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【段ボールのしばり方】簡単で崩れにくい方法を写真も交えて紹介!

【段ボールのしばり方】簡単で崩れにくい方法を写真も交えて紹介!

投稿者:ライター:渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年9月30日

段ボールの簡単なしばり方を写真とともに解説する。段ボールをひっくり返さずに済む「十字しばり」や、より強固に結べる「キの字しばり」のほか、紐を使わない方法と注意点、保管方法などもお伝えする。段ボールが上手にしばれずストレスになっていた方は、ぜひ本稿を参考に簡単なしばり方をマスターしてほしい。

  

1. ダンボールの縛り方は十字縛りかキの字結びがおすすめ

さっそく段ボールのしばり方を解説していこう。基本となるのは「十字しばり」である。十字しばりというと途中でひっくり返す方が多いかもしれないが、本稿で紹介するのは「ひっくり返さずに済む」簡単なやり方だ。段ボールの量が多いときや、新聞紙あるいは雑誌などをしばるときにも便利なのでぜひ覚えておこう。

1.紐で「4の字」を作る

このとき、紐はまだ切らないほうがあとから調整できる。

2.紐がクロスしている部分に段ボールの中心がくるようにのせる

できる限り段ボールの大きさなどをそろえておくとやりやすい。

3.輪を持ち上げ、横から出ている紐を通す

ここまでくればあとひと息だ。

4.「3」で通した紐と下から出ている紐を結べば完成

以上であっという間に十字しばりが完成する。

2. 段ボールの崩れにくいしばり方|キの字しばり

続いて「キの字しばり(キの字結び)」を解説する。こちらは十字しばりよりもやや難易度が上がるが、より崩れにくいという利点がある。大きさがバラバラの段ボールをまとめてしばるときなどに知っていると便利だ。

1.段ボールの長辺1/3あたりの位置に下から紐を通す

まずは写真のように、長辺の1/3あたりのところに紐を通す。

2.紐を交差させて引き締める

交差させて上下にギュッと引き締める。

3.上の紐を、長辺のもう一方の1/3付近に下から通す

もう一方の1/3あたりに下から通す。

4.交差させて引き締める

同じように交差させて引き締める。

5.段ボールを裏返す

次に段ボールをひっくり返す。

6.上の紐を横の紐の上へ通したあと、下をくぐらせる

上に出ている紐を、横の紐の上から通す→下をくぐらせる→下へ引き締める。※この手順から段ボールの上下が逆になっているが、紐の位置だけ参照していただければできる。

7.もう一方も同様に

同じ要領で、横の紐の上から通す→下をくぐらせる→下に引き締める。

8.下の紐と結べば完成

最後にしっかり結べば完成する。

3. 段ボールのしばり方は新聞紙や雑誌にも応用できる

段ボールの「十字しばり」あるいは「キの字しばり」といったしばり方は、新聞紙や雑誌をまとめる際にもおすすめだ。たわみがあると崩れてしまうことがあるため、段ボールと同様に正しいしばり方を知っておくとともに、しっかり結ぶことを心がけよう。十字しばりをはじめとするロープワークを知っていると、ご家庭内の片付けはもちろん、アウトドアなどで役立つこともある。難しくはないので、ぜひこれを機にマスターしてしまおう。

4. 紐を使わない段ボールのまとめ方と注意点

紐を使わずに段ボールをまとめる方法もあるが、それには注意点もあるので覚えておこう。

粘着テープ

紐よりも手軽に、かつ強固に段ボールをまとめることができるのが粘着テープを使う方法だ。クラフトテープよりも、養生テープやガムテープなどがよいだろう。ただし段ボールの下側を通すのが非常に困難なため、一度裏返すといった手順が必要になることが多い。大量にあるときは小分けにするなど工夫しよう。

結束バンド

ホームセンターなどで手軽に手に入る結束バンドも、段ボールなどをまとめるのに便利である。強固なので持ち運びの最中も崩れる心配がほとんどない。

ハンディラップ

片手で持ちながらクルクルとラップフィルムを巻いていくことができる便利なアイテムだ。ただし、しっかり巻くにはそれなりの量(長さ)が必要になる。幅10cm×長さ150mで1,000円オーバーなどという商品が多いため、段ボールが大量にある場合はコスパが低いかもしれない。

処分する際は自治体のルールを必ず確認しよう

自治体によっては段ボールなどを処分する際、紐以外はNGとしているところもある。うっかりルール違反してしまわないよう、事前に必ず確認しておこう。

5. まとめた段ボールの保管方法は?

段ボールや新聞紙、雑誌などは回収日までご家庭で保管することになる。散乱してしまうのを防ぐには、次のような方法がおすすめだ。

「段ボール収納ラック」や「段ボールストッカー」が便利

大きさの異なる段ボールはとくにバランスが悪く、そのまま壁などに立てかけておくと倒れてしまうことがある。そんなときは段ボールを収納できるラックあるいはストッカーと呼ばれるアイテムを使うのがおすすめだ。崩れる心配もないし、AmazonなどのECサイトで手軽に入手できる。段ボールのほか新聞紙や雑誌をまとめて保管しておけるものもある。段ボールはとくに、ある程度大きさをそろえてからしばったり保管したりできるよう、ハサミやカッターを用意しておくとよいだろう。

「ごみ袋」や「大きめの段ボール」に入れておくのもアリ

段ボールのサイズにもよるが、90Lのごみ袋で10〜20枚程度、45Lでもその半分程度は入れておける。あるいは段ボールがいくつもある場合、1箱だけは解体せずに残しておきストッカーとして利用する方法もある。手間も費用もかからないのでおすすめだ。

6. 段ボールのしばり方を覚えておこう

段ボールのしばり方はいろいろあるが、本稿で紹介した十字しばりとキの字しばりの2パターンを覚えておけば、さまざまな場面で活用できるはずだ。ぜひこの機会に覚えておこう。なお大量にある段ボールを一度でまとめようとすると、持ち運ぶ際に重すぎてバランスを崩すといったおそれもある。あとのこと(持ち運ぶことなど)も考えて量を調整するなどしてほしい。

結論

段ボールを上手にしばるには、ある程度大きさをそろえておくことが大切だ。ハサミやカッターなどで形をそろえてから十字しばりあるいはキの字しばりでまとめよう。段ボールが大量にあるときは、いちいち大きさをそろえるのが面倒かもしれないが、苦労してしばったあと持ち運びの途中に崩れてしまうよりは断然よいだろう。
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  • 公開日:

    2019年11月26日

  • 更新日:

    2021年9月30日

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