膏ボードの壁用パテをネジ穴にゆっくり注入する。
4.パテの説明書に記載のある時間放置する。
5.乾燥後、はみ出している箇所はカッターでキレイに削り整える。
6.埋めたネジ穴の中心にネジ先端を当ててゆっくり締め付ける。
この方法は基本的な補修方法なので、実際に補修する際は使用するパテの説明書を確認して製品ごとに決められた方法で使用してほしい。
結論
ネジ穴は、それほど大きな穴ではなくても気になるものである。使用しなくなったネジ穴だけでなく、使用中のネジ穴のぐらつきが気になる場合もあるだろう。そのような時は、今回紹介した内容を参考にネジ穴を補修し快適な毎日を過ごして欲しい。
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