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【意外と難しい食器選び】無難…それが落とし穴。白丸皿の恐怖

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:東京農業大学 醸造科学科 教授 前橋健二(まえはしけんじ)

2019年11月12日

使い勝手が良さそうだからと、選びがちな白くて丸い皿。とりあえず食器を揃える際、もっとも選ばれることが多い皿だろう。しかし実際料理を盛りつけてみると、なんだか微妙…。ということはないだろうか。シンプルで無難…実はそれが落とし穴になることもあるのだ。

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1. 白丸皿の落とし穴

あなたがもしもレストランのシェフをしていて、さまざまな料理を出す必要があるならば、白丸皿をたくさん揃えておく必要があるかもしれない。料理のプロなら盛り付けもプロ。彩り豊かな付け合わせも、用意してあることだろう。それらの味と見た目を引き立てるためには、白くてシンプルな丸皿が最も適しているという選択は多いにありだ。

しかし、普段の食卓で使う場合はどうだろう。毎回の食事のたびに、彩りや盛り付けを考えた付け合わせや副菜まで作る手間はとれない。たいがいの場合は、作った料理を器にそのまま盛るというシンプルな盛り付けのみだろう。彩りで青菜やネギを散らす、ということもしないことがほとんどではないだろうか。家はレストランではない。それで十分だ。

そんな素朴な家ごはんを無難な白丸皿に盛った場合、正直素敵な見栄えにはならないのは仕方がない。

2. 白なら形で変化を

とはいえ、白はどんな色の料理も引き立ててくれる便利な色。いくつか持っておくと、さまざまな料理に使える。

それでは、ただ盛っただけで様になる白い器とは?家庭で使う白い器を選ぶ際、少しニュアンスのあるものを選ぶと良い。ライン入りやフチにレリーフのあるもの、楕円や四角、少し深さがあるものなど、形に変化があるものもいいだろう。

ただの白い器も、ちょっとしたニュアンスや形状の違いがあるだけで、シンプルに盛っただけの料理を引き立てつつ、殺風景になりすぎないような視覚的効果が期待できる。

3. 意外と使える色物

合う料理を選びそうで購入を迷いがちな色物の器だが、実際に使ってみると意外とどんな料理に合わせやすく、食卓の演出もしやすい。日々の食卓で使いやすい色を紹介する。

料理が映える黒系

白と並び、どんな料理にも合いやすいのが黒だ。濃い茶色や紺なども同様のことがいえる。

お肉の赤や緑黄色野菜の鮮やかな色など、強い色の料理に合うかと思えば、白いポタージュや白和え、豆腐料理など白っぽい料理を盛ってもコントラストで美しく見せてくれる。

和洋使える青系

そして実は使いやすい色が青系。白い素地に青の顔料で絵付けしたような和食器が、実家にもあったのでないだろうか。青い器は日本人が古くから使ってきた器のひとつ。いつもの和のおかずとの相性もばっちりだ。

実は洋食器にも多いのが青い色。世界的にもよく使われてきた色なのだ。青い食材というのはほぼないため、食材の色とバッティングしないのも選ばれてきたポイントかもしれない。とくに赤や緑の料理とよく合い、イタリアンの定番トマト料理にもぴったりだし、サラダのグリーンもよく映える。

ナチュラルな印象の茶系

素朴な料理をよく作るなら、茶系~褐色のナチュラルな食器を揃えておくと出番が多いはず。素材を活かした和食ベースの料理など、雰囲気や味わいをそのままイメージさせてくれる食卓を演出できる。

4. 材質にもこだわろう

私たち日本人にとって、器は手に持って使うことが多い。持った時の感触なども大切だ。

また材質によって、見た目の印象も違ってくる。同じ白い器でも、ツヤのある磁器からは高級感やクールな印象を受けるし、ザラっとした陶器の場合はナチュラルで素朴な印象を受ける。

また少しニュアンスのある材質の器を選ぶと、それだけで食卓に味わいや奥行が生まれる。どんな料理をよく作るのか、どんな食卓が好みなのかによって、材質にも気を付けて選んでみよう。

結論

実際にいろいろな器を使ってみると、無難だからと選んだ白丸皿より、形や色、素材がさまざまな器のほうが出番の多いことに気がつくはず。気になった器はとりあえず手で持ってみて、しっくりきたら購入してみよう。盛ってみると、意外とどんな料理にも合ってしまうことも多いはずだ。

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