1. 階段に貼るだけ簡単。滑り止め用テープとは?

家の中に階段があるならば、転倒事故を防ぐために滑り止めの対策を早めに打っておくことをおすすめする。ただ、リフォームするには時間もお金もかかるので、二の足を踏んでしまうこともあるだろう。しかし市販のグッズを取り入れれば手軽に滑り止め対策ができるのだ。
まず階段の滑り止めグッズとして一番手軽なものが滑り止め用のテープだ。階段ステップの一番手前にテープ状の滑り止めを接着するだけである。テープ幅も5cm以内のものがほとんどなので、インテリアを邪魔することもないだろう。以下に滑り止めテープを選ぶ際のポイントを挙げよう。
まず階段の滑り止めグッズとして一番手軽なものが滑り止め用のテープだ。階段ステップの一番手前にテープ状の滑り止めを接着するだけである。テープ幅も5cm以内のものがほとんどなので、インテリアを邪魔することもないだろう。以下に滑り止めテープを選ぶ際のポイントを挙げよう。
- 室内用
- 肌触りのよい柔らかい素材
- 蓄光タイプ
選び方のポイントはまず屋内用の滑り止めテープを選ぶことだ。基本中の基本だが滑り止めテープには屋内用、屋外用があるため間違えないように注意しよう。また滑り止め効果を優先して、肌触りのよくないものを選ぶのは避けよう。室内では裸足や薄手のストッキングなどで歩き回ることも多い。柔らかい素材を選ぶようにしておけば、素肌への不快感やストッキングやタイツ、靴下を傷めることも防げるだろう。
また早朝や夜間の、足元が暗い階段の上り下りには、蓄光材を使っているタイプがおすすめだ。蓄光タイプはその名のとおり光をため込むもので、一定時間、光が当たる場所でなければ効果を発揮しない。この点は注意が必要だが、基本的に光は日光でなくても蛍光灯の明かりでも問題ない。
また早朝や夜間の、足元が暗い階段の上り下りには、蓄光材を使っているタイプがおすすめだ。蓄光タイプはその名のとおり光をため込むもので、一定時間、光が当たる場所でなければ効果を発揮しない。この点は注意が必要だが、基本的に光は日光でなくても蛍光灯の明かりでも問題ない。
2. 滑り止めマットを選んで、ついでに階段の模様替えも

階段の滑り止めでテープのほかに思いつくのは、滑り止め用のマットではないだろうか。マットタイプは階段のステップを広範囲に覆うので滑り止めテープより、さらに滑りにくい。以下に階段用滑り止めマットの選び方のポイントを挙げよう。
- 丸洗い可能
- ズレにくい
- 好みのデザイン
階段は人が頻繁に通る場所なので、ホコリやゴミがたまりやすい。さらにマットを敷くと足の裏の汚れなども付きやすくなり余計に汚れが目立つ。そこで階段の滑り止めマットは簡単に丸洗いできるものがおすすめだ。滑り止めマットを定期的に洗えば、素足でも気持ちよく過ごせるだろう。ただし両面テープで接着するタイプの場合、丸洗いすると接着力が弱まってしまう可能性がある。おすすめは床に置くだけでぴったりと吸着し、ズレにくいものだ。このタイプであれば洗濯をしても粘着力がほとんど変わらないので安心だ。
また、機能面だけでなく、見た目の配慮も必要だ。広範囲を覆うマットタイプは存在感があり、階段インテリアの雰囲気を大きく変えてしまう可能性がある。家全体のインテリアや、階段の床材、壁の色などになじむ違和感のないものを選ぶようにしよう。マットを変えるだけで、階段まわりのプチ模様替えにもなるので季節に合ったマットに交換するなど、定期的にマットの模様替えを楽しんでもいいだろう。
また、機能面だけでなく、見た目の配慮も必要だ。広範囲を覆うマットタイプは存在感があり、階段インテリアの雰囲気を大きく変えてしまう可能性がある。家全体のインテリアや、階段の床材、壁の色などになじむ違和感のないものを選ぶようにしよう。マットを変えるだけで、階段まわりのプチ模様替えにもなるので季節に合ったマットに交換するなど、定期的にマットの模様替えを楽しんでもいいだろう。
3. DIYするならこんな階段用滑り止めがおすすめ

DIYが好きな人であれば、階段の角(ふち)に取り付けるシートタイプもおすすめである。階段の踏み板の直角部分を覆うように取り付けるものが一般的だ。接着剤やビスなどで固定できるタイプがある。ホームセンターや通信販売で好みの長さにカットしてもらえる場合もあるので購入の際は確認しよう。以下が角に取り付けるシートタイプを選ぶ際の主なポイントである。
- コーナーガードにもなる
- 蓄光タイプ
- ビス止めができる
コーナーガードタイプは滑り止め効果だけでなく、階段ステップの角を覆っているので、万が一足を踏み外して転んでしまっても、転倒時の当たりを和らげてくれる。また、コーナーガードとして設置する場合もテープやマットと同様に、蓄光タイプがおすすめだ。蓄光素材によっては、10~15分程度しか光らないものもあれば、5時間以上発光するものもあるので、そのあたりも購入のポイントとして押さえておきたい。
接着方法はさまざまなタイプがあるが、DIYに慣れている人であれば、テープなどの接着剤に加えてビスで固定すればさらに外れにくくなり、安心である。DIYといっても意外と簡単にできるので、階段DIYで階段の安全性と住まいの充実度を高めてみてはいかがだろうか。
接着方法はさまざまなタイプがあるが、DIYに慣れている人であれば、テープなどの接着剤に加えてビスで固定すればさらに外れにくくなり、安心である。DIYといっても意外と簡単にできるので、階段DIYで階段の安全性と住まいの充実度を高めてみてはいかがだろうか。
結論
階段の滑り止め対策といえば、手すりの設置などのリフォームを真っ先に思い浮かべるかもしれない。しかし今回紹介したグッズを取り入れれば、大がかりな工事なども必要なく、道具さえ揃えばその日のうちに滑り止め対策が完了する。階段は家の中で転倒事故が起こりやすい場なので、まだ何も対策をしていないのであれば、できる方法から早速取り入れてみよう。